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ひとりの"サッカー好き"が書く、主観的なサッカーマンガの読書日記。『GIANT KILLING』と『ANGEL VOICE』を猛烈にプッシュ中!

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今週の『GIANT KILLING』#119 

2009.06.18 22:15

持田からのラストパスを、走り込んで来た三雲が、ダイレクトでシュートしたシーンで終わった先週号。

今週号は、少しだけ時間を巻き戻し、先週とは違う角度で、持田のラストパス、そして、走り込んで来た三雲のシュートを描いたところから始まっていきます。

三雲のシュートに、緑川も必死に横っ飛びで左手を伸ばしますが、わずかに届かず、ボールはゴールネットを突き刺し・・・

「よしっ!!!」

平泉が、一瞬表情を変え、そう口にしたのを皮切りに(久堂は、その一瞬を逃さなかった!)、同点に追いついたホーム東京Vサポーターの、歓喜の渦に包まれるスタジアム。

その一方で、ここまで耐えに耐えてきたにもかかわらず、失点を喫してしまった緑川は、左手で地面を叩き悔しがります。決して、三雲を軽んじていたつもりはなかったはずだったのに・・・。

しかし、その三雲は、ようやく決まった同点ゴールを喜ぶことはせず・・・

「まだ同点だ! 逆転するまでガンガン攻めるぞ!!」

素早くボールをセンターサークルへ運ぼうとし、"勝利"への強い執念を見せます。

そんな様子を見て緑川も、東京Vの攻撃の脅威が増していくことに強い懸念を示し、逆転されてしまう可能性も意識し始めているようです。

・・・

と、ここで場面は、カメラマンの久堂へと移ります。

まだ同点ということもあってか、派手なリアクションは見せなかったものの、カメラマンとしての勘なのか、ゴールシーンもほどほどに、何か閃いたかのように素早く平泉にカメラを合わせ、表情が変わった一瞬をしっかりカメラに収めていた久堂。

その一瞬の表情の変化から、平泉が、このゴールによって手応えが得られたであろうことを確信しています。

持田投入後に生まれたゴールではありますが、それは、決して持田ひとりの力だけで生まれたものではない・・・

「奴を活かすために周りが動いた
言うなれば組織と個のバランスの取れた融合か……」

ようやく見えてきた、東京Vの新しいフットボールの完成形に、久堂は、シーズン後半での巻き返してくる可能性を感じたようです。

その一方で、同点に"追いつかれてしまった"立場の達海はどうする・・・??

ETUベンチでは、松ちゃんがこの失点に動揺し、激しく肩を落としていますが・・・

「あのさー ベンチがそんなんだったらこの試合負けるぜー?
俺達は交代のカード全部切った 
同点にされたとはいえ作戦が変わるわけでもない
だから俺たちに出来ることは はっきり言って特にない
あいつらがこのままやられちまうような顔してるか?
選手たちは勝利を目指してる 
なのにベンチが下向いてたらやる気だって削がれるよ
忘れんな 俺達はチャレンジャーだ
挑む側が一丸とならないで 大金星なんてあげられるかよ」

と、あくまで、自分たちはチャレンジャーの立場であることを強調する達海。

それに対して、自分たちにできることは応援として、ベンチ入りしてるメンバーたちに声を出すように促す松ちゃん。・・・やることが極端すぎやしませんか?(笑

その裏で達海は、東京Vの選手たちの目の色を変えてしまう、持田という選手について、考えをあれこれめぐらせているようですが・・・

「よし いい子だ」

右足に手を当て、そのようにつぶやく姿を目の当たりにした達海。
何か思うところがあるようにも見えますが・・・?

・・・

試合の方は、ETUのキックオフで再開されます。

椿は、このままではプレシーズンマッチの時の二の舞だ・・・と、気持ちを強め試合に臨みます。

・・・と、ここで、堀田から椿へボールが入ります。
勝利への執念を見せる持田は、厳しくチェックに行きますが、それに対し椿は、右サイドの赤崎にシンプルにはたきます。

「おいおい逃げんなよ椿君 時間ないんだから
コッチはもう1点欲しいんだよ」

「一体何がこの人を……
ここまで勝利に駆り立てるんだ……?」

持田の狂気にも近いその執念の強さに、「ゾクッ」と恐怖感すら覚えている様子の椿。

「くっ…… このままじゃやべえぞ」

ゴール裏から、ETUの戦いを見つめている、スカルズのリーダー羽田も、この試合展開に不安を感じ始めているのか・・・。

・・・といったところで、今週はここまでとなります。

■ 私的雑感

うわぁーーーー
決まってしまいましたか・・・。

今週号は、ついうっかり開いてしまったページが、ちょうどミックのがゴールに吸い込まれているシーンで、決まるか決まらないかのところでの緊迫感を味わうことすら許されず、余計にショックでガッカリきてしまいましたよ・・・orz

