今週の『GIANT KILLING』#20
2007.05.31 20:57
やばい。
今週は、すっごい鳥肌立ちました。
モーニングをまだチェックしてない方(もしくは、単行本のみで読んでる方)は、ここで知るよりは、ご自身で読まれた方がいいんじゃないかと思います。
先週号で、ヴィクトリーに逆転を許してしまったETU。
直接2失点に絡んでしまった椿は、完全に茫然自失の状態に・・・。
"ここで下向いてるような奴には フットボールの神様は微笑まねぇ"
とは、失点後の選手たちの様子を観察していた達海の言葉。
この時点で、椿はこの試合の復活は無理そうです。
・・・となれば、そこで、村越の出番です!
茫然自失する椿を見て、チーム全体としてどうすればいいかということを、考え始める村越ですが、#06での達海との会話・・・
"だからキャプテン外すんだよ"
の言葉を思い出し、"それでも勝てる自分の武器"、今自分にできることは何かを探しながら、諦めないで戦います。
そして、ハーフウェーライン手前で、相手ボールを奪った村越は、一瞬相手ゴールを見つめ、そこから自らドリブルで持って上がっていきます。
堅実なプレーを信条とする村越が、ここでドリブルを選択するということは、誰もが驚く意外性のあるプレーだったようです。(確かに、王子へとシンプルにパスをつなぐってイメージがあります)
そのまま中央をドリブルで駆け上がっていく村越。
王子とのワンツーをはさんで、さらにドリブルでゴールに向かってドリブルしていきます。
誰へラストパスを出すのか・・・
警戒するヴィクトリーのゴールキーパーですが、
村越が選択したプレーは、ラストパスではなく・・・
渾身の力を込めたシュート!
そのボールは、キーパーも反応することができず、ゴールへと吸い込まれETU同点!
そして、心の底から叫び狂う村越のシーンで今週はおしまいです。
※※※
とにかく、今週は村越です!
この村越がドリブルで駆け上がって、ゴールを決めるまでの一連の流れが、本当に鳥肌立ちまくりでしたねー。
特に、達海の"村越打て!!"のセリフは、達海と同じぐらい自分も感情移入しながら読んでました。リアルサッカー見てるときも、こういう感情ってありません?(笑
最後のページの村越の雄たけびは、彼の達海が監督に就任してからのあらゆるもやもやを吹き飛ばすような、すべての想いが集約されてるものだなぁって感じました。
キャプテンという重圧から解放され、自由にプレーし始めた村越の今後が楽しみです。
けど、まだ20話の段階(シーズンも始まってないストーリーの序盤)で、ここまでドラマティックな話を見せてしまうのは、少々早すぎなような気も・・・(^^;
きっと、この先にも、もっと私たちをワクワクさせてくれるドラマティックな話を見せてくれると思ってはいますけど、尻すぼみな展開になってしまわないか、ほんのちょっとだけ心配だったりもします。
それから、椿については、さすがに、1試合に2度目だと、今までの彼の性格的な部分を見ても復活は無理かな。まぁ、村越みたいに、またどこかで蘇ってくれることでしょう。
さて、試合は同点になったわけですが。
この先の展開をどう見せるか、ここは物語の腕の見せ所だと思います。
どうなるのかは分かりませんが、来週のお話にまた期待したいです。
※※※
これは余談ですが・・・。
"村越打て!!"のところに、感情移入したと書きましたが、あれはレッズファンの管理人としては、個人的に'04の2ndステージ3節のジュビロ戦で、長谷部が終了間際にドリブルシュートを決めたとき、なんとなくあのときのシーンが浮かびました。
(参照YouTube動画:http://www.youtube.com/watch?v=NHVt1FbaG7o)
あの試合、結果を耳に入れないで録画で見たんですけど、
"ハセ、打てーーー!!"
と、深夜にもかかわらず、思わず叫んでしまい、親に文句言われた記憶があります。今でもあのシーン見ると、そのときの記憶が鮮明に蘇ってきて、鳥肌立ちますね。
タグ : GIANT-KILLNG
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