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ひとりの"サッカー好き"が書く、主観的なサッカーマンガの読書日記。『GIANT KILLING』と『ANGEL VOICE』を猛烈にプッシュ中!

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今週の『GIANT KILLING』#118 

2009.06.11 22:44




リーグジャパン第17節東京ヴィクトリーvsETU
試合は、前半の椿のゴールにより、アウェイのETUが1点をリード。

試合の残り時間は20分ほど。
持田の投入により、東京Vの勢いがさらに加速し、ETUにとっては非常に苦しい状況となっている・・・というのが、先週号の話の流れでした。

・・・

時計の針は、後半28~29分を指しているところ。
ETUも選手交替を行い、ピッチの中を駆けて行ったのは、丹波に堺という年長組2人。
一方で、ピッチを退いたのは、夏木に世良。

松ちゃんは、王者・東京Vを相手に1点をリードしている状況もあり、ベンチに戻ってきたふたりに、明るくねぎらいの言葉をかけます。しかし、夏木と世良の表情は、松ちゃんがイメージしたものとは違い、交替された悔しさと重圧からくる疲労感からか、非常に険しいものでした。

ピッチの中では、東京Vのコーナーキックという状況になっています。

堀(?)が、左足のインスイングで蹴ったボールは、秋森と競り合った杉江がヘディングでクリア。

・・・ですが、そのセカンドボールは、ゴール正面、ペナルティアークの外側付近にいた城西が、ダイレクトではたき、それが持田の下へ渡ります。

「椿!! 持田の野郎を調子に乗せんな!!」

と、黒田が叫び、周囲の注目が一瞬持田に集まる中、持田は左足でゴール前のレオナルドにハイボールを入れます。

マークする黒田の対応のまずさあってか、レオナルドは、胸でトラップし、そのままシュート!

緑川は、一歩も動けない状態でしたが、ボールは、ゴール前でスライディングした丹波に当たり、ETUは、間一髪、超決定的とも言える危機的状況を脱します。そんな状況に、東京Vサポーターは、頭を抱えます。

「ったく 何やってんだよお前ら!
持田に気を取られすぎなんだよ!! 目の前のことしっかりやれよ!!
ヴィクトリーぶっ倒すんじゃねえのか!?
相手にのまれててデカイこと出来っかよ!!」

と、チームを強く鼓舞する丹波。
この丹波の一連のプレーは、選手交替がさっそく功を奏した形に。

達海としては、決して守備要員として丹波を入れたわけではないようですが、「こういう雰囲気にのまれない選手ってのは大事だ」と、丹波を讃えます。雰囲気にのまれないという意味では、石神や王子のことも、達海は挙げていましたが、「あいつらいかんせん闘志が表に出ないからね」と、丹波の存在を強調しています。

「ムードメーカーの丹波……
ゴール前でも冷静でいられる堺……
こいつらが持ち味を出してくれれば もう一度ウチの流れがくるよ」

と、ここで、ふたりを投入した意図を明かす達海。

その話を聞いた松ちゃんは、1点を守り切るのではなく、中盤を厚くしてもう1点取りに行くことを選んだ達海の采配に・・・

「そりゃそうですよね 我々はチャレンジャーなんだ
最後までゴールを狙うことこそウチのチームコンセプト
それを見失ってちゃ…… 勝てる試合も勝てませんよね? 監督!」

との言葉をかけ、達海もそれに対し笑みを浮かべるも・・・

「それにウチ…… 最後だけ上手く守り抜くとか
そんな器用なこと出来るレベルじゃないしね……」

と、ひとこと付け加えることも忘れません(笑

・・・その裏で、達海は内心、プレーが正直すぎる、相手の勢いにのまれている影響もあり、プレー単調になってしまっているという、ETUというチームが抱える弱点についても触れ・・・

「ゲームってのは騙し合いだぜ?
どこかで相手の裏をかかねとよ」

と、選手たちの戦いぶりに、ある種の物足りなさも感じているようです。

・・・そんな達海の内心を知っているのかいないのか。

王子は、自分を密着マークする三雲の一瞬のスキを突いてボールを受けます。

それに三雲も行かせまいと、王子に付こうとするわけですが、そこで王子は、"あえて"三雲のいる方へドリブルを仕掛け、コレっぽちも足がかかっていないにもかかわらず倒れ、ファールをもらいます。

当然、触っていない三雲は、納得いかない態度を見せますが・・・

「なんだろう…… 日ごろの行いが良いからかな?
たまに転んだりすると…… 皆ボクに優しくてね」

と、三雲とおしゃべりを始める王子。

「悪く思わないでよ三雲(ミック)
(ここでこっちを見る堺のコマが挟まれる)
今度可愛い子でも紹介するからさ」

ゆっくりおしゃべりをしているように見せかけ、堺としっかりアイコンタクトしていた王子は、素早く動きで、前線の堺にパスを送ります。

・・・しかし、こういうことについて役者が一枚上手の持田がしっかり読んでいてボールをカット。そこから、再び東京Vの攻撃へと移ります。

椿は、ファールで止めてでも行かせてはいけないと、持田に身体をぶつけにいきますが、巧みに腕を使う持田が椿を制し、レオナルドへとパスを送ります。

持田に仕事をされて悔しがる椿に対し・・・

「そんな当たりで俺が倒れるとでも思ったのか?
俺を甘く見るなよ椿
殺すぐらいのつもりで来ないと俺は止めらんないぜ?」

と、言い放つ持田。
持田は、先程のパス&ゴーで、レオナルドからパスを受けます。
持田には椿に加え村越もついて行き、緑川も、レオナルドや城西を警戒するようにディフェンス陣に声をかけますが、持田の選択は、なんと三雲へのラストパス。

走りこんできた三雲は、迷わずダイレクトでシュートを放ちますが・・・!?

