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ひとりの"サッカー好き"が書く、主観的なサッカーマンガの読書日記。『GIANT KILLING』と『ANGEL VOICE』を猛烈にプッシュ中!

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今週の連載雑感(2010年6月14日~6月20日)  

2010.06.20 23:29

■ 今週の雑感リスト

  • ANGEL VOICE
  • LOST MAN
  • コラソン ~サッカー魂~
  • 龍時



□ ANGEL VOICE

今週は、スローに展開されていきましたが、そうするだけの意味がある回だったなと思います。

プレーとしては、足を痛めながらも前進してテルヒサにパスを送る百瀬。パスを受けたテルヒサは、相手ディフェンスをクライフターンでかわし、シンゴにラストパスを送る・・・、ただそれだけではありましたが、スローな展開の中に映し出されていく様々な心理描写というのは、胸を熱くさせてくれるものでした。

特にテルヒサ。

左サイドでの起用意図は、もっと他に何か思わぬ理由があるのかと思っていましたが、左サイドからクライフターンで中央に切れ込み、シュートコースが空く、シュートコースが空いたけど目の前にはフリーのシンゴがいる。

自身の願い通りの展開となりシュートを狙うのか、チームのためによりゴールの可能性が高くなる(と思いたいw)シンゴへラストパスを送るのか。

オレが決めるというテルヒサの強い信念。
ましてや、気にいらねぇシンゴなんかには渡したくない。
そのために、練習だって重ねてきた。

・・・でも、チームが負けている状況でのロスタイム。
勝つためには、ここで絶対に得点を奪わなければならない。
キヨハルの言葉が雑音として脳内に響く・・・。

そのノイズを何とか振り払って、オレが決めてやるっていうエゴイスティックな感性を押し出そうとするテルヒサ。

そんなテルヒサの脳内に再び響いたのは・・・

「勝つぞ!!」

という、自ら足を痛めてまでボールを運び、パスを送ってくれた百瀬の強い想いでした。

「あああぁ――――!!!」
「あああぁ――――っ!!!」

市蘭イレブンの誰もがテルヒサのプレーに選択に注目する中・・・

「勝つ……ためだ!!!」

悔しさを押し殺しながらも、チームのゴールの確率をより高めるために、“シンゴに”ラストパスを送るというプレーを選択したテルヒサ。あの表情というのは、強く、強く私に印象付けるもので、何とも言えない気持ちにさせてくれます。

実質にはごく短い時間内の出来事でしょうが、最大限に悩み葛藤するテルヒサ。その気持ちは、表情を見れば言葉にするまでもないでしょう。叫びのセリフを2つ入れたのも、そのテルヒサ心情を強調するためだったのだと思います。

実質3プレー分ほどの描写でしたが、その中にも、(セリフ以外のところにも)いろんなものが凝縮されていて、とても見応えのある回だと思いました。

テルヒサの左サイド起用は、今後左足のキック精度も上がってくるようになれば、もしくは縦への突破がもっとできるようになってくれば、プレーの選択肢がもっと広がり、もっと面白いものを見せてくれそうな気がします。

ただ、今回はチームのための選択をしましたが、テルヒサにはオレが決めるんだという感性そのものは、決して心の奥にしまわないでほしいと思います。その気持ちが、逆にプラスに作用することもあるはずなので。・・・まぁ、でも、テルヒサの場合は、そういう心配はいらないかもしれませんね(笑

とにかく、今回のことがいろんな意味でテルヒサにとって、何かひとつのきっかけになっていくんだろうなと思うので、今後のテルヒサが何を見せてくれるのか、ますます楽しみになってきました。きっと、お母さんも喜んでいると思いますよ!

んで、パスを受けたシンゴの方は・・・解ってるよな?

とりあえず、あの時点でゴールのイメージができてるかとかそんなことはどうだっていい。テルヒサが自分のエゴを押し殺して託したラストパス。男だったら、それは決めなきゃいかんぞ・・・ということで、来週、この1対1を古谷野先生がどのように描いていくのか楽しみです。

・・・

それはそうと、百瀬の状態が心配です。
この試合はおろか、場合によって今後の試合も・・・ということがありそうで怖い。

これも来週を待つしかなさそうですね。
楽しみな反面、百瀬に関しては、ちょっと嫌な意味でドキドキしています。大きな怪我でないことを祈ります。

□ LOST MAN

シンプソンの口から語られる、接触プレーを避ける理由・・・

あれ、回想シーンに入っていくのかなと思ってたんですけど、そのへんは、接触プレーによってチームメイトの選手生命を奪ってしまった過去があるという事実を話だけで、わりとあっさりと終わってしまいましたね。

シンプソンの言動についての考え方は、それぞれだと思うんだけど、結局、シンプソンが自分の胸の内をみんなが知ることによって、チームの心をひとつにレアル戦に挑むというギボン兄貴の目的は果たされたということで、今回はそれでいいのではないでしょうか。

