今週の連載雑感(2007/04/23~04/29)(2)
2007.04.26 20:53
■ 今週の雑感リスト
- GIANT KILLING
- GOLDEN★AGE
- オーレ!(2回目で追記)
■ GIANT KILLING
今週は、バレ前提で書きますので、嫌な方は読み飛ばしてください。
とうとう、ETUが先制ゴールを挙げました。
そこまで流れは・・・
王子から椿に意識が移ったかと思われた、ヴィクトリーの三雲は、椿の飛び出しに警戒感を抱きつつも、結局は、攻撃の起点になっている王子のマークを継続させます。
再び王子が右サイドに流れをボールを持って、中央にスペースを作り、そのスペースに椿が走りこもうとするが、その椿の動きを、ヴィクトリーの10番で代表候補の持田(こいつがまた個性的なヤツなのさw)が、体を入れたり足を削ったり(笑)して、止めようとしますが、それでも椿は止められず、ドリブルでエリア付近へと進入。
しかし、そこで、王子をマークしていた三雲がマークを捨て、椿の方にアプローチへかけに行きます・・・
そこが、達海の作戦の最大のポイント!
三雲を王子から釣り出し、三雲を椿に引き付けたところで、椿は王子にラストパス。
そして、王子はパスを左足で振り抜き、そのボールはゴール右隅へと吸い込まれたところで、今週はおしまい。
↓以下私的雑感。
王子の最後シュートを放つシーン。
自分のマークを外して、椿にアプローチに行ってしまった、三雲に対して・・・
あんなに忠告したのに"
という、あの王子シーンが、カッコよかった(笑
展開的にはベタというか、予測しやすかったものっていうか、そこに大きなサプライズはなかったけれど、個人的に、この王子のシーンがあったので結構好きです。哀れミック(笑
それとその前の、椿が持田に削られても、先週号のシーンを達海のセリフを混ぜつつ、強いハートを持って前進して行ったシーン、あれも好きですね。読んでいて、熱い気持ちにされてくれます。
1点先制されたヴィクトリー、ストーリー的に、このまま終わるわけがない(持田も黙ってないでしょう)はず。来週は、巻頭カラーだそうです。で、来週の展開はどうなっていきますか、期待しています。
今週、ETUに石神という5番の、初めて名前が出てきた選手が登場しました。 ボールをインターセプトしただけの出番なんですが(笑
達海組の名前にもないってことは、旧レギュラー組かぁと思って、1巻を探して見たら、確かに旧レギュラー組で紅白戦に出てました(笑
ポジションは、ディフェンス系っぽく、紅白戦では黒田とともにボールウォッチャーになって、"マーク!!"と同時に指示を出して、達海組にシュートを打たれ、村越に"人任せにするんじゃねぇ!!"と怒られてましたね。
それを見て改めて思ったのですが、新生ETUのDFは旧レギュラー組で、攻撃は達海組(王子は除く、てか、王子は王子だもんね)、構成されてるっぽいですよね。
となると、前はイケイケで前がかり、後ろは従来のETUスタイルでズルズル下がりたがり・・・てな感じで、中盤がスカスカになって間延びし、そこを持田にいいように使われてチャンスを作られ失点~なんて、図がイメージできたてしまいました・・・、けどまぁ、たぶん、私の予想は当たらないだろうな(苦笑
あぁ、それと、欄外にある綱本先生の"週刊蹴球語録"は、愛するクラブチームの選手が、代表へと持って行かれてしまうことに対する、サポとしての本音を書かれていました。
その気持ち、すっごいよく解かるなぁって(私自身はレッズのサポってほどの熱狂度はないとはいえ)。
クラブチームを中心にサッカーを見ている立場で考えると、代表で活躍することに嬉しい気持ちはあるけれど、やっぱり自分のチームで活躍してることが何より嬉しいんだってことです。たとえ、代表でダメダメでボロクソに叩かれようが、チームで大活躍すればいいっていう話(笑
日本のサッカーファン層って、Jリーグのチームよりも、代表チームや海外サッカーを見てるの方が多いじゃないですか。同じサッカーファンでも、前者と後者は別物っていえるぐらいに。
そんな後者のサッカーファンに、この作品(『オレンジ』や『オーレ!』でもいいですが)を通じて、クラブチームに対する愛情を持つことの素晴らしさみたいなものも、いっぱい伝えてほしいなって思います。
リアリティ路線のサッカー描写に、クラブチームへの愛情、サッカーに対する熱い想い、私がサッカーマンガにあってほしいと思っていた要素、私のツボにハマる要素がこれだけ詰まっていたサッカーマンガって今までなかったです(たいていはどれかに偏っている)。
それは、私が求めている要素だから、世間一般が求めるものとは一致してるわけじゃないんですけど(笑)、私にとっては、最高のサッカーマンガです。だから、私はこの作品について、内容はいつもグダグダだけど、書き続けるんですよね。
・・・なんか、段々論点がズレて、またグダグダになってしまったので、今回はこのへんで。てか、後半に書いたことは、コミックの感想とかで書くべきことでしたね(たぶん、使い回しますw)。
まぁ、とにかく、よろしかったら、1巻だけでも買って読んでみてください。1話目だけでも、『GIANT KILLING』の魅力の要素がひと通り詰まっているので、ツボのゾーンが私と近い方は、1話読んだだけで絶対にハマるはずですですので!