この続きは、また来週となります。




■ 私的雑感

今週は、いろいろと面白く、楽しませてもらいました。

レオナルドの決定的なシュートシーンは、本当に危なかったですけどね。
タンさんナイスプレー&その後鼓舞するシーンは、本当にカッコよかったよ!
クロは、持田に気を取られていたからなのか、単に判断をミスったのか、ちょっと中途半端な対応のように見えました。

全体の話としては、タンさんと堺さん投入により、少し盛り返して、何とか均衡は保てそうに見えたけれど、持田の役者ぶりがさらにその上をいっていたいうところでしょうかね。

今週、私的に一番笑ってしまったのが、王子でした。

「なんだろう…… 日頃の行いが良いからかな?
たまに転んだりすると…… 皆ボクに優しくてね」

「日頃の行い」って・・・(笑
でも、"ピッチの中で倒れないのがボクのカッコ良さ"をポリシーとしてきた部分に関しては、本当にその通りだと思いますし、その結果、レフェリーは優しくしてくれるわけ(ファールを取ってくれる)で。

いやぁ、レフェリーの心証ってすごく大事よ?(笑

故意に倒れてファールをもらうプレーに対する是非や、王子のサボり癖に関しては、まぁ置いておくとして(苦笑)、そういう王子のいい面でのポリシーというのは、どこかのJリーガーにも見習ってほしいところだと思います。

その後の、堺さんとの絶妙なアイコンタクトから、スキをついたフリーキックも良かったと思いますが、あれは、モッチーの方が一枚上手でした。あのプレーが上手くいっていれば、また流れを違うものにできたかもしれなかったんですけどね。

タッツミーの采配の話。

タンさんと堺さんの投入は、ほぼ自分がイメージしていた形の交替でした。

守備のセットプレー時の選手交替は、普通はやらないことですし、まさかこれが失点フラグになったりは・・・とか一瞬考えてしまったのですが、それどころか、タンさんはシュートを止め、チームを鼓舞し、ディフェンス陣を引き締めたのですから、あのタイミングでの交替は大正解となりました。

タンさんの投入は、ムードメーカーしての役割については、正直、私の頭の中に入ってなかったのですが(苦笑)、攻守にわたって左サイドでの仕事を担うこと(松ちゃんが、中盤を厚くと言ってるので、サイドバックではないと思っています)、堺さんの投入は、(ナッツにはできない)状況を見極めた上での冷静かつ的確なプレーを期待されて・・・ということだと思います。

個人的には、現状において、一番理になかった采配で、普段だったら十分流れを引き寄せることが可能だと思うのですが、"モッチー劇場"と化している雰囲気を変えるまでには至らなかったですね。流れを変えるところまで行くには、もうひとつ何かが必要なのかも(バッキーとか)。

ただ、このまま形はどうであっても、失点せず耐え続けていれば、1回ぐらいは、決定的なチャンスは巡ってくると思うので(逆にやられてしまったら、かなりきついですが・・・)、いちETUファンとしては、とにかく頑張って耐えてくれ・・・と祈るように、試合を見守るしかないですね。

それと、話は変わりますが・・・

これまでも、いろいろと楽しませてもらっていますが、今週のタッツミーと松ちゃんのやり取りがすごく好きです。

「我々はチャレンジャーなんだ」

と、言ってるときの松ちゃんが、妙に男前に見えるのは私だけでしょうか?(笑
その後の、タッツミーの表情もなんかいいなぁ。

タッツミーの言う"弱み"については、練習の中でいろんなことにトライしているようですが(個人的には、このへんについてももうちょっと作中で描いてほしいなと思うところ)、まだまだチームが目指しているレベルとはギャップがあるってことなんでしょうね。そういう意味では、王子の存在というのは、やはり大きい。

タッツミーも、選手交替で打開をはかろうとしてるものの、止まりそうのない"モッチー劇場"。

バッキーのとのマッチアップも、なかなか見ごたえがありました。
腕を使って、やり合っているところとか、『俺たちのフィールド』を思い出します。

「殺すつもりで来ないと俺は止めらんないぜ?」

の言葉に、バッキーは何を思っているのでしょうか。
段々と持田のペースに引き込まれている感もあるので、ここらでそろそろ勢いを止めたいところではありますが・・・。

プレシーズンマッチのときは、マークに来た(というか、思いっきり削ってましたね)持田をバッキーが振り切っていましたが、今回はその逆のパターン的に描いていることには、何か意図があるのでしょうか?
(王子のファールをもらうプレーも、守備的なタスクを担うボランチのミックがゴール前に進出してシュートを打つのも同じようなものを感じたので)

さて、来週以降の話についてですが・・・。

まずは、ミックのシュートを止めることができるのか?

「どーせ、哀れなミックの打つシュートなんて宇宙開発に決まってら~」

と、言ってやりたいところではありますが、結構いい感じで振り抜いたシュートのようにも見えますし、ここ最近ミックもカッコいいところを見せているので、ちょっとドキドキしています。

ただ、あそこで、ミックがマークするべき王子を置いて、ゴールを前に出てきてたということは、裏を返せば王子をフリーにしてしまうリスクを負った行動でもあり、これが上手く転がれば、逆にETUのカウンターになるのかもしれないと"願望的な期待"を込めながら、来週号を待ちたいと思います。

タグ : GIANT-KILLING

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