今週の連載雑感(2010年4月19日~4月25日)
2010.04.25 23:45
■ 今週の雑感リスト
- ANGEL VOICE
- LOST MAN
- コラソン ~サッカー魂~
- T.R.A.P
- キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA
- 龍時
- うるとらスーパーさぶっ!!
□ ANGEL VOICE
あぁ、なるほど。
集中的に個人技術を磨いたことによって、以前よりもボールを持てるようになった市蘭のメンバーたち。けど、逆にボールを持てるようになったことが球離れを悪くして、また技術が向上したと言ってもまだまだ上のレベルでは通用するものでもなく、それが余計にリズムの悪化を招いていると。
でも、例えばー私なんかも元々サッカーやってたわけじゃないしボールを持てないので、上手い人に簡単に預けてフリーになれるスペースに動く・・・ってやり方を自分でしますが、練習でちょっと上手くなったかなと感じたらボールをキープしてみたいという気持ちは分かるなぁと思いながら読んでました。
黒木は、あえて何も言わないけど、発展途上の過程にある彼らの気持ち、楽しさを尊重しその上で・・・
「今持ってる技術に限界を感じれば
更にそれに磨きをかけるか新しい技術を身に付けなければなりません
楽しさを知っているということがその原動力になるんじゃないでしょうか」
さらなる彼らの自主的なステップアップに期待している。
美幕相手に、その黒木のスタンスはちょっとリスキーなんじゃ・・・と思うのですが、ぶっちゃけ、新人戦であるここで負けても物語的にも問題はないと思いますし、これも黒木の指導者としての力量を感じますね。
この作品も、本当地味だなと思うんですけど、次から次へと興味深いテーマを見せてくれますね。面白いです。
・・・
シンゴのシュートをブロックしたシーンはカッコよかったです。
それに思わず苦笑いしてしまう江崎も表情も好きだー。
シンゴのテルヒサに対する言葉は、的を射ているわけですが、シンゴの言葉には耳を一切傾けないテルヒサの描写には笑ってしまいます。
来週・・・は、合併号なので再来週になりますが、攻撃の面でも守備の面でも、彼らはこの試合で自分たちで問題を解決していくことが出来るのか。
さっきも書きましたが、大会は新人戦という位置付けなので、負ける展開もアリかな・・・と私は思っているだけに、この先どう話を展開させていくのかちょっと読めないというか、古谷野先生がどう読ませる話に持っていくのか、楽しみに次号を待ちたいと思います。
※
□ LOST MAN
いやぁ、シンプソンのフリーキックに鳥肌立ちまくりだったわ!
すいません、思わず文字を大きくしてしまいましたが、このシーンはほんっと鳥肌立ちましたね。
逆に自分の動きを見切られる方が危険と察したバンクスは、あえてシンプソンに自分を見せないように壁を置くわけですが、シンプソンは壁の選手の脚の隙間からわずかに見えるバンクスの重心を見切ってゴール左隅にフリーキックを決める。
遠藤のコロコロPKじゃないですけど、シンプソンの蹴ったボールって、本当にふわ~っとしたコントロールショットだったと思うんです。作画からも、それを感じさせてくれます。あのゆっくりと時間経過してる感が良いです。
読んだ方向に蹴られる分にはなんてことのないキック。
けど、完全に逆を取られてしまっているバンクスは、どんなにふんわりとしたキックであっても、それに反応できずただ見送るしかできない・・・。
そしてゆっくりとゴールマウスに吸い込まれていく・・・
このイメージが頭に描かれた瞬間、鳥肌が止まりませんでした。
スゲーよ、やっぱり草場先生の描くサッカー描写はすごいです。
マキャベリーノが都合良くファールを犯してくれるところまでサー・チャーチルが読んでいたのかは知りませんが、シンプソンを粘り強く使ったからこそ得られた同点ゴールでしたね。
・・・そんなシンプソンのすごすぎるフリーキックに、思わず顔を綻ばせてしまうマツモトでしたが、その得点直後にいよいよマツモト登場!
個人的に、シンプソンとの共存がないのは残念(でも、少なくともこの試合に関してはかなり酷く削られてるから仕方ないか)なのですが、これまで内に秘めるものがいろいろあるであろうマツモト、“勝利請負人”のマツモトがどんなプレーで私たちを驚かせてくれるのか、次号の展開が楽しみです。
※
□ コラソン ~サッカー魂~
「「FWの条件」とはなんだと思う?
「存在感」があることさ……
センターバックにいかに意識させるか?
技術や体格ももちろんだが
驚かせたり怒らせたり イライラさせるのもいい
嫌われたりしたら最高だ!
