『GOLDEN★AGE 10』 / 寒川一之
2009.01.13 21:37
Amazonおすすめ度:

※ネタバレ要素があるのでご注意ください
もし待っていた方いましたら、本当にごめんなさい。
ものすご~く遅くなってしまいましたが(苦笑)、『GOLDEN★AGE』の10巻のプチ感想です。
いよいよ県大会がスタートし、緒戦を大量得点で勝利したかもめ中。
・・・でしたが、その試合後、近江がドルフィンズのJr.ユースにスカウトされたことが発端で、チームがバラバラとなっていき、さらには次の試合に臨むことになってしまうことになるかもめ中はどうなってしまうのか?
というのが、10巻前半部分の見どころではあるのですが、そこは華麗にスルーしまして、個人的には、その後に描かれる栄大藤沢との準決勝のところが面白かったです。
その理由は、何と言ってもまくたん!(笑
普段は、いろいろあるので基本的に画像は使わないですが、今回は特別ということで。
(※もし、削除を希望されるという場合は、直ちに応じますので管理人まで連絡願います)
敵役ではありますが、みんなに愛されるタイプのキャラ、風貌といい、また右サイドを切り裂く超高速ドリブラーという、まくたんのプレースタイルもめちゃくちゃ私好みでありまして、私的に大ブレイクを果たしたキャラでした。
うん、単行本で読み返しても、やっぱりいいな~!
本当、私の心を鷲づかみにして離してくれません!!
もう、まくたんが見られただけで10巻は大満足です!!!(笑
えっと、栄大藤沢戦が面白いと言ってるのは、もちろん、まくたんだけの話ではなくて、トレセン編のときには、ただのイヤミなかませ犬キャラとしか思っていなかったセントラルMFの倉地のエピソードも、今までだったら、うまくキャラを立て切れずに本当にかませ犬だけで終わっていることの多い作品だっただけにすごく良かったと思います。
倉地のミドル~ロングレンジのキック精度を生かした、両サイドをワイドに使うダイナミックなサッカーをする栄大藤沢と、なんとか攻撃を凌いでトラ→唯のホットラインから鮮やかなカウンターを仕掛ける、かもめ中の構図は、"この作品なりに"(作画の面でどうしてもそういう言い方になってしまうけれど)サッカー描写もよく描けていたと思います。
やっぱり、個人的には面白いサッカーマンガだと思うんだけどなぁ・・・。
※
さて、続く11巻は、栄大藤沢戦の続きから描かれていくことになります。
リスクを恐れず前進し攻撃を仕掛ける栄大藤沢に、逆転を許してしまったかもめ中ですが、それに対し唯がどんな策を見せてくれるのか。一応先の展開は知っていますが、改めて単行本で読むのを楽しみにしています。
あと、最近の恒例になっている、おまけまんがも楽しみにしています(笑
今回は、寒川先生のお師匠様である河合克敏先生が題字を書かれていますね。
(G★Aの青春学園コメディとしての空気感が好きな人は、個人的に河合先生の『とねはねっ!』はお薦めですw)
11巻の発売まであと数日ということで、楽しみに待ちたいと思います。
■ 掲載
GOAL87~GOAL96
週刊少年サンデー2008年第14号~第25号
県大会、栄大藤沢戦、後半途中まで収録
タグ : GOLDEN★AGE
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://soccermanga.blog84.fc2.com/tb.php/379-27265dc4