今週の『GIANT KILLING』#110
2009.04.09 21:07
今週号のモーニングは、ジャイキリが表紙&巻頭カラーになっています。
表紙がなかなか素晴らしいものなので、単行本派で普段は連載はチェックしないという方も、チェックしてみてはいかがでしょうか?
清川がパスカットし、ETU再度カウンターを仕掛けられるか・・・
というのが、先週号までの流れでした。
ETUのカウンターは、王子を経由し、左サイドを疾走する椿に渡ります。
そして、椿は、ニアサイドに走りこむ世良にクロスを上げますが・・・
残念ながら世良にはあと一歩届かず、東京VのGKに抑えられてしまいます。
ジタバタを悔しがる世良に対し謝りつつ自陣に戻ろうとする椿は、何かに気付き、ふとその方向を向くと・・・
まるで悪魔にでもとりつかれたかのような笑顔で椿のことを見ている持田の姿がありました。
全然好意的な笑顔じゃないどころか、恐怖すら感じていた椿でしたが、その持田は、シーズンが開幕して半分、プレシーズンマッチで対戦した時に比べ、自信を持ってハツラツとプレーしていると、椿の成長を実感しているようでありました。
先制したETUは、その後も東京Vに攻撃の形を作らせず、しっかり守れている様子。
松ちゃんも、今日のETUの戦いぶりには、かなりの手応えを感じているみたいです。
達海は、東京Vベンチの平泉のことを見つめ、どこかで持田を使ってくるかということで考えをめぐらせますが、東京Vが不調なのは持田が抜けたからではない、"奴らが抱えている問題は別のところにある"として、ひとまずこの件については置いておくことにしてようです。
・・・
引いて守るETUに対し、攻めあぐねている東京V。
「去年までのウチはもっと楽に点取ってたじゃないか……」と、攻撃の形が作れないことに苦悩する三雲。
センターサークル内でパスを受けた三雲は、パスを要求する城西(中盤でパスをつないで攻めようとしている?)の無視し、一気に前線のレオナルドにハイボールを送ります。
黒田は、「はっ! そんなパターン… こっちは当然警戒してんだよ!」と言いながらも、パスは通されてしまい、胸でトラップしたレオナルドは、そのままシュート体勢に持ち込もうとしますが、この場は杉江が冷静なカバーリングを見せクリア。
そのボールは清川へとつながり王子の下へ。
王子は、パスを要求する夏木に、東京Vのディフェンスラインの裏にロングパスを送ります。
夏木も、オフサイドラインを上手くかいくぐり、パスが通れば、相手GKと1vs1の状況。
夏木のほうが、先に追いつけそうにも見えましたが、東京Vの日本代表DFでもある秋森がここは意地を見せ、夏木にボールを触らせません。
ギリギリのところで意地を見せる東京Vに、松ちゃんは落胆。
達海は、「フン 別にそう簡単に試合決めさせてくれるとは思ってねえよ」と、ちょっと強がってみたところで、今週はここまでとなります。
■ 私的雑感
きゃああぁぁぁあああぁぁーーーー!
怖いよ、怖すぎるよモッチー。
ページ開いた時、素でちょっとビクッとなってしまったじゃないですか(笑
今週は、コンビニでモーニングを見たとき、まずはこのカッコよすぎる表紙について触れないといけないなぁ・・・なんて思っていたんですけど、まさかそれ以上にインパクトを与えるものが仕込まれていたとは!
いや~、これは、巻頭カラーじゃないとできないですよね。
これは単行本派の方にもぜひとも見てほしいので、単行本でもカラーにしてですね!(笑
※
はい、気を取り直して次にいきましょうか(笑
今週の表紙は、本当カッコいいなと思いました。
タッツミーのフラッグの右側にさりげに存在する、パッカくんのもいいです。
10巻の初版限定ステッカーのデザインが、これっぽいですね。
10巻の発売まで、あと2週間になりましたが、単行本買う楽しみがひとつ増えましたね。
※
先制後のETUは、バッキーも好調なようですし(アウェイの東京Vサポからのプレッシャーや持田のあれに、今のところ心乱されている様子もなし)、集中して守れて、効果的にカウンターを発動できてますし、ひとまずは順調な試合運びができているようですね。
レオナルドにパスを通された時も、スギがしっかりとカバーリングできてましたし(ちょっとだけ、PSMの時のことを思い出しました)、安心して見ていられる状況かなと思います。
ただ、リズムのいい時だからこそ、もう1点取っておきたいよなぁとも思います。
ナッツは、上手く飛び出し、先に追いつけそうに見えましたけど、シュートさえも打つことができず残念だったです。
松ちゃんの、「敵は自分の中にいるぞー!」には笑ってしまいました。
ナッツは、自分の中の敵に打ち勝てれば、代表も見えてくるのかも。
※
クロと競り合う、東京Vのレオナルドが、なんかコシさんに見えてしまいました。
レオナルドは、PSMのときと印象が変わりましたね。
持田や秋森もずいぶん変わった印象があります。
(逆に平泉、哀れなミック、城西あたりは、それほど変わってないかなぁと)
今に始まったわけではないですが、こうして見てみると、ツジトモ先生の絵柄も変わってきたなぁと思います。
↑2巻のPSMの時の持田。
これだと当時との違いは、いまいち分かりにくいですが、同じくバッキーを見て笑みを浮かべている画ということで採り上げてみました(これも、怖いといえば怖いなw)。この頃を読んでいると、いろいろ懐かしさを感じますね。
※
さて、来週以降について。
今は、ETUのペースで進んでいますけど、この先どうなっていくかですよね。
個人的には、やっぱり、持田の存在が鍵を握りそうな気がします。
タッツミーは、持田が試合の局面を変えていくほどのものにはならないと考えているように見えますけど、そこは、タッツミーの想像以上の何かを起こすのではないかと。
ダービーマッチというのは、理屈じゃないと思いますし、まだここから一波乱は起こるはずです。
あとは、"東京Vの抱える問題"というテーマをどのように描いていくのかも気になります。
来週号は、どんな展開になっていくのか楽しみです。
タグ : GIANT-KILLING
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