アニメ『GIANT KILLING』#21・感想
2010.08.22 23:27
すでに他の記事でも触れていますが、9月25日(土)午後6時25分~ジャイキリアニメの地上波放送が決定しました!
こうして地上波放送が決まったということは、ジャイキリアニメがそれだけの支持を受けたからだということで、この件に関してはひとりのジャイキリファンとして素直に嬉しく思います。
また、地上波放送されることで、新たにジャイキリの魅力に触れてくれる人が増えれば・・・ね!
そして、地上波放送が決まったということは、アニメのシリーズ化にも期待できるだろうということで(というか、個人的にはもう確信していますがw)、まだ何の発表もされてないですしどうなるかは分かりませんが、そのうちに嬉しい発表がされることを楽しみにしています(笑
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ジャイキリアニメ#21では、前回に続きリーグ戦第10節の大阪ガンナーズ戦の様子が描かれていきます。前半17分、ハウアーのゴールで先制した大阪ガンナーズ。今週は、その後大阪が前半37分に追加点を奪い、0-2と大阪リード問う状況でで前半終了するところまでが描かれました。原作の7巻#65~8巻#69の扉ページまで、約4話ちょっと分が消化されています。
今週は、今後の伏線となるETUの描写にも要注目ではありますが、敵チームとはいえ、大阪ガンナーズの真のキーマンとも言える窪田がまるで主人公でもあるかのようにスポットが当てられた回となりました。
大阪ガンナーズの誇る4トップの一角、少し下がり目に位置取ることの多い窪田。元々は、守備的な中盤としてプレーしてプレーしていたものの、ダルファーによってFWへとコンバート。
ボランチ時代に培われたカバーリングと視野の広さに、本来兼ね備えていた洞察力と判断力を活かし、こぼれ球を多く拾い味方にパスを供給することで大阪の攻撃がとめどなく続いていくという・・・大阪の攻撃的なフットボールの部分を支える窪田。
しかし、窪田のポジションはFW。
そんな窪田をマークする杉江も窪田の動きに翻弄されっぱし。そのうえ、FWとはいえ少し下がり目でパスを供給するのが窪田の仕事と考え杉江はプレーしていますが、その考えがさらなるETUのピンチへと誘ってしまうことに・・・。
ということで、窪田の“FW”である部分が牙をむき、ETUゴールへと襲い掛かる描写は、なかなかいい感じで描けていたのではないかと思います。
窪田が決めた大阪の2点目。
原作では、無声で普通の視点でゴールシーンを描いていく描写(原作7巻のラスト)と、窪田ビジョンでゴールシーンを描いていく描写(原作8巻の始め)の2つのバージョンで描かれていったのですが、アニメではこの2つのバージンを上手くミックスして描いていました。
本音を言うと細かいカメラワークの見せ方、選手の動きのモーションなどに不満はあるというか、あそこまでスローに描いていくならサッカー描写にをもっとこだわってほしかったという気持ちもないわけではないですが、アニメの演出のゴールシーンとして全体的には良かったと思います。
そして、ゴールシーンに喜びを感じている窪田の心理描写も好きです。
・・・で、あの「わはっ」には、自分のイメージしてた通りに笑ってしまいましたけどね!
原作を読んだ時は、ETUが2点を先制されてしまった、この先がどうなってしまうんだろうという感じでしたが、アニメでは先の展開が分かっていて、そういう余裕がある分、クボタンの動きをじっくりと楽しむことができました。
※
あとは、箇条書きにて。- ハウアー、ゴール決めて歓びの声をあげてましたね。
- ダルファー&ソノダくん、彼らは相変わらずでしたが、カットされてたシーンがあったのが残念。
- ダルファーの「どぅふっ」は、何度聞いても吹くw
- 失点後の王子の言葉、アニメで観てもやっぱり笑える。
- 赤崎の言ってることは正論であるけれど、やっぱり生意気だ! と思ってしまうw
- 王子から夏木へのロングパスのシーン。原作のコマ割り、ダイナミックさを出せてないなと思う。コミックのダイナミックさをアニメで表現するにはどうすればいいのだろう? 正直、MAG・ネットで放送されたときのように原作コミックの1コマ1コマに効果音と音声をつけた方が普通に迫力を感じます(そう感じてるのは私だけかもしれないですが)。
- ボールを奪われる夏木の動きが(アニメ的に)しょぼい。
- パスミスを繰り返す王子の表情具合が良いです。
- 黒田親衛隊以外のサポが「クロちゃん」と言ってるサポがいるとは。
- 片山に渡る前にナイスキャッチのドリさん、アニメだとかなりギリギリの危ないところでした。
- 有能さを見せる秘書のお姉さんが素敵です。
- アンブロのロゴが五角形であることの残念さ。
- ボールを蹴った時、ボールだけの軌道を見せられても分かりにくい。これもアニメの見せ方をどうするかの問題ですね。
※
さて、続く#22も大阪ガンナーズ戦の話が描かれていきます。
予告でも描かれていた通りロッカールームでの出来事がメインになっていくので、今週は4話分消化した原作消化量はかなり控えめになりそうですね。ハーフタイム中の話だけで終わってしまうかもしれません。
見どころは、2点のリードを許している状況で、達海がハーフタイム中にどんな言葉を選手たちにかけるのか。
ひとまず、ジャイキリアニメも残りあと5話。
ここからどんな物語がアニメの中で描かれていくのか。
残り少ないですが、楽しみに見守っていきたいです。
タグ : GIANT-KILLING
コメント
赤崎
コメントありがとうございます。
ザッキーは、下部組織とはいえ津川会長時代からETU所属ですね。
生意気盛りではありますが(笑)、生粋のETU育ちの子でもあるので、
是非とも活躍を見せてほしいところですよね。
ジャイキリアニメは、正式なアナウンスは何もないですしどうなるかわからないですが、
ひとまず9月で終了して、地上波の再放送が終わるタイミングあたりで、
2期目の放送が始まるのではないかと、私は勝手に想像しています。
地上波で放送されるってことは、視聴者の十分な支持を得ているからでしょうし、
きっとシリーズ化されるはずです!(笑
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確かスクール生からずーとETUにいるんでしたっけ?
でも、生意気なこと言っても最後は「っス」で終わるから、いまいち迫力がなく、どこかかわいいところを感じちゃったりします。
そうそう、アニメって半年で終わるのかなと思っていたのですが、地上波で放映されるということは1年間続くんでしょうかね。