今週の『GIANT KILLING』#156
2010.03.25 23:05
※今回もとりあえず感想のみとなります。今年はこういう展開が多くてすみません。でも、当面この傾向は変えられそうにないです。
まずは、今週号のモーニングより。
アニメ放送開始記念ということで、アニメでタッツミー役の関智一さんと王子役の小野大輔さんとの対談が掲載されています。なので、普段は単行本派の方も、対談に興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
思えばジャイキリアニメの開始まであと10日を切ってしまいました。
ちょっと前まで、情報がまったくというほど出てこなくてどうなってしまうんだと思ってましたが、ここにきて一気にいろんな情報が出てきて、アニメが始まる日が近づいてきてるんだなーと実感しますね。
感触としては、思ってたよりもポジティブでいて良さそうな予感があるのですが、すべては自分自身で第1話を観てのお楽しみ・・・ということで、4月4日を楽しみにしておきたいと思います。
(参考リンク:J's GOAL フォトニュース [あの人気漫画が遂にアニメ化! GIANT KILLING 4月4日(日)から放送開始!])
※
もうひとつ、今週号のモーニングに、“生パッカの出演依頼を募集!”という情報が載ってました。どうやら、日立台ばかりでなく、パッカくんがあらゆる場所に出没することになりそうで、私はクラブ職員でも書店員でもないのでどうにもできないですが(苦笑)、こちらの話の展開も楽しみですね。
※
日曜日に日立台まで行かれた方、お疲れ様でした。
今回私は、当日の動画やフォトなどを見て、行った気分になることしかできませんでしたが、まだどこか行けそうなところでイベントがあれば、今度こそは行ってみたいなと思ってます。
ゲキサカのETUサポクラで、生パッカくんが待ち受け画像として配信されています。私もさっそく利用しているのですが、興味のある方は利用してみてはいかがでしょうか。
(参考リンク:J's GOAL フォトニュース[ J2:第3節 柏 vs 福岡 ])
(参考リンク:【3/21福岡戦】『フードコート』~人気サッカー漫画「GIANT KILLING」キャラクターとタイアップしたオリジナルカレー販売!~)
それと、私の方でYouTubeに投稿された当日の動画をまとめた記事を作ってみたので、興味のある方はこちらよりどうぞ。
いろいろ語りたいこともありますが、時間もないので今回はこれにて。
真夏のキャンプ編。
キャンプ2日目は、ミスターT率いる港経済大学との練習試合。
指揮官・達海猛を欠いたETUが、どんな戦いを見せてくれるかの注目です。
・・・
選手たちを前に、練習試合のルール説明をする後藤。
そのルールとは、20分フルコートの形式で繰り返し試合を何本も行うということ。 チーム編成は自由だが、原則として各々の得意なポジションでプレーすることが出来ない。例えば、FWであれば、センターバック、サイドバック、守備的MF、攻撃的MFでプレー可といった具合に。
GKについては、全員がやるのは無理なので、希望者で上手くまかなってくれと言う後藤。
ゴールキーパー・・・
子供の頃からそこだけはやったことがないと言う矢野ですが・・・
「裏を返せばキーパー以外は大丈夫ってことだろ?
俺達はガキの頃からボール蹴ってきてよ…
その過程で大概のポジションは経験してきてるもんだ
俺達を混乱させるのが狙いかもしんねえが……
逆に俺達のポテンシャルを見せつけてやりゃあいいだけのこと」
と、そんな矢野の言葉に、自信ありげに語りだす黒田。
「中学時代エースとして君臨し…
「ゴール前の黒豹」と恐れられたこの俺のFWとしてのプレーを見たら…
あの野郎もコンバートなんてこと考えちまうかもしんねえな ワハハ」
そんな思わぬ黒田の過去を耳にした周囲の反応は・・・
「なんだそれ」
「初耳だ」
「黒田だから黒豹…… 自分でつけたなあれ」
「え? 黒猫?」
と、散々なものでした。
そんな和やかな(?)空気に包まれていく中、選手たちにわざわざ相手に来てもらってるのだから失礼に当たるプレーは許されない真剣にやれと、その格好には似合わないシリアスなことを言う松ちゃん。
大学生相手、スキを見せたらやられるレベルだぞ、しっかりバランスを保たないと・・・と、選手たちにハッパをかけようとする松ちゃんですが、いつものポジションでやれない状況でメンバーをどうするのかと堀田に突っ込まれると・・・、やはり松ちゃんらしいというか、思考を行き詰らせてしまいます。
そんなこんなでメンバー選考に時間をかかっているETUに対し、ミスターTはしびれを切らせていましたが、ETUのメンバーもようやく決まった様子。・・・結局、松ちゃんではなく、選手たちが自主的にメンバーを決めたようですが。
練習試合1本目のETUのメンバーは、GKに世良、DFに右から村越、赤崎、丹波、椿、MFは夏木、石神、清川、堺、FWには杉江と黒田といった4-4-2の布陣になっています。縦の関係は入れ替わりながらも、横の関係は同じポジションのメンバーで構成。
このメンバーを見て、1本目としては無難、悪くないんじゃない松ちゃんとする達海(でも、メンバーを決めたのは、松ちゃんじゃないんだぜ?)。
ピッチの中になかなか現れない港経大の選手たちに対し、「おいまだか? 達海」と声をかける後藤。
今回、後藤は練習試合でレフェリーを務めるそうです。
それというのも、先日のクラブ事務での件もあり、たまには角度を変えていろいろなことを考えみたいだからだとか。
それもこれもETUが強くなるためと杉江に話す後藤ですが、より近いところでプレーを見られることで、選手への評価(査定?)が厳しくなるのだけは避けたいと内心思う杉江なのでした。
・・・
両チームとも準備が整い、ETUvs港経大の練習試合がキックオフされます。
「前線からのプレ--ス」
と、黒田も気合い十分!
