今週の連載雑感(2011年1月24日~2011年1月30日)
2011.01.30 21:29
■ 今週の雑感リスト
- ANGEL VOICE
- LOST MAN
- コラソン ~サッカー魂~
- 振り向くな君は
- キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA
- うるとらスーパーさぶっ!!
※週刊少年サンデーで連載が始まった『BE BLUES!』に関しては、単独記事で書く予定なので、もう少しお待ちください。
□ ANGEL VOICE
ヒサシのロングスロー、すっげぇなー(笑
ライナー性で一気に届くヒサシのスローイン、なんか笑ってしまうほどすごいなと。扉ページの見開きの画は、なかなか良かったと思います。
GKを起点にしたカウンター・・・
これは、今後市蘭の大きな武器になっていきそうですね。
んで、二宮さんに渡ったボールは、シンゴが慌てて前に飛び出し過ぎるという失態をやらかしていましたが、それと同時に茂森くんが味方最終ラインの動きについていけずという失態もやらかしてくれたので(ハート云々もそうだけど、どこか“抜けている”ところが彼の弱点なんですねw)、フィニッシュまでの形に持っていけそうではあったのだけど、結局は茂森くんにクリアされてしまい・・・。
あのシーンは、どうなんですかね。
ギリギリのところで脚を伸ばした茂森くんの身体能力のすごさも確かにあるんですけど、あの位置でラストパスを狙うのは、ちょっと角度的にもパスの難易度的にも厳しいところだったような気もしました。
一番良かったのは、シンゴがもうちょっと縦に直線的に走るんじゃなくて、茂森くんから離れるようなフリーランニングができていればと思うんでが・・・、シンゴにそのレベルを求められるのはもう少し先の話なのかもしれません。
ただ、市蘭はコーナーキックのチャンスを得たということで、誰にも邪魔することができないキヨハルからのセットプレーのチャンス。
キヨハルのキックは、シンゴがファーサイドをめがけて蹴られたようですが、正直、真っ向勝負でシンゴが茂森くんに勝つのは難しいと思います。そのあたりは、言われんでもキヨハルもわかっているはずで・・・、となれば、あのキヨハルのキックには一体どんな意図が込められているのか。そのあたりは、来週号を楽しみにするとしましょう。
□ LOST MAN
チャーチルの誤算・・・
今回の話につけられたタイトルが、そのすべてを物語っていますね。
というか、普通に信じられるわけがないですもんねぇ。
その背後に何があったかはともかく、生粋のユニオンっ子が、唐突にタウンへの移籍の意志を示すなんてね。その話が持ち上がること自体、ジョークレベルにも満たないことのはずなのに・・・。
でも、話としては、すごく面白いと思います。
当て馬のためのマツモトだったはずが、その実力が想定以上のものでユニオン側からすれば好運の極みだったはずが、マツモトの力があまりに大きかったがゆえに、それが皮肉を生むことになるんですから。
シンプソンとしては、親友との仲を取り持ってくれ、過去の呪縛から解き放ってくれたサカザキに対する恩義もあると思うけど・・・、やっぱり、それ以上にひとりのフットボーラーとしてマツモトと対峙したい、それが本心なんだろうと思います。
それが、たとえ、周囲を巻き込んでしまうとしても(現に、シスターと孤児院が危ない!)、もうシンプソンの心を止めることは誰にもできない。その覚悟を思うと、何とも言えない気持ちになってきます。
それは、サー・アリステアもそこのところは十分理解している。
だからこそ、珍しく感情を表に出すところを見せるも、最後はすんなりと引き下がっていったんだと思います。当て馬にした男の持つポテンシャルの大きさを痛感しながら・・・。
またひとつ、物語が動き始めた『LOST MAN』。
ここからどう展開されていくのか。
まぁ、マンチェスター・ダービーが次なる試合のテーマとなっていくとは思うんですが、また面白いものを私たちに見せてくれると思うので、来週以降が楽しみです。
そういえば、トニーさんっぽい容姿の人の名前が本当にトニーさんで吹いてしまいました。しかも、フリスビーって・・・(笑 けど、『LOST MAN』の中でネーミングが一番秀逸なのは、キムチソンだと思ってますが。
