今週の連載雑感(2010年3月15日~3月21日)
2010.03.21 20:25
■ 今週の雑感リスト
- ANGEL VOICE
- LOST MAN
- コラソン~サッカー魂~
- 龍時
- うるとらスーパーさぶっ!!
『コラソン』は、ヤンマガが22日月曜日が春分の日の振り替えで土曜発売になっているで2話分更新。スピリッツ掲載の『LOST MAN』は、休載があるので1話分のみの更新です。
今週から連載が始まった、『T.R.A.P』についてはこちらの記事をご覧になって下さい。
□ ANGEL VOICE
ヒサシから始まる市蘭のカウンター。
約束通り、キヨハルはシンゴに相手GKと1対1になるお膳立てのラストパスを送りますが・・・
シンゴはイメージして、イメージして、イメージするけど・・・
シンゴに見えるのはゴールを決めた後の自分の姿。
結局、どのようにシュートを打つべきかのイメージを作ることはできず、あれこれ考えてるうちに時間はなくなり、しょぼ~いシュートに・・・。
まー、でも、実際こうなると思うよ私は。 今まで、まったく意識してなかったことをいきなりイメージできるようにはやはりならないと思います。自分でヒントを得て気付かないことには・・・ね。何て言うのかな、今のシンゴは、シュートのイメージを作るためどう頭を働かせていいのかということすらつかめてない段階だと思います(私自身がそういうタイプだったりするので、勝手に自分のことと置き換えて書いてますけどw)。
そのヒントがこの試合で得られるのかは分かりませんが、今後シンゴがヒントを得て気付き、ストライカーとしてまた一歩覚醒していく描写に期待したいです。そういう描写は、この作品のこれまでの経緯から考えても、きっと私たちをワクワクさせてくれるはずなので!
シュートを外したシンゴに対し、キヨハルは手厳しいですねぇ。
でも、それもシンゴの成長(自覚)を促すものとして、当然のことなんだと思います。
「盛り上がった気分を…… 一瞬で凍りつかせるやつ…」
という二宮と、舌打ちをするワッキーの描写がありましたけど、ああいうのって真面目に味方の士気をも下げかねないですし、言うべきことはしっかり言わなきゃいけないってことですね。
シンゴも悔しかったらプレーで見返してやれってってことで、今後の展開に期待です。
※
先週、六原学館の監督さんの名前が出ていた意味・・・が、ちゃんとあったんですね!(笑
後半、今の自分たちにできることを精一杯やっているけど、市蘭の壁を崩せず、逆に失点を重ねチーム全体のモチベーションが大きく低下してしまっている六原学館。
そんな六原学館の選手たちに刺激を受けて、これまで、強化計画が中止となりサッカー部顧問を押し付けられたことを理由にまともな指導をしようとすらしなかった窪田先生が、これまでの自分の姿を反省し・・・
「頑張りなさい!!」
と、選手たちに声を送ったシーンは良かったですね。
サッカーのことを知らないし、何か采配をしてあげることはできないけど、今の窪田先生にできる精一杯のことがあの言葉なんだなって思うと、グッとくるものがあります。
今はサッカーを知らない、ただの名目上の顧問の先生かもしれないけど、もしかすると、窪田先生は5年後ぐらいに県内でも有名な指導者になっている・・・かもしれませんよ?
六原学館の描写も、終わりそうでなかなか見せ場を作ってくれますね。 そこが、『ANGEL VOICE』のいいところだと、改めて思います。そんな窪田先生の言葉を受けた六原学館の選手たちがどんな反応をしめしていくのか。来週号の展開が楽しみです。
※
□ LOST MAN
いやぁ、今週の詩乃さんが魅せてくれましたね~(笑
本人はキャリアウーマン風のイメージなんでしょうけど、あの姿を見た瞬間から嫌な予感しかしなかったというか・・・、案の定思いっきり怪しまれてたりで・・・。
サー・チャーチルに、マツモトのスタメン出場を直訴しに行ったかと思いきや(思いっきりサカザキ風なところがが笑える)・・・
「おもしろい冗談(ジョーク)だ……」
と、顔色ひとつ変えずに、チャーチルに切り返され唖然とする詩乃さん。
(あまりに無表情なチャーチルと、そそくさと引き上げてくギャラリーたちの描写も含めて、私的に結構ツボでしたw)
かと思いきや、新聞でマツモトスタメン有力の報道を見て嬉しそうにするで、今回も愛すべき姿を見せてくれたと思います。
それはそうと、コミュニティー・シールドで対戦した、リヴァプール・シティとの再戦となる次の試合で、マツモトのスタメン出場はあるのでしょうか?