まずは、慎重にボールを回す港経大でしたが、港経大6番がボールを受けると、ETUディフェンスラインの裏を狙ってロングボールを蹴りこんでいきます。
これには、CBに入っている丹波がヘディングで対応。
そのこぼれ球を左SBの椿が拾い、前線の杉江に向かってハイボールを入れていきます。
FWに入った杉江の高さを生かすハイボールを使った攻撃というのは、達海にはお見通しのようです。
杉江は競り合いに勝ちボールを夏木に落としますが、その動きは近い将来ETUのユニフォームを着ている・・・かもしれない、港経大・栗田がスライディングで夏木にボールが渡るのを防ぎ今度は一転、港経大の攻撃となっていきます。
ボールを持った選手の前にふたりの選手(7番と8番)が並行してフィールド中央を縦へと走り込む港経大。
ボールを持った選手が縦へパスを送ると同時に、この7番と8番、練習試合ではボランチとしてコンビを組む石神と清川前をクロスして斜めに走り、石神と清川のマークを混乱させます。
その混乱している隙を突いて、右サイドでボールを受けた7番がクロスボールを入れてきます。この場は、CBに入っている赤崎が港経大の選手に渡る直前でクリア。
ポジションが違って戸惑いがあるとはいえ、ETUを相手に港経大の流れるような攻撃に、ETUコーチ陣はヒヤヒヤ。赤崎も、あっさりとやられてしまった中盤での対応に怒り、指示を送ります。
さっそくのETUのドタバタ劇にミスターTも「ニッヒヒ」と、悪企みが上手くいっているかのような笑みを浮かべています。
・・・
一方で、ETUの練習試合の様子を取材している、藤澤さんと山井記者。
山井記者は、相手の嫌なところを突く戦い方は達海の真骨頂、一連の攻撃も達海の指示だろうと解説しています。
しかし、山井記者が解せないのは、港経大は組織的なサッカーができる好チーム。普通に対戦するだけも相手としては申し分ないだけに、なぜわざわざ実戦とは程遠い状況に仕立てて自分の選手を追い込んでいるのかと、疑問を投げかけます。
「このゲームにどんな狙いがあるってんだ 達海猛……」
もしくは狙いなんかなくてただ面白がってるんじゃないか・・・?
なんて冗談が飛び出しオチがついたところで、今週はここまで。続きはまた来週となります。
■ 私的雑感
港経済大学との練習試合が始まりました。
レギュレーションをざっとおさらいしておくと・・・
20分フルコートのゲームを繰り返し何本も行う。
チーム編成は自由だけど、各選手の一番得意なポジションは不可。
1本目のメンバーが下記の通り。
とりあえずの布陣は4-4-2です。
-----黒田--杉江-----
----------------
-堺-----------夏木-
-----清川--石神-----
----------------
-椿---丹波--赤崎--村越-
----------------
-------世良-------
センターバックはFW。
FWはサイドハーフ(ただし、セリーはGK)。
サイドハーフはセンターバック。
あとは、サイドバックとボランチがスワップといった感じになっています。
なぜか、王子はいません。
個人的に、サッカーテニスの回のことを考えれば、ヘディングを炸裂させまくるドリさんのFWは是非とも見てみたかったところですが・・・、2本目以降のメンバーに期待です!
ETU側はとりあえずスギをターゲットにハイボールを入れ、その落としたボールから展開させたいところでしたが、それはタッツミーにっとては織り込み済み。
スギは個の力で大学生相手に競り勝つけれど、それも当然タッツは想定していて、セカンドボールをしっかり狙って拾うように指示を出してたんだろうなーと思います(山井記者は、その守備の点には触れてませんでしたが)。
その動きをしっかり読んで、ボールを拾った、近い将来ETUのユニフォームを着ているであろう中井の読みも良かったと。中井は、試合中の描写を見た感じだと、やはりボランチの選手っぽいですね。中井のプレーは、ETUの未来を思い描く意味でも、注目して見ていきたいところです。
タッツミーは、プロを相手にする大学生たちに対して、引いて守って受け身になるのではなく、慣れないポジションに戸惑っているETUの選手たちをむしろ活発な動きで撹乱し、積極的に攻めて行ったことで、試合の入りとしては面白いことになってるなと思います。
タッツミーは、ETUの選手たちのクセというのをよ~く知っているはずですし、次から次へとETUのスキを突きまくって行くと思うので、それに対しETUの選手たちがどんな対応を見せるのか、今後の展開が楽しみです。
※
あとは、箇条書きにて。
- 地味だけどサラッとしゃべってる名前の分からない13番。
- クロ、カッコいいこと言ってると思ってたら、黒豹だとかなんだとかの話に吹いた。今のクロが“意外と”読みがいいのも、かつてのFW経験があるからなのかもしれませんね。
- クロへのツッコミ、タンさんからバッキーへの流れが面白すぎる。何がどうなってクロネコになるんだ・・・?(笑
- 松ちゃん・・・、今さらながら松ちゃんはコーチとして大丈夫なのか?
- タッツミーのキャンプとしてのテーマは当然あるんでしょうけど、面白がってるという部分も少なからずありそうですね。
※
さて、来週以降についてですが。
引き続き、練習試合の様子が描かれていくことになるでしょう。
まだタッツミーの意図が明らかにされることはないかと思いますが、試合はここからどのように動いていきますか、大いに注目していきたいです。
あ、そうそう。
モーニング本誌の次号予告がジャイキリなんですけど、そのセンスに笑ってしまいました。てか、何なのこれ?(笑
タグ : GIANT-KILLING
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