今週の連載雑感(2010年5月24日~5月30日)
2010.05.30 23:55
時間がなかったり、更新すべき記事が溜まってたりなのでサクサクいきます。
■ 今週の雑感リスト
- ANGEL VOICE
- LOST MAN
- コラソン ~サッカー魂~
□ ANGEL VOICE
最初にあったパコや江崎に対してのワッキーの発言については、自信を持つことは大事でもあるし、きっと目標をものすごく高いところに設定しているからなんだろうなとも思ったのですが、その言い方があまり好きになれませんでした。
けど、江崎の特徴をしっかり理解したうえで、早めに深く鋭いスライディングで止めていた、江崎の言う通りああいう高い集中力を保ったプレーを見てしまうと、その言動も頷けてしまいますね。言うだけの実行力が伴っている。
・・・
テルヒサのポジションチェンジは、いきなり左サイドではなく、まずボランチの百瀬と代わるところからとなりました。
けどその前に、意図的に右サイドを奥深くえぐるプレーで美幕ディフェンスの意識を向けさせておいてからポジションチェンジ発動。
市蘭の狙いが気付かれたらすぐさま対応されてしまうだろうし、このポジションチェンジによって、かすかにできた美幕の中盤のポジショニングのギャップを市蘭が突けるのは1回、せいぜい2回のプレーといったところでしょうが、このスキを突いてまずは1点を返したいところですね。
そして、この試合でいよいよ初の公式戦出場なった丹羽。
丹羽は、ブンタと替わって、右サイドバックに入ったようです。
交替させられると分かって、肩を落としながらピッチの外に出ようとしていたブンタでさえも思わず反応してしまった、バンダナ外した丹羽の真の姿には・・・、私も吹いてしまったよ。というか、これは吹くでしょう?(笑
いやぁ、こんなところに仕掛けを残しているとは・・・、古谷野先生恐るべしです。
まぁ、それはいいとしまして、いよいよそのベールを脱ぐこととなった丹羽。
経験者であるといっても、ポジションやプレースタイルなどは一切不明のままなので、その丹羽がどんなプレーを見せてくれるのかにも注目していきたいですね。
※
□ LOST MAN
マンUの2点目のなるマツモトのシュートはすごかったですけど、決めた後の見開きでの決めゼリフもめっちゃカッコよかったですけど、ゴールそのものは、結構あっさりと奪ってしまったなという印象です。イヴァンさんが、ただのかませで終わってしまったのがちょっと切ない。
勝利請負人としていろんなチームを渡り歩いてきたマツモト。 瞬時にチームを見極め、チームに馴染んできたというマツモトの経緯は、どことなく『フットボールネーション』のジョーカーに近いものを感じました。なんとなくの感覚でですが。
・・・
「松本さんはこのチームで初めて、
チームメイトとプレーする喜びを感じているかもしれないわね」
と言っていた後の詩乃の表情をどう受け止めていいのかわからなかったのですが、詩乃もまた、本当の意味でマツモトが記憶喪失男から脱却し、新しいアイデンティティを確立したことを実感したのかもしれませんね。
・・・
・・・と、ちょっとシリアス風に展開されてきていましたが、マンUロッカールームのシーンでは、コメディ的な描写もあって面白かったです。
ギボンさん、いいオヤジキャラっぷりが好きです。
というか、ギボンはさんバーで飲みすぎてよく記憶を失ってるんじゃありませんでしたっけ?(笑
そして、ラストは詩乃とシンプソンがぶつかるというベッタベタな展開に。
え? ここから何か面白いことが起きるんですか??
草場先生が話をどういう方向に持っていくのか知りませんが、次号の展開が楽しみです。
※
□ コラソン ~サッカー魂~
単行本1巻は、6月4日発売になります。
先週私が展開予想は、早くも外れそうな予感ですが・・・、まぁ、それはいいとしまして(苦笑
今週は凌駕とヘルマンのやり取りが良かったですね。
「おまえは特別に足が速いわけではないからな
中神祐也のような足技を持っているわけでもない
また特別に背が高くもない だからこう動いて……」
凌駕自身、なぜ自分を選んだのかという疑問をヘルマンにぶつけていましたが、ヘルマンもああだこうだ言ってはいるけれど凌駕が必要だから代表に呼んだ(それは、作品のタイトルである“コラソン”って言葉がキーワードになるのでしょう)、ただそれだけのこと。
「私とお前に次はないぞ」
「……そもそも『次 がんばる』なんてのは
負けた者が言うセリフだな!」
という、ヘルマンの言葉も胸に響いてくるものがありました。
それは、どこかの国の監督さんの、あまりに重み、責任の感じられない言動が、私になおさらそう思わせてくれるのかもしれません。また、試合に勝利した時、ヘルマンが凌駕にどんな言葉で真意を伝えるのかという描写も楽しみです。
さて、ここまで完全に凌駕のペースでサウジのCBを翻弄してきたわけですが、ゴール前のいい位置でファールをもらう代償として、左手の薬指が曲がってはいけない方向に・・・。
まずは、日本が2点のゴールを奪うことが出来るのか。
このサウジ戦、凌駕の状態も気になりますが、この試合はこのまま順調に勝利とさせるのか、はたまた、このFKからゴールを奪えず、混沌とした方向性に持っていくのか、続きが気になるところです。
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