今週の『GIANT KILLING』#106
2009.03.12 21:26
まずは、告知から。
これは昨年放送されたものの再放送なのですが、NHKのBSハイビジョンで3月18日の18時から放送される、"マンガノゲンバ"という番組の"読み手のゲンバ"というコーナーにてジャイキリのことが紹介されるそうです。
すでに放送をご覧になっている方もいらっしゃると思いますが、当時の放送を見逃してしまったり、また最近ジャイキリを知ったという方も多いと思うので、興味のある方がはご覧になってみてはいかがでしょうか?
詳しい放送の内容については、ここでは伏せておきますが、少なくとも先日の某番組のようなことは絶対ありませんので安心してください(爆
それと、すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、ジャイキリの単行本10巻は、4月23日発売になります。
恒例の初版限定ステッカーは何になるのかなども(王子ネタは9巻で出ちゃいましたからね)気になりますね。
先週のラストから引き続き、リーグ戦第15節、東京ヴィクトリーvs名古屋グランパレスの試合シーンから今週号は始まっています。
「つまんねえ試合」
なぜかこの試合には出場していない、東京ヴィクトリーの持田は、不機嫌そうにつぶやきます。
それは、自分が出場していないからという理由もあるかもしれませんが、それよりも、(ETU戦で王子をマークしていた)三雲が、安易なパスミスからボールを失うことを繰り返したりなど・・・、チャンピオンチームとしてあまりに不甲斐ない戦いを見せていることが最大の要因でありまでしょう。
一方、名古屋のゼウベルトは、本調子でないヴィクトリーの戦いぶりを見て、「勝たなきゃいけないゲームだ!!」とし、ペナルティエリアに少し入ったところで谷からパスを受け、右側にフリーでいるペペにラストパスを送ります。
パスを受けたペペは、冷静に右足のインサイドでシュートを決め、名古屋が先制点を奪います!
ゴールを決めたペペは、シャツをまくり、インナーに描いた自らの似顔を披露したり、いつもながらにかわいさを見せてくれます。
ヴィクトリーのほうは、ディフェンス崩壊に攻撃も個人技頼みで噛み合わない・・・
持田がチームを離脱してからのヴィクトリーは、ずっとこんな調子が続いているようです。
試合を見ていた持田も、この失点シーンを見て立ち上がり、「つまんねえもん見過ぎて気分悪くなったんだよ」と、チーム関係者の説得も聞かずに、勝手に帰ろうとします。
「覚悟の出来てねえ奴なんか サッカーやめちまえばいいんだ」
と、吐き捨てるように言った持田は、スタジアムを去っていきました・・・。
・・・
場面は、変わりましてETUのクラブハウス。
副会長は、スポーツ新聞でヴィクトリー戦の記事を見ながら、相変わらず性格の悪いのところを見せていました。持田が怪我で試合に出ていないことも、ここで明らかになっています。
最近のETUの好調に、ヴィクトリーの不調。
これで補強までも上手くいったら・・・
「こりゃあETUにも優勝なんて2文字が……
嫌でもチラついてきてしまいますなー ワハハハ――!」
などと、勝てなかった頃とはうって変わって、調子のいいことを言い出す副会長に、会長、そして事務所にやってた達海も呆れ顔・・・。
さすがに、達海も言い返そうとしますが、この場は有里が制止し、達海は練習場へ。
そして、会長・副会長を睨みつける有里・・・。
有里は、練習場で堀田が椿に対して思わず激しく当たりに行ってしまうなど、目の前の試合のことに集中し、熱のこもった練習に励む選手たちの様子を会長&副会長に見せてお説教。
そんな様子を見ていた後藤が言うには、小さい頃からETUを見て育ってきた有里のクラブへの想いの強さは人一倍であり、また、有里にとって、達海は子供の頃からのヒーローであった達海の言うことを一番理解しようとしているのは有里かもしれない・・・とのこと。
「有里が会長やりゃいいんだ」
と、冗談を飛ばしながらも達海は・・・
「まー クラブが強くなるにはフロントが頑張ってくんなきゃいけねーし……
俺もボチボチ…… 笠さん(かっさん)に会っとかなきゃなんねーかな」
と、話したところで、今週はここまでとなります。
■ 私的雑感
今週も、いろいろ言いたいことはあるのですが、まずはなんと言っても・・・
ペペはかわいすぎる件について!
