今週の連載雑感(2010年11月8日~11月14日)
2010.11.14 23:30
■ 今週の雑感リスト
- ANGEL VOICE
- コラソン ~サッカー魂~
- 蹴児
- うるとらスーパーさぶっ!!
すみません、パソコン環境は整ったのですが、私個人の環境がいろいろ整ってないところがあって、今週は更新なしでしたが今週もやや規模を縮小して更新していきます。
今、個人的に結構いっぱいいっぱいな状況で、全体的に縮小気味となってしまうかもしれないですが、よろしくお願いします。
□ ANGEL VOICE
自分の力を解き放ち始めたというか、自分のためにプレーし始めたというの方がより正確なのかな今のキヨハルの場合は。
キヨハルがそうできるようになったのは、先週号でもメンバー同士が話し合う描写がありましたが、他のメンバーたちが自立してやっていけるようになったというか、キヨハルが自分のためにプレーできるチーム環境になったと判断したから。つまりは、ワッキーの言う通り、キヨハルが彼らを認めたからに他ありません。
そういうちょっとしたワッキーたちの視点からの話だけでも、話としてはとても良いものだと思うのですが、それよりもさらに上積みした面白さを見せてくれるのがエンボイという作品。
キヨハルの忸怩たる思いを描いた部分が、また素晴らしかったと思います。
チームのために周りを使うプレーを中心にプレーしてきたキヨハル。
でも、そのことによって、いつの間にかドリブラーとしての感性が鈍ってしまっていたことに気付く。
その感性ってのが、トッププレイヤーには、とても大切な要素なんだと思うんです。実際のサッカー選手に関してもそう。
まず、自分で勝負に行くという、ドリブラーとしての感性を研ぎ澄ますところから始めるキヨハル。 そうしておかないと上のレベルでは通用しないし、持っていたはずの感性が錆ついて引き出すことすらできなくなってしまう、最近の抑えたプレーによって自分がそうなってしまうことにすごく危機感を持ってますよね。その様子が前面に押し出され、プレーしていく迫力のある描写が良かったと思います。
まぁ、シンゴは涙目かもしれないですが(笑
けど、そういうのって、実戦じゃないと磨かれていかないところだと思うので、それはまぁしょうがない。これも、船学に勝つため。
そう、キヨハルは自分のためにプレーし始めたけど、結局それは市蘭のチーム力アップとして跳ね返ってくることなんですよね。
ほとんどが初心者という状態から始まった新生市蘭サッカー部ですが、順調に成長を続け、いよいよチームとしての最終ステップに足を踏み入れ始めたって感じでしょうかね。
ここから市蘭サッカー部は、私たちに何を見せてくれるのか。
またワンステップ成長した彼らの今後に期待したいですね。
□ コラソン ~サッカー魂~
後半がキックオフ。
オーストラリアも引いて守ることはせず、両者の意地と意地とがぶつかり合う展開となっていきそうですね。
ゲーム中のアクシデントとはいえ、GK・長谷川に怪我をさせてしまった崎谷が、前号のヘルマンの檄を受け、再び走り出していく描写が良かったですね。先週号のヘルマンの言葉も含めて。
果たして中神から崎谷へパスが送られサイド攻撃を仕掛けていくのか。
それとも、オーストラリアCBの1枚が崎谷に気を取られているスキを突いて直接凌駕にパスが送られていくのか、ここで2点目となっていくのか次号の展開が楽しみです。
□ うるとらスーパーさぶっ!!
「ナニー」も面白かったんですけど(それがメインのネタじゃないw)、今週個人的に一番笑ってしまったのは、堕ちに堕ちていくリバプール荘をトットナムビルヂングから覗いていたベイルですね!
試合をフルでは観てないですが、先日のCLのインテル戦とかもすごかったですよね。
自分好みの高速ドリブラー系ですし、今後の活躍が期待される選手ですしで、今後さぶっ!!でどんなキャラに成長していくのか、今後を楽しみにしています。
それにしても、リバプール荘は・・・。
今、本田様がリバプールとの話がありますけど、これでもし本田様が移籍して大活躍なんかしちゃったりしたら・・・なんてさぶっ!!的に思うと、それはそれで見てみたいなーなんて衝動に駆られてしまいます。
□ 蹴児
1対1で絶対負けないだけの圧倒的な個の力があるから、マンツーマンディフェンスを敷く武城大。
マンツーマンって、オシムさんの時もそうだったし、ギリシャがユーロを制した時もそうだったはずなので、主流ではないのは確かだけど、全滅種と言い切ってしまうのには違和感があるような。
あと気になるのは、サッカーシーンの描写力がもっとあってほしいかなとも。
ただ、次回、蹴児が“逆襲の戦術”を発動していくみたいなので、そこで何を見せてくれるのか注目して見ていきたいと思います。
コメント
コメントありがとうございます。
いえ、まぁ、エンボイは通常通りの営業でございます(笑
そうですね、まだまだキヨハルは、
自身のエゴイスティックな感性を畳んでしまうつもりはないようですね。
けど、その感性を研ぎ澄まして相手に脅威を与えることが、
チームとしてのプレーの選択を広げていくことにもなり・・・
そうなると、シンゴやテルヒサにもチャンスが出てくると。
周囲がキヨハルを信用している描写もいいけど、
周囲を信用できるようになったからこそ、
キヨハルが自分のことに専念できるようになった、
そういう段階までチームが成長したんだなぁと
実感させてくれる描写が良いなと思いました。
まぁ、シンゴは悔しい思いを噛みしめているでしょうが、
その思いがあるなら拗ねたりなんかしないで、
地道に今自分にできることを積み上げていってほしいと思います。
キヨハルだって、チームにとってシンゴが必要な存在であることを
十分理解しているはずですから。
今後の展開の中で、2人のプレーが噛み合うシーンが見られるときは、
きっと私たちを熱くさせてくれると思うので、
その時が来るのを楽しみにしています。
いくら頑丈な市蘭サッカー部員たちとはいえ、
激闘続きで怪我に対するリスクは、実際問題として結構あると思うので
(そんなところがまた彼ららしいところで好きなんですけどね)、
本当、怪我にだけは注意して頑張ってほしいなと思います。
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>全体的に縮小気味となってしまうかもしれないですが
いやいやAngelVoiceはむしろ拡充?してますね。
引き続きよろしくお願いします。
今週のキヨハルどう変わるのか先週か気になっていましたが
ジャイキリ風にいえば、「エゴイスティックな」MFでしょうか?
みんな(シンゴは除く)の信頼を受けてキヨハルは、理想のチームにまた1歩近づいたんでしょうね。
しかし、下位との試合はともかく、これからはキヨハルへのマークが増えるから、テルヒサやシンゴにはキヨハルがひきつける分「ほかのスペースが広がり」活躍の場がでてくるはず。
だから今は来なくても、シンゴにはゴール目指して走り続けてほしいです。いい位置にいればパスは必ず来ます。
いずれにしてもみんな怪我だけは気をつけてほしいです。