『YATAGARASU 13』 / 愛原司
2007.02.18 13:40
2月16日発売組から、まずはこれ。
やっぱり、一番好きなので(笑
12巻に続き、県トレの選考会を兼ねたサマーカップ編。
因縁の相手を前に、自分を見失ってしまった、主人公・・・ではない(笑)森村が、チームメイトや最後は所属クラブの恩師の天野監督の言葉に、自分らしさを取り戻していくところが、今回のストーリー上の一番の見所かと思います。
それから、主人公・茂木但馬の、見事なまでにチャンスで外しまくるところは、逆に笑えますね~。今後のための、何か意図があるんでしょうか?(笑
完璧なシュートを打ってもキーパーやディフェンダーに紙一重のところで止められるし、ゴールに入っても相手に乗りかかってファールを取られたりり、オフサイドだったり・・・
まぁ、茂木は能力のインフレ傾向があるので、ここは外しまくっておいて、県トレの選考からは漏れた方がいいとは思いますけどね。
ただでさえ、U-15チームにいる13歳なんだし、あんまり行き過ぎると、マンガとして続かなくなるもの( ̄▽ ̄;)
そもそも、『YATAGARASU』のゴールはどこにあるんでしょうかね(^^;
13巻まで来て県トレの選考って、そこから、県トレ→地域トレ→ナショナルへと続いていくわけで、そこまで作品が続いてくれるのかどうか、但馬をどう成長させていくのかが気になります。気にしても、しょうがないんでしょうけど(苦笑
実況風の試合展開の説明や、 ひとつひとつのプレーの合間にやたらとセリフが多かったり(エリアのような、プレーの流れを止めるような、選手間の会話はないですが)、いかにもな感じの嫌味な敵役など、マンガとして古臭さを感じるのは否めないのですが・・・
サッカー描写の上手さ(キレイな絵柄=サッカー描写の上手さではない!)、戦うハートやプライドの部分の表現など、どちらかといえば地味ではあるかもしれませんが、サッカー純度の濃く私的には好きな作品で、"しっかりサッカーしてる"サッカーマンガを読みたい方には、安心して読めると思います。興味のある方はぜひ(笑
・・・余談ですが。
この作品に登場する長谷部ってキャラは、レッズの長谷部に似てますよね?
だからってわけじゃないけど、長谷部が好きだったり(笑
もっと、反町とのコンビネーションで、左サイドを切り崩していくところを見たいなぁ。
タグ : YATAGARASU
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