『すみれSEPTEMBERΦ 1』 / なかはら桃太
2007.04.22 23:06
表記は微妙に違えど、『あかねSAL★』のなかはら・ももた先生の過去作で、タイトル名は、"すみれ・せぷてんばー・らぶ"読みます。ん? どっかで聞いたことのあるよーな名前ですね。
一応、サッカーマンガではあるのですが・・・
まぁ、その、ぶっちゃけた話、『ホイッスル!』というよりか、『ホモッスル!』的展開の方が主体と言うべき作品なのであります(苦笑
なかはら先生は、
"ボウイズ的にはあまり燃えなさげで申し訳ない!"
とコメントしてらっしゃるんですけど・・・
まぁ確かにですね、強烈な『ホモッスル!』本で読まされたことのある身からすれば、
"まだこれぐらいなら大丈夫"
と笑いとばせますが、やっぱり、そーゆーものの免疫がない、健全な少年が読めば、結構きっついものがあると思いますよ?(笑
とはいえ、(私とは違った方向を向いていますが)サカオタな、なかはら先生の描く作品だけあって、作画部分はあれですが(そのあたりも、先生自身がコメントされてます)、テキスト部分は違和感なく(サッカーの理解度の低い原作者だとすごく違和感ある)、ちょっとした小ネタも散りばめられていて、(すでにご存知の方も多いとは思いますが)なかはら先生のサッカーへの愛情というのは、感じることができると思います。
私の価値観からして、薄っぺらい知識でうんちくを語る(名目上は)本格的サッカーマンガと、作品のテーマはサッカーではないけどごく一部にでも作者の深いサッカー愛を感じられる作品とでは、後者の方に好感を持つタイプなので、"もうちょっと、サッカーさせてくださいよ~"とは思いますけど、この作品は、わりと普通に読んでます。
そりゃ、男同士がキスするシーンとか見たかないけどさ( ̄▽ ̄;)
うちのブログを定期的に訪問してくださる方には、たぶん、受け入れがたいとは思いますが、たまには違った方向性のサッカーマンガを読んでみるのも、悪くはないかもしれないですよ?
あ、でも、読むのは自己責任でお願いしますね(笑
後付け的で申し訳ないのですが、ストーリーについて一切書かなかったので、裏表紙のあらすじを書いておきます。
"日本最強のストライカー三宅良に憧れる新人サッカー選手の菫(すみれ)。 夢はいつか良と一緒にプレーする事。だけど突然、日本代表の選手に抜擢されてしまって!? "
そのうち、2巻も読んでみたいと思ってますので、そのときにまた記事にしたいと思います。
■ 掲載
GUST2000年7月号~10月号
別冊はなとゆめ増刊はなぞう1997年12月20号
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