今週の連載雑感(2010年9月13日~9月20日)
2010.09.19 23:45
■ 今週の雑感リスト
- ANGEL VOICE
- LOST MAN
- コラソン ~サッカー魂~
- T.R.A.P
- うるとらスーパーさぶっ!!
祝日の都合上、『コラソン』は2週分の感想を書いてます。
□ ANGEL VOICE
メイア・ルア・・・
偶然発見したものをヒントに、シンゴがチャレンジを続けマスターしていく描写がひたすらに描かれていきました。
さらには、シザースと組み合わせて、より自分のものへとしていく・・・
プレーを繰り返していく中で“自分で見つけ自分で習得した”
この描写がすごく良かったと思いますし、シンゴ本人にとっても一番身についた形なのではないかなと思います。
さて、話がひと段落ついたところで、この後来週以降は何が描かれていくことになるのでしょうか?
百瀬の復帰もまだ先でしょうし、そのまま春まで一気に話が進んでしまうのか、それとも・・・あまり見たくない方の話になっていくのか・・・?
□ LOST MAN
いよいよミッコリが登場!
憧れのサウールと同じピッチに立ち、大舞台にガチガチになるミッコリの緊張感をなんとか和らげようとするけれど・・・?
いつもはまんまるに描かれているはずのミッコリの頭が4ページの最終コマだけカクカクになっていて、なんでだろうと思ったら、なるほど、緊張でガチガチになっているのを表現していたんですね。芸が細かいな(笑
マツモトからシンプソンにくさびを当てて、その落としたボールをマツモトが受け、シュート性のパスを送る。
シュートをミスしたかのように・・・と、ミスリードされていましたが、次のページの見開きでそのスペースにトップスピードで走り込んで来たミッコリの描写は、「来るぞー!」と思っていたけれど、やっぱり描写に迫力があっていいなぁと思いました。
・・・しかし、カラミティーと1対1になったシーンでミッコリは、決定的なシュートチャンスを外してしまう。
シュートを外してしまったコマの時点で、すでにやってしまったという表情を見せているミッコリ。
あー、草場っちは、そのまますんなりとマンUを同点に追いつかせてくれはしないのか・・・!
これで、ミッコリは完全にネガティブな精神に飲み込まれてしまうだろうし、そんなミッコリの姿を見たマツモトやチャーチルは何を思うのか? そして、不敵な笑みを浮かべるモリウーニョ。
話が面白くなっていきそうで、この先どうなってしまうんだ?
すっごく続きが気になっているところなのに・・・
どうして、どうして休載なんだよーーー!
休載であることをすっかり忘れていて、土曜発売のスピリッツを見て休載を知ったとき、すごくガッカリしました。
ですが、28日発売のスピリッツ43号では、連載100回を迎え、しかも久々の巻頭カラー!
気を取り直して、次号を楽しみに待ちたいと思います。
□ コラソン ~サッカー魂~
ヘルマンによって、スタメン抜擢されるようになった崎谷。
185cmの長身は、オーストラリアの高さにも対抗でき、豊富な運動量で献身的に守備もできる左ウイング。
自身の調子の良さを実感し、ヘルマンに抜擢されたことによってモチベーションも高く、もっともっと自分は貢献できると気持ちの入ったプレーを見せる崎谷でしたが・・・
その前向きさが仇となり、頑張りすぎてしまったことが、GK・長谷川との接触を招き、失点を喫してしまうという結果に。さらには、これまで好セーブでチームを助けてきたその長谷川が負傷退場・・・。
その長谷川の代わりに登場したのは、凌駕と因縁のある赤城拓洋。
『Jドリーム』あたりの傾向からしても、2巻の終盤で赤城が登場したことは、いつかこういう展開が起こるフラグなんだろうなと思ってましたが、突然にやって来た赤城の出番。
ここでも、ヘルマンの見せた行動には心打たれるものがありました。
「‥‥アカギ!
数年前私は韓国のアドバイザリースタッフをしていて
Jリーグの情報も入ってきていた
だから君のことも知っていたよ プレーもすべて見ていた。
君の復帰もその後の活躍も!」
そう赤城に伝え、ピッチに送り出すヘルマン。
「あの世界的な名将が‥‥ 自分を見ていてくれたんだ!!」
凌駕とのアクシデントで大怪我を負い苦難のプロ生活を送ってきた赤城に、世界的名将であるヘルマンの言葉ほど感激できるものはなかった。
そこからの見開きページがさらに良かったです。
選手がタッチラインを越えたら監督は何もできない・・・
かつて凌駕が言っていた言葉を思い返しながらもヘルマンの見せた行動。
それは、テクニカルエリアギリギリのところまで前に出て、拳を握り締めて赤城に「戦えるな!?」というメッセージを送る。
そんな描写に、私も思わず拳を握り締めたくなるような、心震える思いがしました。
やっぱり、塀内先生の見せる人間ドラマの描写は素晴らしい。
アオリを見る限りでは、この後、赤城に試練が訪れることになるようですが、赤城の魂のこもったプレー描写に期待したいです。
そして、心配なのは長谷川を負傷させてしまい意気消沈してしまっている崎谷。
なんかこんなようなシチュエーションを最近見たなと思ったらジャイキリか。
右の青野と合わせて、すでにこの両翼はヘルマンジャパン(って書くと、違和感ありまくりだなw)を支える生命線になっている感もあります。この失点によって傾いてしまった試合の流れを引き戻し、勝ち越すためには、崎谷の復活が必要となると思うのですが、ここから塀内先生がどんなドラマを描いていってくれるのか。
個人的に、ヘルマンに抜擢された両翼の2人には頑張って欲しいって気持ちを抱いているので、崎谷にはここは辛いけれど乗り越えてほしいと願ってます。次号の展開も楽しみです。
□ T.R.A.P
こちらの椿さんも足の速い子だったんですね!
(↑ただこれが言いたかっただけ)
□ うるとらスーパーさぶっ!!
怖い、怖いよミョージンはんに、
お約束のネタをしっかり見せてくれるヒロミネタ、
マキノはこれからさぶっ!!の方でも出番が増えて楽しませてくれそうですね。
あれ、でも、マキノは釣る役だったような・・・?
まぁ、細かいところは気にしないことにします(笑
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