今週の連載雑感(2010年5月17日~5月23日)
2010.05.23 15:45
■ 今週の雑感リスト
- ANGEL VOICE
- LOST MAN
- コラソン ~サッカー魂~
- キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA
- うるとらスーパーさぶっ!!
□ ANGEL VOICE
後半に入り、中盤での数的有利を活かせるようになったためか、ボールが良く動くようになり始めてきた市蘭。
しかし、まだシュートの形までを作るまでには至らず、逆にカウンターを受けることに。美幕の9番・木崎も上手い選手なんだと思いますが、やっぱりブンタはまだ1対1の守備での弱さがあるのかな・・・、市蘭の右サイドから中央に崩され折り返されるものの、パコのシュートはヒサシがストップ。ヒサシも皆川さんに肩を並べつつある存在と認められてきているのかと思うとなんだか嬉しいです。
そして再び市蘭の攻め。
シンゴや二宮の言うことは聞かなくても、百瀬の言うことは素直に聞くテルヒサは、百瀬にパスを送り、百瀬は思い切り良くミドルシュート。
シュートは惜しくもポストを叩きますが、4-4-2と4-3-3という違う布陣同士の噛み合わせを上手く活かせるようになった市蘭が徐々に押し込み手応えを掴み始めていきますけれど・・・
美幕の監督・鳥居は、この事態を素早く察し、対策として選手交替をして布陣を4-3-3から市蘭と同じ形の4-4-2に戻す采配を見せます。それによって、試合の流れを引き戻され、再び戸惑い始める市蘭のメンバーたち・・・。
前回の美幕との対戦との時もそうでしたけど、美幕の鳥居監督は、試合の流れを見ながら巧みな采配を見せていくのに長けた人ですよね。前回の対戦でも、点を返され後ろ向きになり始めた選手たちの心理を前へと引き戻すために、あえてDFを削ってFW江崎を投入するという采配を見せていましたし。
ポジションチェンジによっての撹乱ではなく(攻め)、布陣を合わせることで自分たちの不利を打ち消そうとする采配でしたが(守り)、これはこれで非常に面白い描写でした。
それにしても、じっちゃんは・・・、もう後でゆっくり話を聞いてあげるから、なんだったら1話まるまるじっちゃんヒストリーに使ってもいいですがら・・・、とにかく今は試合に集中しようぜ!
それと、シンゴが黒木のことを「テツ」と呼んでいて、それに呼応するかのように、「テツが考えた作戦とは…!?」と書かれていたところに笑ってしまったのですが、次号ではいよいよ12人目のメンバー丹羽の出番が訪れるようで、丹羽はすごく緊張した表情を見せているのが印象的でしたが、丹羽がどんなプレーを見せてくれるか、続きを読むのが楽しみです。
※
□ LOST MAN
ズボミニール・イヴァンって誰だ・・・と思ってましたけど、ああそっか、ボバンだ、草場先生ってことを考えてもボバンですね。
シンプソンからマツモトに変わってからのマンUのサッカーは、シンプソンよりもユーティリティ性の高いマツモトが入ったことによって、より流動性のある自由度の高いサッカーが展開されることになっていく・・・っていうところが面白いですね。ワクワクされてくれます。
そんな自分のいないピッチで展開されている、自由度の高い躍動感溢れるサッカーを見てシンプソンは何を思う/// ってところを見ていくのもまた面白い。
このままイヴァンにはかませで終わってほしくはないんですけど・・・、そのイヴァンをドリブルで抜いたマツモトがこの先どんなプレーを見せてくれるのか。次号がまた楽しみです。
※
□ コラソン ~サッカー魂~
決まった! 凌駕が決めた!!
青野のパスカットからのショートカウンター。
サウジDFの裏に抜けた凌駕へ中神がパス。
受けたパスを相手DFと競り合いながらも凌駕は前進し、最後は左手でマーカーの視線をふさぎつつシュート!
ゴールが決まった後のヘルマンのガッツポーズがカッコ良かった!
その直後に描かれた、岩崎会長たち4人が揃ってバンザイをしてるところに笑ってしまった!
そして、ゴールを決めた凌駕は、これまで自分にブーイングをしてきたサポーターたちにむかって中指を立てるところがまた・・・。
個人的に最初のゴールまではもうちょっと引っ張るかなと思ってたのですが、この一連のゴールシーンは良かったと思います。緊迫感からの解放によって得られるカタルシスというのは、やっぱり素晴らしいなと思うわけです。
先のことはどうなるか分かりませんが、私的には、とりあえずこのサウジ戦はこのまま1-0で終わるんじゃないかなと思ってます。
以前、『Jドリーム』で、一番最初に鷹から北村へ絶妙なラストパスが供給された時のように、まだこのふたりのホットラインが完成したとは思えません。というか、ここで完成してしまったら、物語的にも・・・というのがありますしね。
あとは、凌駕もホームではともかく、アウェイではちょっと触れるだけもファールを取られまくるとか、凌駕の持ち味が消されたり、挑発されてイライラするとか、試練の描写もあるのではないかと思ってます。
ここから先が人間ドラマを描く名手・塀内先生の本領が発揮されるところなはずなので、先の展開が本当に楽しみです。いやぁ、面白いなー。この作品も、もっと多くの方に読んでもらいたいです。
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□ キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA
ナトゥレーザの反転してゴールキックをダイレクトで叩き込もうとしているシーンよりも、シュートかパスかで迷ったあげくパスを選択してカリューサスにキャッチされてしまった後の、ルイス・エンポリさんの“やっちまった”という表情が何より忘れることのできない回でした。
※
□ うるとらスーパーさぶっ!!
個人的には、1本目のヤマさんにネタにハマりまくりでしたね(笑
実際の試合の方では、ケネディに押され気味でしたけど・・・。
何にしても、久々に『さぶっ!!』でその姿を見ることができて嬉しいです。
ヤマさんのCBは、私はいいんじゃないかと思ってます。
というか、この人の秘められた才能はやっぱスゲーよって思いますね。
ほんっと、この人が常に本気を出し続けてたら・・・。
でも、その不安定さがある種の魅力なのかもしれません(笑
3本目の岡ちゃんネタ、「全部サプライズはやりすぎだ」というセリフに吹いてしまいました。
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