今週の『GIANT KILLING』#105
2009.03.05 21:31
リーグ戦第14節FC札幌戦の後半、ETUが3-0とリードしたところで、夏木と王子が投入される・・・といったところで、先週号は終わったはずだったのですが・・・
今週号は、話はすでに15節のウィッセル神戸戦(アウェイ)へと移っていて、試合もすでに後半36分、スコアは1-1で経過しています。
椿からパスを受けた、この試合スタメン復帰した王子は、サイドに視線を送りそっちにパスを出すと見せかけといて、前線の夏木に絶妙なノールックでのラストパス。
パスを受けた夏木は、相手GKと1vs1になるものの、左足で放たれたシュートは、なんとゴールポスト・・・。
決定的チャンスを外してしまった夏木に、本人も含めて一同呆然。
本人曰く、「カッコよく決めようとしたら 思いっ切り力んじまった」んだとか・・・。
この試合、3試合ぶりのスタメンとなった夏木。
その間にも世良や堺は調子のいいところを見せていて、それに危機感を募らせる夏木は、このポジションを渡してなるものかと気合を入れなおします。
一方、同じく3試合ぶりにスタメン復帰となった王子は、先程の夏木へのパスをはじめ、随所にいいプレーを見せている様子。
王子の好調さは、ここのところの堀田のプレーに触発されたのかも・・・と松ちゃんは話しますが、インプレー中にもかかわらず、悠々とピッチの外に出てきて水を飲む王子は・・・
「タッツミー あの無能なFWさげてよ ボクにとって害でしかない」
と、相変わらずのマイペースぶり。
やはり、王子に関しては、危機感とか関係ないのかもしれません。
王子が悠々と給水している間に、石神もひょうひょうといいプレーを見せていました。
最近は、石神と同じ右サイドバックのポジションを争う石浜の出番がないというとことで、清川は、仲のいい石浜のことを考えながら、自分もいつ同じ目にあってもおかしくないと、プロの世界の厳しさを感じてプレーしていました。
この試合、絶好調の王子からパスを受け、左サイドをオーバーラップして行く清川は、神戸の14番を縦に抜き去り中央にクロスを上げます。
少し大きすぎるクロスのようにも思われましたが・・・
なんと、夏木が豪快なバイシクルで決めたーーー!
「なんでそんなの決められて……
簡単なの外すんだよお前はー!!」
などと、達海の突っ込まれたり、王子は「醜いゴールだなあ」とつぶやかれたりしましたが、本人曰く「エースっぽい!」ゴールでETU2-1でリードを奪うことに成功!
この様子をプレス席から見ていた藤澤さんは、好調さを見せる3人のFW・・・ばかりでなく、ベテランと若手それぞれがいいところを見せポジション争いが活性化、また結果を伴ってきていることからも、チーム全体の底上げに成功したと言えるのかもしれないと、ETUの現状を分析していました。
その隣で、試合を見ていたETUの番記者山井も、現在のETUの調子の良さを認め、次の鹿島は難敵だけど、前半戦最後の戦いとなる東京ヴィクトリー戦は勝てるのではないかと発言していました。
えっ? あの王者・東京ヴィクトリーに勝てる??
「それこそ順位は上だけどよ…
今年の東京Vに優勝の可能性は感じられねえよな」
ここまで作中で描かれることはなかったですが、山井は、今シーズンの東京Vについては、そのように話していました・・・。
・・・
さて、場面は変わりまして・・・
相手からボールを奪っていたのは・・・名古屋グランパレスのカルロスだー!
名古屋の監督である不破によれば、ETUと対戦後の名古屋は、ブラジル人トリオが調子を落としていたようですが、それも、ここにきて復調の兆しが見えてきたとのこと。
その名古屋と戦っているのが、東京ヴィクトリー。
東京ヴィクトリーは、この試合、名古屋にかなり押し込まれてしまっている様子。
・・・と、ここで東京ヴィクトリーの10番・持田の姿を映すのですが、なぜだか彼はベンチ外となっています。
いったい、今年の東京ヴィクトリーには、何が起こっていると言うのでしょうか?
ETUとは、関係ないところでの話とはいえ、すごく気になる状況のまま、今週号はここまでとなります。
■ 私的雑感
いつの間にかに、ウィッセル神戸戦へと進んでいました・・・(^^;
松ちゃんが言うには、王子はアシストしてたとのことで、FC札幌戦は、4-0ってことでいいのでしょうか?
神戸戦の1点目も誰だか分からないですし、このあたりは、オフィシャル待ちになりますね。
※
絶妙なノールックのラストパスを送っていたり、左サイドをオーバーラップしてきた清川に的確にパスを散らしたりなど・・・王子については、まったくもって普通に好調でしたね。
誰だ、余計な深読みをしてたのはという・・・(苦笑
悠々とピッチの外に向かって歩き水を飲む王子、久々にらしい姿を見ることができて嬉しく思います(笑
「タッツミー あの無能なFWさげてよ ボクにとって害でしかない」
発言は、かなり笑わせてもらいました。
なんか、某代表DFの発言みたいだ(笑
松ちゃんの発言については、たぶん王子はピッチの中にいて守備をするふりをしていたとしても、所詮ふりであることは公然の秘密でしょうから(名古屋戦は違いましたけどね)、あんまり意味はないような気がします(笑
※
GKと1vs1の絶好の決定機は外しても、難易度の高そうなゴールは平然と決めてしまう・・・
いかにもナッツらしくて笑ってしまいました。
けど、それがナッツの魅力なんだと思います。
いやぁ、何とも不思議なものですが、実際いますよねそういう選手って。
あんなすごいゴールを決め、「エースらしい」と本人は満足気であっても、王子にはあっさり「醜いゴール」と言われてるしまっているところがまた笑えました。これぞナッツ!
※
そのナッツのゴールをアシストしたのは、清川でした。
ガミさん株急上昇中のため、相棒的存在の石浜の出番がない中、奮闘を見せる清川。
タンさんが左サイドバックもできるとはいえ、今のところ、有力なライバルが見当たらず、なにげに安泰なポジションにいるように見える清川ですが、こうやって危機感を抱きながら頑張っているところを見ると嬉しくなってしまいます。
きっとその姿は石浜にも伝わったはずで、今度は石浜の奮闘にも期待してみたくなりますね。
※
名古屋グランパレスvs東京ヴィクトリー
おぉ、いろいろ懐かしい人がいっぱい。
ほんの少しとはいえ、久々に名古屋のブラジルトリオが見られて大満足です。
それにしても、王者・東京ヴィクトリーは、何やら調子が良くないようですね。
持田がベンチ外になっていることがその要因っぽいですが、怪我のせいなのか、それとも彼自身の不調によるものなのか、もしかすると確執から干されちゃったとか・・・?
とはいえ、お互いの調子がどうであろうが、いざ試合となればそれはまったく関係なくなってしまうのがダービーマッチというもの。
持田の動向がすごく気になりますが、東京ダービーは、力を入れて描いてくれそうなので、この先の展開を楽しみにしています。
タグ : GIANT-KILLING
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