この試合はそれなりに試合描写もありそうなので、マンUとプール・C(ギボンさんの略し方には違和感あるけど・・)がどんなサッカーを見せてくれるのかも含めて楽しみです。
※
□ コラソン~サッカー魂~
ヘルマンが監督に就任後の初練習。
監督の指示がないと何をすればいいのか分からないし、監督の顔色を窺いながらプレーする選手たちの描写(相手の意図が見えないと不安を感じてしまう)というのは・・・、私にも非常に耳が痛い話なのですが(苦笑)、日本のサッカー選手を揶揄している部分ですよね。
そんな中、凌駕はブラジルでの試合シーンのように、ファールまがいのプレーでもお構いなしに、泥臭く前進し続けていく・・・。
ビブスをつかまれながらもブレ球の強烈ミドルを放った凌駕は、GKが弾いたところを、DF・醍醐の脚ごと蹴って押し込みゴールを決めますが・・・、凌駕のラフプレーに当然周囲とケンカになり取り押さえられてしまう。
そんな凌駕の姿を見て、どっちかというとヘルマン就任には好意的であった、通訳兼広報の田代も、最悪レッドカードどころか没収試合にもなりかねないそれでも凌駕を使うのかヘルマンを問い詰めるが・・・
「………Yes!」
それが、ヘルマンの答え。
予想通り波乱の展開となっているわけですけど、チームの雰囲気が最悪になると分かっていながらも、それでも凌駕を代表チームに加えたヘルマンの意図はどこにあるのか。
個人的には、凌駕の持っているコラソンをチームに持ち込みたいというのもあるでしょうし、また凌駕に対しては日本代表としてW杯予選を戦うことで、重圧と責任感の中でホンモノのフットボーラーになってほしいという気持ちがあるのではないかなーと思ってたりします。
凌駕もそんなヘルマンの言動によって変化が見られるようになるのか。
凌駕も、1話で(こういう自分のスタイルは)治らないと言っているし、分かってはいるんだど思うんですが、何とも不器用とというか、そういう生き方しかできないタイプなんだろうなって思って読んでます。
何を言っても、ヘルマンとともに帰国して日本代表に加わったのだから、日本代表に対する思いというのはやっぱりどこかに持っているはずで、その思いの部分を今後人間ドラマとして塀内先生がどのように描いていくのか注目していきたいです。
それと、代表のチームメイトである中神と醍醐の関係も気になるところ。
年齢的にも近いし、彼らとのやり取りを見ていると、過去に何かあったことを思わせますよね。
まだまだ、人間ドラマを描くことに定評のある塀内先生の本領が発揮されるのはこれからの話ですが、私としては塀内先生の作品は安心して読めるクオリティだなと感じてます(そのへんは、私は元々塀内先生の作品のファンなので、ひいき目になっている思っていただいて構いませんw)。今後が楽しみです。
※
□ 龍時
いよいよリュウジがピッチに登場。
監督に対して心の中で悪態をつきつつも、いざ名前を呼ばれると、子供のように純粋ですっごく嬉しそうな表情を見せていたのが印象的でした(笑
当たり負けはしても粘り続けてファールをもらったリュウジ。
このあと、どんなプレーを見せてくれるのか楽しみです。
※
□ うるとらスーパーさぶっ!!
扉絵の塚本が・・・。
本田様は、さらにスゲーことをやってのけてくれました。 シュンスケも含めて、作中でどのようにネタとして料理していくのか、注目していきたいです。 あとは、イナBネタもいつもながらに吹いてしまう。
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