『LEGEND OF THE ATHLETE 中村俊輔物語』 / 原作:工藤晋 漫画:大内冬樹
2007.03.07 22:48
月刊少年ジャンプの2006年5月号~7月号に掲載された、読み切りを単行本化したものです。
今、日本で一番旬と言える選手なだけあって注目度が高いのか、私の買いに行った書店では、普通に平積みされていました。えぇ、たいていのサッカーマンガよりもいい扱いされてましたよ(苦笑
ストーリーの方は、幼稚園の頃にサッカーに出会ってから、高校(桐蔭学園)あたりまでについて語られています。
一言で感想を言うなら、"少年マンガ誌の○○物語としては非常に無難な出来" だと思います。
本人自らによる監修だそうで、"ちょっとカッコよく描きすぎなんじゃないのぉ?"なんて、私は思っちゃたりもしましたが(爆
"まるでマラドーナのドリブルだ"とか。
その当時の彼を見てるわけじゃないけど、それはないって、と(^^;
幼少の頃から、自分できちんと物事を考え工夫して、どんなときでも自分のスタイルを曲げずに、自分の技術を磨き続けてきた、中村俊輔という選手を形成した原点が、作品から知ることができます。
俊輔の最大の武器である、フリーキックの蹴り方のスタイルの確立についても、描かれています。
絵柄については、大武ユキ先生に似てるなと思いました。大武先生ほと、淡々とした感じではないですが。
熱心な俊輔ファンが、あえて買う必要性があるかどうかは、微妙なところではありますが(むしろ、熱心なファンだからこそ買うのかな)、興味のある方は読んでみては?
ところで・・・
明朝、チャンピオンズリーグのアウェーでのミラン戦の2ndレグですね。
セルティックは、アウェーで弱く、ホームでの1stレグもミランの方が優勢にゲームを進めていたので、苦しい立場であるとは思います。
けど、1点先制できれば面白いことになりそうなので、俊輔にはフリーキックという究極の飛び道具があるわけだし、プロテクターをつけてのプレーは厳しいとは思うけど、活躍に期待ですね!
フリーキックを蹴るとき、アンチェロッティがケツ出したとしても、心を乱してはダメよ?(笑
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