先週は、小さく1コマだけしか出てなくて、大いに不満だったのですが、今週はやってくれました。
いいな~、あのペペの似顔絵のインナーシャツ欲しいわ(笑
谷や関根と言った日本人選手も、ペペのかわいすぎる似顔絵に食いついてきてたのが笑えました。板垣はどうか分かりませんが、完全にチームに馴染んでみんなと仲良くやっているようです。
ゼウベルトは、やっぱりいつものゼウベルトの役回りでしたね(笑
まさか、この時期にペペのかわいさを堪能できるとは思ってなかったので良かったです。
今週は、これが見れただけでも大満足でした。
また後半戦で、彼らの姿を見れるといいなぁ・・・というか、笠野さん拾ってきてくれないかなぁ。
※
2つ目は、東京ヴィクトリーのお話。
持田は、普通に怪我で戦線離脱していたようです。
持田なだけに、それ以外の要因で外されていたのでは?・・・なんてちょっと穿った見方もしてみたくなりましたけどね。でも、勝手に帰ったりしてるし、場合によっては干されるという展開になってもおかしくない・・・かもしれません。久しぶりに、モッチー節を堪能することができました。
この話はどういう方向に持っていくんでしょうかね。
とりあえずは、持田はETU戦までに間に合うのかが話の焦点になるのでしょうか?ヴィクトリーと戦うからには、持田のいる強いヴィクトリーと戦うところが見てみたいですけどね・・・。
それにしても、あぁやっぱり三雲は、「哀れなミック」だったのね(笑
※
副会長、あんたって人は・・・
会長(は悪くないはずだけどw)、副会長を説教する有里は良かったですね。
・・・けど、子供が親を説教って、以前どこかで見たことがあるような?(笑
ETUの経営体制が分からないので、何とも言えませんが、有里がいつかETUの会長になる日は来るかもしれませんね。その時のETUがどうなっているのかも、いつか見てみたい気もします。
・・・あとは、有里が説教しているとき、チラッと有里のほうを見ているガミさんが何気に好きです。
それと、どうでもいい話ですが、副会長の読んでいた新聞が、"トッカン(突貫)スポーツ"だったのが笑えました。ちなみに、以前広報部長が読んでいたのは、#7ではちょうど新聞名が有里の手に隠れてしまって分からなかったのですが(スポーツ○○)、#21のヴィクトリーとのプレシーズンマッチ後に読んでいたのは、"ニッチスポーツ"でした。
※
練習を描いたのは、ほんのワンシーンだったのですが、この紅白戦では控え組としてプレーしている堀田が、バッキーに当たりに行ってるところは、堀田の何かこう気持ちが感じることができました。
この紅白戦のワンシーンを見る限りでは、鹿島戦は現状のベストメンバーで臨む(GK:緑川、DF:石神、杉江、黒田、清川、MF:村越、椿、赤崎、王子、FW:世良、夏木)みたいです。
※
今週号で、ETU的に一番気になる話題と言えば、やはり新戦力の補強が示唆されているところではないでしょうか。
「シーズン中の戦力補強はなさそうかなぁ・・・」
とか、つい最近発言したばかりだというのに、早々に覆されてしまいましたね。
大手マンガサイトに記事が貼られて(言ってることの意味が分からない方はこちらを記事をどうぞ)、多くの人に記事を読まれたそばからこれかよみたいな(苦笑
まぁまぁ、それはいいとして、一番気になるところは、"タッツミーはどのポジションの選手を欲しがっているの?"ということになりますよね。
選手層的には、左サイドバックが一番手薄だと思うんですけどね(清川が危機感抱いているが伏線になるかも?)。
あと挙げるなら、若い選手が伸びてこないセンターバックの控え、サイドハーフあたりでしょうかね。守備が得意なボランチもひとりいたほう良さそう。