■ GOLDEN★AGE
『GIANT KILLING』に時間を割きすぎたので、さっくりと(笑
東神学園との決勝戦がいよいよスタートしました。
そこで、唯の顔つきが変わって、いきなり本気モードの唯が、奇襲作戦でゴールを奪うことができるのか?
止められた方が面白いと思いますけど、決まるだろうなと踏んでます。
それにしても、寒川先生は、唯、トラ、ナリアちゃん、蓮葉がいるとはいえ、どー考えても、全国でもトップクラスの力を持つ、東神学園との差は明白なわけで、そこのところ、これ以降のストーリー展開も部分も含めて(つまりは、打ち切りとかなんとかいうこと)、この試合をどう結果付けるのかに、注目しています。
■ オーレ!
横浜キングスに勝利し、なんとか、入れ替え戦へと滑り込むことができたオーレ、今週は、入れ替え戦の第1レグ、サンガイア宮崎とアウェーで対戦するわけですが・・・
最初に出てきた、宮崎県知事に吹きました。
だって・・・、ねぇ?(笑
N2リーグとAFL、すなわち、プロリーグのアマチュアリーグとの入れ替えというのは、今のところ、リアルJリーグではないんですけど、Jリーグ加入を目指しているチームの多さを見ると(参照:Jリーグに将来参加を目指しているチーム)、将来的には、現実のものなるんでしょうね。
それにしても、本当、いっぱいあるんですね~。
地域リーグのチームあたりなら、ほとんど名前ぐらいなら分かりますけど、都道府県リーグ所属のチームとか、全然分かりません(^^;
で、サンガイア宮崎は、アマチュアリーグながら、オーレよりも立派なスタジアム(3万人収容でしたっけ、うろ覚えですが・・・)を持ち、しかも、満員に人が入ってるなんて、あまりに非現実的だよなぁ・・・。
んで、試合はアウェーのオーレが優勢に進め、シュート数でもサンガイアを圧倒しますが、スコアは前半を終えて0-0。
それで、ここからなんですよ。
相手が力関係的に下であっても、油断なんてしていない。
目の前の敵に集中している。
――それでもサッカーに絶対はなかったんだ
立ち読みなので、ちょっと記憶が曖昧ですが、そうして来週への展開へとつながっていくんですけど、だいたい、先行きは読めますよね?
"サッカーに絶対はない"
これなんですよ!
いくら自分たちが優勢に試合を進めていたとしても、それが必ずしも結果に結びつくとは限らないじゃないですか、サッカーってのは(他のスポーツにもそういった要素はあるとは思いますけど)。
サッカーというスポーツの理不尽な部分が、来週の『オーレ!』で描かれそうなので、私的には楽しみにしてます。
あとは、個人的には、キングス戦で退場して、今回出場停止となったアンドレの代わりに、ベンチ入りしたという芝田さん(すでに戦力外通告を受けてしまっているオーレの古株選手)の見せ場があってほしいなぁなんて思ってます。
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