今秋の連載雑感(2008年11月17日~11月23日)
2008.11.23 11:23
■ 今週の雑感リスト
- LOST MAN
- GOLDEN★AGE
- ANGEL VOICE
- 龍時
■ LOST MAN
今回は、2回分まとめて。
まずは、前号分。
「どうせ喰われるならこの私に喰われろ!!」
このシーンが、カルロスのすべてを語っていますね。
"時代は流れている。
形あるものはいつか必ずなくなる。
ならばせめて………"
例え、自分の愛するべきものを失うことになっても(イリアーヌ先生に未練ありありですもんね)、すべてを敵に回しても、自分なりに故郷の未来を案ずるがゆえに覚悟を決めて行動した結果が今のカルロスであると。
ファゼンダが今の形を失ってしまうことは残念ですが(さすがにここからの大どんでん返しはないよね?)、話としてはこれでよかったのかも。
・・・というか、『LOST MAN』で、こういう展開を見ることになるとは思わなかったな。カルロスは、ファゼンダ出身者だし、これはこれでいいと思います。
※
それから今号分。
子供たちのパニックぶり、救世主様にはちょっと笑ってしまった。
子供たちとのお別れのシーンは、キレイな形にまとまって良かったなと思いました。後味の悪さを残す作品性であるのは全然構わないんですが、やっぱり、子供たちには失望を与えてほしくはないと思っていたので。
マツモトがどんな気持ちで、子供たちに話したのかは分かりませんが、きっと、"誇り"の部分は、本心なんだろうなと私は思いたい。
あとは、イリアーヌ先生ともお別れになるんですね。
マツモトを想うイリアーヌ先生は、実にいい表情をしていたので、お別れは少々残念かも。
・・・てことは、あれ、すっかり蚊帳の外に置かれてしまっている詩乃はどうなってしまうの?(笑
ということで、人間ドラマの話は、とりあえずここまで。
さぁ、来週号からいよいよ因縁の対決、ファゼンダvsローカスツがキックオフ!
力関係としては、ローカスツが圧倒的に上なわけですが、それに対し、ファゼンダの選手たちがどれだけ意地を見せて対抗してくれるのか。個人的には、ファゼンダのほうを応援したくなってしまうのですが、どんな試合展開になっていくのか、今からすごく楽しみです!
※
■ GOLDEN★AGE
近江の超ロングシュートで、かもめ中が一矢を報いた形。
あのシュートにリアリティがあるかどうかは別として、マンガとしては、近江らしさの出たゴールだったなぁと思います。
サエグサ杯の予選リーグの組み合わせは、ドルフィンズ、イーグルスと同じ組になっていましたが、おそらく、予選リーグではドルフィンズに負けて、イーグルスと2位抜けを争い、ドルフィンズとは決勝で再戦・・・って形になっていくのでしょう(さすがに、ここで番狂わせはないだろうと予想)。
イーグルスと対戦ってことは、今となっては懐かしすぎる存在の安東が再登場するのでしょうか?
※
■ ANGEL VOICE
まったくもう、やめてくださいよ~。
あのシュートダフった場面、コンビニで立ち読みしていて、思いっきり吹いて、かなり恥ずかしいことになってしまったじゃないですか!
まぁ、それはさておき、そんな成田とは違い、きっちりと修正して枠にシュートを打ち、ゴールを決める尾上は、予想通りの展開だったけど良かった!
ただ、個人的には、この作品のサッカー描写レベルでいったら、ミドル系の精度は、少々高すぎる感はあります(それが悪いと言いたいわけではないのですが)。
※
■ 龍時
いよいよ、ストーリーもここまで来たかと。
ここから、原作の'01-'02のフィナーレに向けての展開をマンガでどう描いてくれるのか、作品の中で一番読むのを楽しみにしているところなので期待しています。徐々に胸が高鳴っていきますね。
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