う~ん、シュート打ったのがミックだったから、いや、ミックだったからこそ、シュートは決まったのかな。これまでの、"哀れなミック"なイメージからは、完全に脱却したのかもしれませんね。

同点ゴールを決めて喜ぶどころか、素早くボール取ってをセンターサークルへ運ぶなど、勝利に対して貪欲な姿勢を見せるミックは、素直にカッコよかったと思います。
あー、何か悔しいけど、ミックの確変を認めざるを得ないのか・・・。

悔しい・・・と言えば、ドリさんはもっと悔しかったんだろうなぁと思います。
ここまで、頑張って耐えに耐えてきて、また、決してミックのことを軽く見ていたわけではなかっただけに・・・。
(こんなところで書くのもあれですが、モーニングの巻末の切り絵マンガにドリさんがネタになっているので、まだ見てない方はチェックしてみてください)

普段、ゴール前まで出てくることがあまりない(と思われる)、守備的なタスクを担うボランチのミックの警戒が甘くなってしまうのは、仕方ない部分もあるとは思います(持田やレオナルドに気を取られすぎな感もありますが)。シュートもまた絶妙なところに決まりましたしねぇ。

失点の原因を追求するのは、試合後にやってもらうとして、まずこの場は、素早く気持ちを切り替えて、試合に臨んでほしいところですが、攻撃陣は大丈夫そうですけど、守備陣の動向がちょっと気にかかります。

失点後のタッツミーの発言については、まさにその通りだと思うので、特に書くことはありません。
松ちゃんは、先週、自分で言ってたことを思い出そうね、と。
チームを応援する側も、選手交替のカードをすべて切ってしまったわけですし、試合の流れが悪いとしても、あとは選手たちを信じて見守るしかありません。すごく歯がゆいんだけど、信じるしかないんですよね。

ETUとは直接関係のない、ただのカメラマンという存在ではあるのですが、久堂さんが味のあるいいキャラしてるなぁと思います。

ETU陣内のゴール裏に張っていた久堂。
ミックのゴールが決まった瞬間、サッとフォーカスを平泉に移し、表情の変わった一瞬をしっかりと収める。選手や監督などの"表情"を撮ることに情熱を燃やす、久堂のプロフェッショナルなこだわりが感じられて、すごくいいですね。久堂に関しても、キャラとして結構語れる要素あるんですよね。

・・・で、ふと思い出したのですが、今回、藤澤さんはいずこへ??
東京ダービーだから、普通にプレス席で試合を見ていると思うのですが、今回は作中での出番なしでしょうか?

「一体何がこの人を……
ここまで勝利に駆り立てるんだ……?」

持田について、気になる描写があったので、それについて書いていきたいと思います。

「よし いい子だ」と、右足に手を当てる持田。
また、それに対するタッツミーのリアクション・・・。

持田に関して言えば、#116で・・・

「サッカーなんて接触プレーが激しいスポーツは……
いつ選手生命が終わるかわかんないんだぜ?
もし 今日誰かの足がブッ壊れたら この試合がそいつのラストゲームだ
それでもあんたら 悠長にキレイなサッカーしてられんの?」

と、言ってました。

持田は、怪我の多い選手とされています。
キレてるそのプレー振りとは裏腹に、足の状態は芳しくなく、"自分自身が怪我によって、いつ選手生命を絶たれることになったとしても不思議ではない"ってぐらいにボロボロの状態なのかもしれない。それが持田に、鬼気迫るまでの勝利に対する欲求の原動力になっているのかなって気もします。それならば、持田の言う"覚悟"の意味が、他とは少し異質なものに思えたのも納得できます。

タッツミーも、また、そんな持田の姿に、過去の自分の幻影と近いものを見た・・・のかもしれません。
実際どうなのかは、作中で描かれるまで分かりませんが、少なくとも、あの場面で、持田に対して"何か"は感じていたはずです。

そう考えると、バッキーが持田を止めるのは、現状ではかなり難しいように思います。
けど、バッキーは、ここぞの大一番でスゲーことをやってのける男。
そんな持田すら乗り越える、バッキーの覚醒的なパフォーマンスに期待してみたいです。

持田については、もう少し書きたいのですが、とりあえず今回はここまでにしておきます。

さて、来週以降についての話なのですが・・・。

最後のコマに羽田が出ているので、サポーター絡みの描写が出てくるのでしょうか?

同点に追いつかれてしまったETUが、再度逆転を目指すには、まずは、東京Vに傾いてる試合の流れを断ち切らなければならず、まずそのためには、先程も書いた、バッキーと持田のマッチアップのところですよね。

持田の過去話あたりについても、触れられそうな感じもありますし(過去話から始まっていくというパターンもあるのかな?)、ストーリーを見守っていきたいと思います。

タグ : GIANT-KILLING

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