『マイスター』の連載が終了
2009.02.17 00:23
週刊少年ジャンプで連載されている加地君也先生の『マイスター』が、今週号(2009年12号)をもって、最終話となりました。
久しぶりの少年ジャンプでのサッカーマンガということで注目されていた『マイスター』でしたが、残念ながら10週打ち切りという最短コースでの連載終了(8週で打ち切られてしまった作品もあるようですが・・・)ということに・・・。
う~ん、まぁ、しょうがないと思います(苦笑
作品全体を振り返った感想については、単行本で全部読んだときに書くつもりでいます。
その単行本1巻は、4月3日発売予定です。
"1巻"となっているいうことは、全2巻となるのでしょうか?
その場合、コミック未掲載の読み切り作品も収録されることになると思われます。
・・・最終話の雑感については、"続きを読む"よりどうぞ。
ただし、ネガティブな内容なので、読むかどうかは自己責任でお願いします(苦笑
黒嶺を2-1で破り、1ヵ月後に飛んで決勝戦を戦うところで完結となりました。
打ち切りですし、ラストの部分はあれでいいと思います。
決勝点の部分も、リアリティを求める路線のサッカーマンガではないので、あれでいいと思うのですが・・・
楽しんで勝つ。
楽しさを強調することは、いいと思います。
けど、「また守るの? (中略) それって楽しい?」と、"守って守ってカウンター"というスタイルを"安易に"否定してしまったのがちょっと・・・。
黒嶺の監督の描かれ方もなんだか・・・。
特に、ヅラが取れた1ページはまるまる不要なものだったと思います。
頼歩たちの"楽しんで勝つ"を正当化させたいがために、不当に黒嶺をネガティブに描いているように私には見えてしまって、それが残念に思いました。
あの「ふざけるなァ!!」もそうでしたが、主張として示したものに対して上手く説得力を持って理由付けられていない部分が多く見受けられた・・・。それが、『マイスター』を短期打ち切りへと加速させてしまった要因のひとつかなぁと考えてます。
あとは、単行本が発売されて、作品を全部読み返して、改めて考えてみたいと思います。
タグ : マイスター
コメント
コメントありがとうございます。
"楽しさ"を主張するなら、なおさら相手を否定するようなことを言わせるべきではなかったと思います。あれは読者の印象を悪くするだけだったのではないかと・・・。
この作品だけが・・・というわけではないですが、局所的すぎるというのはあったと思います。たまたま手元にあった某作品とちょっと見比べてみてすごく納得。
加地先生の場合、絵柄的なものも含めて、ラブコメ風にフットサルをしていくようなもののほうが良かったのかもしれませんね。
コメントの投稿
トラックバック
http://soccermanga.blog84.fc2.com/tb.php/409-8b6ed372
俺としては、コートの使い方がヘタだったのも一因だと思っています。プレーが全て局所的すぎて・・・。これならフットサルで描いたほうが流行ったんじゃないかと思いました。