□ コラソン ~サッカー魂~
何とか1点を取るために、オーストラリアを相手にパワープレーを仕掛けていく日本代表。
『コラソン』の世界には、凌駕や醍醐みたいな選手がいるとはいえ、オーストラリア相手にパワープレーを仕掛けていくという展開は、これはこれですごいことですよね。
今週は、ひたすらに、1点を奪うため、全力を尽くして攻めていく、その力強い描写の数々が面白かったです。特に醍醐が見せる執念が熱かったです。
そして、凌駕ばりのエリア内での前進を見せ、PKを得た醍醐。
これは、緊張感が最大限になっていく展開だなぁ。
PKを蹴るのは、一番ありそうなのは中神なのかなって気がしますが、そのあたりも含めて、日本代表がPKから無事逆転ゴールを奪うことができるのか、来週号の展開が楽しみです。
□ 振り向くな君は
今週は、11人目のメンバー、GKとなる近藤留夏がチームに加わるエピソードが描かれていきました。
どんなに硬派なように見えても、女の子の存在ひとりですべてがひっくり返ってしまう・・・。まぁ、こんなもんさね(笑
これでメンバーがひと通り揃ったところで・・・、しつこいようですが、そろそろ試合を・・・。次回は、一挙2話掲載だそうでなので、まぁ、期待しています(笑
□ キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA
ロベルトが、仮に負けたとしても・・・と言ってましたが、どうだろう、これは何かフラグになるんでしょうかね? ここで本当にバルサが負けたら、陽一先生をちょっと見直してしまうかも(笑
まぁ、でも、最低限ドローにはなるんじゃないかと思ってます。個人的には。
今週は、下がろうとする翼くんを制止して、ボールを奪ってつなげたフォンセカさんがカッコよかった回でした。
で、ボールを受けた翼くんは、まずは同点ゴールへとつなげることができるのか。以下次週。
□ うるとらスーパーさぶっ!!
今週は、すべてアジア杯を戦う代表ネタでした。
コンノのコンノヤローが個人的にツボでした。
アジア杯は、見事日本代表が優勝を飾りました。
今の代表って、ワールドカップからの流れもありますが、一体感があって本当いいチームだなって思います。
しばらく先の話なりますが、これでコンフェデにも出られますしね、まだまだ伸びしろのある今のチームがこの先どのように成長していくのか楽しみです。まずは、7月のコパ・アメリカの戦いに期待です。
そして、さぶっの方でも、代表系のネタに期待してます。
本田様がアジア杯のMVPも取りましたし(けど、みんながそれぞれいいところを見せてた!)、そのあたりをどうネタとして昇華させていくのか楽しみなところであります。
コメント
メンタルの「弱さ」
コメントありがとうございます。
そんな茂森くんを習志野実業の監督さんは我慢して使うんだから、
その秘めたるポテンシャルはかなりのものということですよね。
もし、この試合で何かが覚醒してしまうとしたら、
厄介なことになってしまうかもしれません。
(その反面、覚醒したどんな風になるんだろうと興味もありますがw)
けど、今の段階なら、まだ付け入るスキがあると思うので、
キヨハルがあえてファーサイドにあげたコーナーキックにどのような意図があるのか、
そのあたりは来週号を楽しみにしたいと思います。
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茂森君は確かに「抜けている」…というか決定的にメンタル面に問題があるようですね。
一回のミスで「自分のせいだ、何とかしなくては…」と気ばかり先走ってしまい、自滅してしまう…そんな弱気さが監督さんの言う弱点のような気がします。最終ラインを乱してしまったのも、裏を取られるのを怖がってしまいラインを高く保つ勇気がなかったということでしょうね。
シンゴがもっとクレバーな選手なら出し抜けるスキはありそうですが…それをシンゴに求めるのは難しい…
でもキヨハルがわざわざシンゴのサイドに上げたのはそういう茂森君の弱さが分かっているからではないかなあと。ひょっとしたらシンゴが決める展開もあるかも?