リーグジャパンのベースとなっている、2007年のJリーグの日程を見ると、リーグ戦18節から1ヵ月半ほどリーグはお休みになるので、(18節の次の週にはジャパン杯の決勝トーナメント1stレグもあるのですが)もし新戦力の補強があるとするならそのあたりがひとつの目安になるかと思います。だから、もう少し先の話になりますね(ヴィクトリー戦の描かれ方次第では数ヶ月先になるかも?)。
まぁ、それまでは、どんな選手補強が行われるのか、あれこれ議論するのが楽しいんじゃないかと思います。もしよろしければ、ご意見を聞かせてください。
※
さて、来週については、特に示されているものがないので、何が描かれるか分からないのですが(何でもアリのジャイキリなので本当に分からんw)、新戦力についてあれこれ考えをめぐらせながら来週号を待ちたいと思います。
タグ : GIANT-KILLING
コメント
リーグ中断前
コメントありがとうございます。
選手補強の話が出てきたことで、本当サッカーマンガ的には、面白くなってきたと思います。そうですね、選手を獲得するばかりでなく、引き抜かれる展開もあっていいと思います。
持田の替わりとなる選手は、怪我での離脱期間に関係なく補強しておくべきポイントでしょうね、ヴィクトリー的には。
・・・で、もしそのターゲットがETUの選手になるとしたら、別の方のレスでも同様のことを書きましたが、ザッキーあたりはオファーがあったらコロッと移籍してしまいそうで怖いなぁと(王子については、まったく心配してないですw)。
・・・などなど、ジャイキリはいろいろ妄想のしがいもある話題を提供してくれるので楽しいですね。
FJリーグの夏の移籍マーケットの結末やいかに。結論が出るまでは、好き勝手にあれこれ考えながら楽しみたいと思います(笑
夏の補強
「サカつく」などのゲームではバンバン選手を入れ替える私でも
ジャイキリは選手一人ひとりに愛着があるので、新戦力が来て
控えに回るのも、ましてや引き抜かれるのも辛いものがあります
ね。
冷静に考えると、左サイドのいい選手が一人いるといい気がしま
すが、そうすると世良や清川が・・・・
外人の攻撃的な選手というのが、よくあるパターンですが、そう
するとますます堺の出番が・・・・・
赤崎や椿が引き抜かれるのも耐え難いものがあるし・・・・
監督業って強くないとできないしごとですね(笑い
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。
新戦力が誰なのか楽しみな反面、その分誰かがベンチへ、またはベンチ外へと追いやられてしまうのも現実であり・・・複雑なところもあります。みんなそれぞれに愛着があるし、頑張ってもらいたいですからね。
けど、よりチームを強くするために、タッツミーであっても、プロフェッショナルに徹する部分は徹するということなのでしょう。
やはり左サイドが気になるところですが、タッツミーがどこのポジションの選手を補強するのか注目ですね。
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今週はなんだか今後の伏線が盛りだくさん、と
思ったのですが。。。
リーグの中断期間中に達海が補強に打って出る、と言う展開は
少々以外でしたが、このあたりリアルなサッカーマンガとしては
非常に面白い展開ですね。
で、私がここで思ったのは・・・
ETUも補強に出る。
けど、よく考えたら他クラブも!
で、東京Vは持田が怪我で戦線離脱中。
某mixi掲示板では東京ダービーに持田が間に合うか
間に合わないか、が話題となってましたけど、私の予想で
”持田の怪我が長引いてるとすると・・・”
東京Vが補強としてETUの選手をロック・オンするのでは?
という展開。
これが展開されると、さらにリアルな気がするんですけどね~。
ポジションとプレースタイルからすると・・・ジーノ?
などと妄想進行中でした。では。