まぁ、確かに詩乃さんの言う通り、悩みの種類や大小は人それぞれ。
それを他人がとやかく言う権利なんかないけれど、でも、何も言わないことには何も理解してあげることもできないわけで、いい話だなーと思いました。

・・・もちろん、空気読まずにミッコリ&カーリー乱入という、笑いを取る描写も忘れてませんけどね(笑

・・・

そして、暗闇の中に月光が差し込む協会のシーン・・・。

「たとえ偽善者に身を落としたとしても…
それでも、フットボールしがみつく私をお許し下さい………」

と、懺悔するシンプソンのシーンは一変して、泣けてしまいました。
このシーンには、言葉なんか必要ないというか、それだけの説得力があったと思います。

それでもフットボールにしがみつく・・・

シンプソンと自分との共通点を見つけたマツモトの描写も印象的で、今後のふたりのやり取りというのも楽しみになってきました。

□ コラソン ~サッカー魂~

ワールドカップ真っ只中という時に、W杯予選を題材にしたこの作品の感想を書くというのは、なんだか不思議な感覚です(笑

凌駕の先制ゴール、凌駕の得たフリーキックを中神が決め、2-0で勝利した日本。 イランがウズベキスタンに取りこぼしたということもあり、2位に浮上したという。

ある意味、日本にとっては劇薬とも言える凌駕の存在。

確かに言えることは、下手したら終戦となってしまうかもしれないサウジ戦に、凌駕が結果を出したということ。

そんな凌駕に対しては、態度がまっぷたつに分かれている描写が面白いなと思います。

FWとして仕事をした凌駕に対する評価・理解する声と、それらを打ち消してしまうほどの素行の悪さとのギャップ。 凌駕によって活かされた選手たちと、凌駕によって追いやられてしまった選手の立場の違いから聞こえてくる声。

試合をコントロールする者とゴールを決める者。
どちらが動かし、活かされているのかと考える中神の描写など・・・。
(私は、どっちでもなく、まったくの対等でお互いに活かし活かされる関係だと思っていますが)

また、凌駕の活躍を理解し、アイシング用の氷を用意してくれる弁当屋のアルバイト君(?)の描写なんかも、すごく好きですね。

そしてまた好きなのが・・・

「FWが『謝罪』しなければならない理由は
何一つありません――――
………FWがゴールを取るためにする行動に
謝罪など何一つ――――
『代償』はすでに払っている」

という、ヘルマンの言葉からロッカールームで眠る凌駕の描写までの流れ。 こういうところに、人間ドラマを描く上手さを見せる塀内先生のセンスというのを感じます。

サウジ戦を勝利で乗り切り残り2試合。

展開的には、次にオーストラリアとやって勝ち点3を拾いきれず、最後にイランと戦ういう流れできそうかなと考えているのですが、残り2試合で塀内先生がどんな物語を描いてくれるのか、続きが楽しみであります。

□ 龍時

結局、ヴィクトル・ロペスとのマッチアップに敗れ、血の味を噛み締める結果となってしまいましたね。

けど、原作の展開で言えば、リュウジがベティスでブレイクしていくのはまだ先の話なので、これで良かったんだと思います。というか、内心ホッとしたというニュアンスの方が近いかもしれません。

タグ : ANGEL-VOICE LOST-MAN コラソン 龍時

コメント

 

ANGEL VOICEは毎週見所があって凄いですね。
テルヒサを動かしたのも百瀬の意思で、それもハーフタイムの話から繋がってるわけで。
きっとシンゴのラストプレーも、これまでの話と繋がりがあるんでしょう。

 

>TENさん

コメントありがとうございます。

そうですね、毎週もっと簡単にすませようと思いつつも、
つい長々と書いてしまうのは、それだけ語るべきことが多いからで、
見どころ満載の作品だなと思います。

シンゴのシュートに持ち込むシーンについては・・・

これまでも受けたアドバイスをその試合中に
モノにしてきたシンゴのことなので、
今回も同様にやってくれるかもしません。

とはいえ、受けた時にシュートをイメージをしっかり作って・・・
というのは、言われてすぐできるほど簡単なことではないと思いますし
(それがましてやこれまで本能的なプレーしてきたシンゴのことなので)、
もしかしたら、すでに習得してるシザースで相手GKをかわす
という可能性もあるかなと密かに考えてたりします。

実際にどうなるか分からないですが、
いずれにしても来週号の展開が楽しみです。

 

龍時ですが私はああいうのは不愉快です。
強者の限りない無双がはやっているようですがなにごともやりすぎは良くないと思います。
作者の考えからも離れている気がします。

 

>ryuuさん

コメントありがとうございます。

やりすぎ・・・と言われれば、そうかもしれないのですが、私はあそこでヴィクトル・ロペスとのマッチアップに勝ってしまうよりは、まだ歴然とした差があることを改めて見せ付けられるという展開自体はこれでよかったと思っています。

原作ではあっさりとすませていた、このヴァレンシア戦もそうですが、第2部は、1部よりもオリジナリティが強くなりそうで、今後も原作のニュアンスとは結構異なったものになっていくのかもしれないですね。

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