そして一番は「危険」であること」
凌駕はそんなヘルマン(というか塀内先生の?)の理想通りのFWということになるのだと思いますが、今後ストーリーの中でどんな危険なプレーを見せてくれるのか楽しみです。というか、今の時点ですでに十分頼もしいですけどね、凌駕は。
作戦としては、凌駕を下がり目に位置させ、強烈なミドルシュートを打たせることで、CBを釣り出しその裏を・・・といった展開かなと思うのですが(確かJドリにもあったパターン)、果たしてどうなりますか。
中神の凌駕に対する葛藤の心理描写も含めて、次号以降が楽しみです。
※
□ T.R.A.P
練習試合ではありますが、いよいよ試合ということになりました。
対戦相手の春日と真崎の間には、過去に何かあったような感じですね。
それと、やはりカインと真崎の間にも何かある・・・
ま、まさか、心臓が・・・なんてことはない・・・ですよね?(苦笑
※
□ キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA
リバウールさんのゴールは、なんだかんだでノーゴールになるんじゃ・・・と思ってたのは内緒です(笑
ナトゥレーザとの勝負に括らず、チームプレーに徹し3人を引きつけリバウールさんにラストパスを出したのが頭脳プレーと必要以上に持ち上げてしまうのもアレだなと思ってしまうのですが、ぶっちゃけこのシーンは、リバウールさんのような人をドフリーにしちゃあいかんだろう?・・・というのが、正直な感想だったりします。
で、ラストのシーンでは天使くんがピッチに舞い降りるという超展開。
ここからどんな物語が展開されていきますでしょうか。
※
□ 龍時
一人諦めず奮闘するリュウジに、味方の選手たちも突き動かされ・・・
完全に少年漫画のノリですね。
ただ、個人的に少年漫画のノリは全然嫌いじゃないんですけど、『龍時』という作品に関して言えば、あまりのその色が強く出すぎてしまうのもなんか違うような・・・と、最近はそう思いながら読んでたりします。
あとこれは余談ですが、最近『FIFA10』というサッカーゲームのマネージャーモードで、ベティスを選んで遊んでたりします。
ゲームは今シーズン初期のデータなのでフアニートはいないのですが、私は最近のベティスの選手のことをほとんど知らないので、選手の名前と特徴を覚えるのに結構重宝しています。というか、実際にプレーしてる映像を見たことないのに、漫画で選手が活躍するシーンを見ると愛着すら沸いてきますね(笑
たかがゲーム・・・と思われるかもしれないですが、名前や特徴など新たな選手を知るきっかけにひとつとして、その存在はバカにはできないと思ってます。
※
□ うるとらスーパーさぶっ!!
チ○チ○って(伏せることないんだけどさw)・・・
ただ、チ○チ○言いたいだけだろーっていう(笑
セルビア戦絡みのネタ、まぁ、岡ちゃんは放っておくとして、本当に本田様の言葉通りであってほしいと願ってますよ?
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コメント
市蘭がんば~
いつもありがとうございます。
>市蘭サッカー部が黒木の思うスタートラインにやっと立てたんだなあと思いました。
市蘭サッカー部が目先の勝利よりも大切なことに
目を向けられるような状況になったんだなと思うと、
感慨深いものがありますね。
結果はどうなってしまうか分からないですけど、
たとえ負けてしまうにしても、新しい何かをつかむきっかけになる。
そんな試合になってくれればいいなと思います。
個人的には、百瀬キャプテンの出番に期待しています。
美幕の4-3-3は、すごく熟成されている感があるので、
市蘭が美幕の攻撃に対応し始めたかと見るや、
ポジションチェンジで撹乱するぐらいのことは普通にやってきそうに思いますね。
彼らもまた市蘭に対するリベンジの思いが強いでしょうから、
一筋縄でいかないことは確かでしょう。
今後の展開が楽しみですね。
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>黒木の指導者としての力量を感じます
今週の一番は私も黒木です。
黒木が言ってますが、今まで何かと「廃部」「廃部」と強迫観念を背負わす異常な環境だったんですよね。それが、緊張感や底力を生んだりしていたのですが・・・。
「サッカーを楽しんでほしい」
市蘭サッカー部が黒木の思うスタートラインにやっと立てたんだなあと思いました。
でも、トーナメント戦でそんな悠長なこと言ってて大丈夫?
という不安もあります。
早く乾、シンゴ、テルヒサの活躍がみたいです。
後半は市蘭の巻き返しに期待しつつ、
さらなる美幕の罠・・・たとえばポジションチェンジなどで、またまたDFをひっかきまわすなど
を期待しています。