今週の『GIANT KILLING』#19
2007.05.24 21:52
ヴィクトリーとのプレシーズンマッチの後半30分。
選手交代のシーンから、今週はスタート。
交代は、
14番丹波がアウトで21番矢野がイン。
20番世良がアウトで9番(名前分からん)がイン。
左アウトサイドとFWがそれぞれ入れ替えって感じです。
矢野は、紅白戦で椿から出たパスに追いつけなかった選手です(笑
後半残り15分を残して、早々に交代枠を使い切ってしまった達海。
それは、"勝ちたい!"っていう気持ちを、どれだけフィールド上で表現できるか、チームがこの先強くなる上で一番大切なものを見極めるため・・・。
しかし、ETUも頑張って戦ってはいるものの、王者ヴィクトリーに対して、あらゆる地力の差が如実に出てきてしまいます。
・・・そして。
素早いパス回しから持田にボールが渡ります。
持田は、味方とのワンツーで、一瞬にしてマークについていた椿を振り切りペナルティエリアへ。
椿も、達海の期待に応えるため、強い気持ちを持って、振り切られた持田を追いかけていきますが・・・
そこから持田は、FWへのパスではなく、自らドリブルで切り込んでいくことを選択。黒田を抜き、キーパー緑川と1vs1になったところで、持田は飛び出してきた緑川の頭上を越すループシュート!
ですが、持田のキックはやや短く、ボールをキャッチしようと緑川は動き出すが・・・
なんと、皮肉なことに、諦めずにボールを追いかけてきた椿と接触。
そのボールは、転々とゴールの中へ。
ヴィクトリー逆転。
というところで、さて、それからどうなりますか・・・
以下次号です。
あぁ、椿・・・。
前半のミスもあり、それを取り返すため、必死にボールを追いかけたことが、皮肉な結果を生むことに。理不尽ではあるけど、これもまたサッカーですよね。
この接触のシーン、ちょっとゾクッとくるものがありました。
一度ならずも二度までも、失点に絡んでしまった椿。
ここで、再び強いハートを持って、同点そして再逆転へと向けて、立ち上がっていけるのかが、次号の見所でしょうか。
もう一度、キャンプの夜のことを思い出して、立ち上がってほしいって気持ちは個人的にはありますが、作品を長い目で見るとするなら、ここで突き落としてしまうって展開もアリかもなぁなんて思ったりもしたり。
今週も、普通に面白かったです。
達海がETUを再生させるために、目先の勝利ではなく(決して、安易に作戦を駆使して勝たせようとするのではなく)、長いスパンで考えてしっかりと行動しているところが、すごくいいです(そういう考えを持ってることは達海自身が発言してますけどね)。
それは、"ジャイアント・キリング"という言葉の持つ魅惑さからは、少々外れている感もありますけどね。
だけど、サッカーの本質的な部分を、しっかりと描こうとしているこの作品は、私を熱くさせてくれるし、好きで好きでたまりません。
作品が長く続いて、ETUがクラブワールドカップに出場する・・・なんてところまで行けば、真の"ジャイアント・キリング"を起こせる展開になるわけですから、そこはみんなで、『GIANT KILLING』を応援していきましょうと(笑
今週はそんなところかな・・・
あぁ、王子があからさまに守備をサボってるシーンがあって、笑ってしまいました。
持田がドリブルしていくところを、ぼーっと突っ立っていて、その次のコマで、手を腰につけて優雅に歩いてたところが。王子は、それが許される存在なんでしょうね(笑
タグ : GIANT-KILLNG
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