『GIANT KILLING 7』 / 原作:綱本将也 漫画:ツジトモ
2008.10.26 20:35
※ネタバレ要素が多少ありますのでご注意ください
単行本2ヶ月連続リリースの第1弾となる7巻。
収録されているのは、リーグ戦の第10節、これまでリーグ戦無敗で首位を走る、大阪ガンナーズ戦の前半部分。
大阪戦の全体を通した感想は、試合が終了したところでまとめていきたいと思っているので、今回は、事前の予告通り、なるべく簡単に7巻を読んだ感想を書いていきたいと思います。
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まずは、毎回恒例となっている、初版限定ステッカーについて。
今回は、"椿ステッカー"となっています。
この、"椿"の文字は、誰が書いたんでしょうかね?
ステッカー付きの単行本が欲しいって人は、早めに本屋へと急ぎましょう!
※
それでは、7巻を読んだ感想を。
ストーリーの見どころは、4人のFWを擁し圧倒的な攻撃力を見せ、無敗で首位を走る、大阪ガンナーズに対し、達海猛率いるETUがどんな戦いを見せていくのかといったところになっていくのですが・・・
試合はまだ前半ということで、スコアは動きますが、試合の全体像が見えてくるのは、まだまだこれから。
単行本派の方は、試合の流れ、選手たちの様子を見ながら、8巻以降の展開をあれこれ想像しながら読んでいくと楽しめると思います。
7巻は、これまでの6巻と比べると、"胸が熱くなれずにはいられないぜー!"というような、大きな盛り上がりはないかもしれないですが、あらゆる登場人物のイキイキと姿や、やり取りの楽しさ、大阪戦がキックオフするまでのスタジアムの気持ちが高ぶっていく雰囲気だとか、ジャイキリらしい魅力が随所に散りばめられていて、やっぱり面白いものは面白い!(笑
私は、この基本的なジャイキリの世界観が大好きです。
その中でも、個人的には、黒田と大阪の4トップのひとりハウアーのマッチアップ、この両者のやり取りがすごく面白くて楽しませてもらいました。
髪型をめぐるやり取りもそうなのですが、サッカー描写的にも、このふたりの戦いはすごく熱い!
(直接の1vs1での勝負は決して負けてなくても、試合の流れからハウアーに得意のヘディングを許し先制されてしまう場面なんかもサッカーというスポーツの面白さを描いていると思います)
その他諸々については、毎週の連載の雑感を書いた"今週の『GIANT KILLING』"のログをたどって読んでいただけたらと思います(各記事へのリンクは下記にて)。後になって読み返すと、ときに見当違いなことを書いてたりもしますが、それはあくまでその当時私が思ったこととして、笑い飛ばしてもらえばいいと思いますよ?(笑
※
あとは、単行本ならではの要素として・・・
冒頭部分には、応援グッズとして欠かせない、ETUのタオルマフラーのデザインが(ぜひとも、グッズとして作成してほしいですね)。
1話と1話の間にあるカットや、巻末の8巻の予告などは、いつもながら秀逸の出来。
それと、7巻は、スカルズ特製『ETU』Tシャツのプレゼントもあります。
Tシャツの画像は、オフィシャルのほうにあります。
当たるかどうかは分かりませんが、私も応募してみるつもりです(笑
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さて、単行本2ヶ月連続リリースとなる8巻は、引き続き、大阪ガンナーズ戦が描かれていきます。
2点のリードを奪われてしまったETUが、これからどんな戦いを見せていくのか。
ピッチの中で繰り広げられる様々なドラマ。
それらを、単行本で改めて読むのを楽しみにしています。
今一番売れているサッカマンガ・・・ではないのですが・・・、
サッカーというスポーツのあらゆる"ハート"が詰め込まれた『GIANT KILLING』の世界観に、サッカー好きの人もそうでない人も、一度は触れてもらえたらなぁと思います。
■ 収録
#58~#67
週刊モーニング2008年15号~25号
ETUvs大阪ガンナーズ、ETU2失点目のところまで収録
■ サイト内関連リンク
今週の『GIANT KILLING』過去ログ
#58 ,
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#66 ,
#67
タグ : GIANT-KILLING
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