今週の連載雑感(2009年6月29日~7月5日)
2009.07.05 15:34
■ 今週の雑感リスト
- 龍時(新展開スタート)
- GOLDEN★AGE
- LOST MAN
- ANGEL VOICE
- うるとらスーパーさぶっ!!
『未来のフットボール』の最終話に関しては、こちらの記事で書いています。
単行本化することはすでに決定していますが、発売日に関して、7月3日の配信で情報が出るかなと思っていたんですけど、今のところ情報は出てませんね。そのあたり、明らかになったら、情報を載せたいと思ってます。クラブサンデーでの最終話の配信が9月2日までとなっているので、発売はそれ以降になるものと思われます(現に、7~8月のコミック発売のリストにはありません)。
□ 龍時
今号から始まった新展開は、原作『02-03』に相当する、リュウジがベティスへ移籍する話でした。 個人的には、続くにしても、ベティス移籍の話は“ない”と思っていたので大きな驚きです。・・・と言っても、原作通りではあるんですけどね(苦笑
さすがにベティスのメンバー構成は、原作通りにはなってませんが、選手は実名ということで、権利関係の問題はクリアになってたんですねー。あのバルサ戦だけが特別だと思ってました。さすがは、ワールドサッカー誌といったところなのでしょうか。
ベティスのメンバー構成は、正直言うと、近年のベティスについてはさっぱり分からないので調べてみましたが、07-08シーズンと08-09シーズンを合わせたような感じになってるみたいです(間違ってたらごめんなさい)。ホアキンの役回りは、セルヒオ・ガルシアが担っていくことになりそう。FWのウーゴ・マリアーノ・パボーネは、レッズが獲得を狙ってたことのある選手ですね(結局、監督の意向からマリッチが浦和にやって来て伝説を作っていったのですが)。
まぁ、何にしても、世界のトップリーグを題材にし、実名選手が出まくるサッカーマンガは、『VIVA! CALCIO』以来になるのかな。これをきっかけに、作品の注目度がもっと上がればいいなぁと思います。
ストーリーは、小説版がベースになっていくと思われますが、それにいかに、マンガ版では近年のリーガの動向に合わせた形にアレンジしていくかが(上手くアレンジしていかないと、古臭さを感じるものになりかねない)すごく楽しみです。
月2回16ページずつの掲載だから、進行ペースがめちゃくちゃ遅くなりますが、逆を言えば、今後数年間は『龍時』を楽しむことができるということで、それは素直に嬉しく思います。
※
□ GOLDEN★AGE
あぁ近江・・・
普通に外したかと思いきや・・・
足首は、出雲にファールされたときに痛めたのでしょうか?
その後も、かもめ中が押せ押せで攻めていくけど、丹波の見せた独力での一発のカウンターで、下がりっぱなしだったドルフィンズのディフェンス陣も息を吹き返す。あの場面は、やっぱり、丹波のプレーに、(作画的に)もっと迫力があってくれれば・・・と思う場面ではありました。
次号予告に吹きました。
いよいよドルフィンズ戦のクライマックスとなるようですが、足を痛めた近江が何を見せてくれるのか(あまり、無茶はしてほしくないけれど・・・)、まぁ、おとなしく次回の更新を待つとします(笑
そういえば、クラブサンデーの更新予定の方は、18話(8月25日配信分)まで掲載されていましたね。
G★Aはまだまだ終わりませんよ♪
※
□ LOST MAN
いやぁ・・・
詩乃は、髪を下ろした方がかわいいのではないかと、個人的には思うわけですが・・・。
他は、あまり感想を書きようがないというか、デイビッド・トラウズマとマツモトの記憶喪失とがどう関連付けられていくのかが気になります。
※
□ ANGEL VOICE
やっぱり、『ANGEL VOICE』は面白いなぁ。
ヒサシの欠点はコーチングでも、声が出ないとか、状況に応じた的確な指示が出せないとかではなくて、先輩に対して遠慮の部分があったからであると。
それにしても、ジミーには笑いまくりました。
あのジミーの連呼に、ジミーが軽くへこんでるところとか、かなりツボでしたね。
じっちゃん、なかなかいいところを突いてると思います。
まぁ、ジミーとブンタは、紙一重なような気もしますが(笑
んで、最後のジミーとヒサシの場面もカッコよかったですね。
ジミーは、作中では影の薄い方だと思いますけど、合宿での寝相の件といい、今回の件といい、いいキャラしてると思います。
前半で3点差を付けられて、すごくシリアスな局面なのですが、その中でも上手くギャグパート散りばめる古谷野のセンスには、いつも脱帽させられますね。本当、素晴らしいです。
あとは、脇坂の描写も良かったです。
今まで何度も見せてくれていますが、黒木の選手心理のマネージメントの仕方は上手いですし、読む者の感情に触れる描き方という意味でも、古谷野先生の上手さを感じます。
3点差を跳ね返すのは、簡単なことではないですが(帝稜のベンチには、まだ切り札っぽい男がいますからね)、ここからの逆転劇に期待したいです。
それと、来週号は、巻頭カラーだそうです。
なんだろう、すごく感慨深いものがありますね~。
来週号が今から楽しみです。
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□ うるとらスーパーさぶっ!!
今週は、3つとも好きですね。
1本目は、ケネディは名古屋に来ますからね。いつかこのネタは再利用されそう。
2本目は・・・、あの大きく広げまくってる風呂敷は、ある意味笑えないんですが、これも村山先生らしい毒を含んだ皮肉だなぁと思いますウイットに富んだ表現での、W杯ベスト4入り目指して頑張れという村山先生なりのエールですよねっ!
3本目は、あのふたりは、いいコンビだと思います。現役を退いても、相変わらずのさわやかヤクザぶりが素敵でした(笑
コメント
コメントありがとうございます。
あのまとめは、私も『ANGEL VOICE』のことが大好きですし、もっと作品の知名度が上がってほしいという願いも込めて作ってみました。楽しんでいただけたなら幸いです。
最新の11巻が、8日に発売されるので、まだ未完成の船学についての記述は、単行本が出てから更新するつもりでいます。
まだまだ、一般的な知名度は低い『ANGEL VOICE』ですが、1巻は10版まで重版がかかってるらしいですし、チャンピオン本誌でも次号は巻頭カラーを飾るなど、この作品らしくじわじわと伸びてきているとは思うので、今後の更なる躍進に期待したいですね!
その中で、私は私で、作品の魅力をもっと伝えることができればいいなと思ってます。
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今一番面白いマンガだと思っておりました。
探したけど古本屋はおろか本屋にすら無いってのはどういうことだ?
こんなに詳細にまとめてくださる方がいて、本当に嬉しいです。
これからも頑張ってください。