現在連載中のサッカーマンガ
2006.11.24 23:00
現在連載中のサッカーマンガのリストです。
最終更新:2011年1月1日(現在整理中)
なお、作品はタイトル名・五十音順に並んでいます。
一応、自分の知ってるもの全てを載せていますが、もし他に抜け落ちている作品などがありましたら、フォローしていただけるとありがたいです。
連載が終了した作品につきましては、こちらのアーカイブのページに移行しました。
- 管理人のお気に入り度
- 連載誌
- 発売中のコミック
- 管理人の主観的なコメント
- ■ 『イナズマイレブン』 / やぶのてんや
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- ★★★☆
- 月刊コロコロコミック(小学館・毎月15日発売)
- コミック:7巻~以下続刊
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同タイトルのゲームがコミック化されたもの。廃部寸前の弱小中学サッカー部が、伝説の“イナズマイレブン”を目指し、フットボールフロンティアを戦っていきます。ゲーム版やアニメ版とはストーリーに多少の違いがあります(全体的に、ゲーム版のエピソードが端折られる傾向)。
必殺プレーが炸裂し、いい意味で古き良き熱血王道少年マンガと言える作品ですが、現代っ子たちの支持は強く、かつての『キャプテン翼』を彷彿されてくれるものがあるのではないか・・・個人的には思います。主な読者は、小中学生層ではありますが、昔を懐かしむという意味では大人が読んでも結構いけるかもしれません。最近は、リアリティの路線を志向する作品が増えていく中、正々堂々とトンデモサッカーを貫き通す姿勢は、逆に新鮮で清々しさを感じます。
現在は、イナズマジャパン編が進行中です。
なお、『イナズマイレブン』のコミック版は、やぶのてんや版の他にも、小学館学年誌で掲載された吉祥寺笑版やコロコロイチバン! 連載中のこしたてつひろ版などがあります。
- ■ 『うるとらスーパーさぶっ!!』 / 村山文夫
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- ★★★★
- 週刊サッカーマガジン(ベースボールマガジン社・毎週火曜発売)
- コミック:携帯まんが王国にて読めます
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週刊サッカーダイジェストで『スーパーさぶっ!!劇場』の連載終了から1ヶ月後・・・。
なんと、ライバル誌週刊サッカーマガジンへと移籍して、新連載をスタート・・・ですが、その内容は、以前とまったく変わらず、選手に対するイメージを上手くキャラクター化し、時には毒のあるネタで私たちを楽しませてくれます。そのセンスは、本当に脱帽ものです。最近は、キャプ翼パロディ的なネタもあったり・・・
移籍したのはいいのですが、サカダイ時代に単行本化されていない部分もあり、そのあたりがどうなってしまうのかが気になるところです→単行本化されていないサカダイ掲載分も含めて“携帯まんが王国”という携帯コミックサイトで読むことができます(ごめんなさい、管理人は契約してないので携帯コミック版を読んだことありません)。ただ、個人的には、是非とも書籍化をお願いしたいところなのですが・・・。
- ■ 『エリアの騎士』 / 原作:伊賀大晃 漫画:月山可也
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- ★★☆
- 週刊少年マガジン(講談社・毎週水曜発売)
- コミック23巻~以下続刊
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サッカー部のマネージャーだった主人公(元はFWでプレー)が、兄貴(U-15代表のトップ下)と一緒に通学途中事故に遭い、兄貴の心臓を譲り受けて、サッカーを続けていくというもの。
一応リアリティ寄りの作品(個人的に納得のいかないことが多々ですけど・・・)ですが、最近だんだんと『シュート!』に近づいてきたように思います。単行本は(現在連載中のサッカーマンガの中では)売れています。 個人的には、女子サッカーを描いているときのほうが好きです。
- ■ 『ANGEL VOICE』 / 古谷野孝雄
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- ★★★★★
- 週刊少年チャンピオン(秋田書店・毎週木曜発売)
- コミック:18巻~以下続刊
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不良たちの巣窟となってしまい、違った意味で"県内最強軍団"と呼ばれるようになってしまったサッカー部を再生させるというお話。
地味だけど、サッカー描写は忠実レベルに近く、丁寧に描かれてて、しっかり読ませるタイプのスポーツマンガとしては秀逸の出来。ストーリー構成、シリアスとギャグのバランス感覚が絶妙。その反面、サッカー描写の躍動感にもうひとつ欠けること、井○○彦風の絵柄など、どこかで見たことあるような・・・という印象を与えてしまっている点が大きなマイナスポイントか・・・。最近は、じわじわと評価されてきている感もあるけれど、もっともっと評価されるべき!
- ■ 『キャプテン翼 海外激闘編 EN LA LIGA』 / 高橋陽一
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- ★★
- 週刊ヤングジャンプ(集英社・毎週木曜発売)
- コミック:2巻~以下続刊
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キャプ翼生誕30周年を迎える2010年、リーガを舞台にした新シリーズがスタート。
内容的には、良くも悪くも近年のキャプ翼らしいものだと思います。
- ■ 『ケッタ・ゴール 激闘編』 / かわせひろし
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- ★★★
- かわせ先生のサイトにてウェブマンガとして公開中(更新は不定期)
- コミック:全3巻(ブンブン連載時分)
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- 以前プレコミックブンブンで連載されていたものの続編(連載分は打ち切り?)で、現在はかわせひろし先生自身のサイトにて公開されています。作品の世界観は、完全に児童向けではあるのですが、サッカー描写にはリアリティの中から面白さを見出そうとするこだわりが感じられて、個人的には好感を持ってます(児童向けとする作品としては、サッカーに関する説明が難解な気も・・・)。ただ、ウェブマンガ版は、下書きをそのまま掲載してるような状態なので、読みにくいのが難点。
- ■ 『けったま! ~蹴球☆らいおっとガールズ~』 / 不動らん
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- ★★★
- Yahoo!コミック FlexComix ネクスト(フレックスコミックス・月1ペースで更新?)
- コミック:1巻~以下続刊
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東京小町FCという女子プロサッカークラブのユースを舞台に描かれていくお話。
美少女キャラたちがわいわいやっていく描写が主体な部分もありますが、作者の不動先生は某サッカークラブを応援されてる方というのもあるのでしょう(読めば一発でわかります)、経営があってこそのサッカークラブという存在を大切にしているところは素直に好感が持てます。
サッカー描写については、描写そのものが少ないのでまだ何とも言えないですが、女の子をかわいく描くことに長けたタイプの方なので動きのある描写にはあまり期待すべきではないと思います。「必殺技を出す方向で考えている」という発言も不動先生はされています。
とりあえず、かわいい女の子がたくさん出てくるサッカーマンガを読みたい方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
- ■ 『蹴児(ケリンジ)』 / 原作:井龍一 漫画:千田純生
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- ★★★
- 月刊少年マガジン(講談社・毎月6日発売)
- コミック:未発売
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創立1年目の新設校が舞台。運動音痴の主人公が、在籍3ヶ月にして生涯を終えてしまった今は亡き老将の指名を受けて新キャプテンに就任。運動は苦手だが、ピッチの外から監督的なポジションとしてチームを引っ張っていくような物語になっていく・・・?
サッカーの戦略・戦術面をクローズアップして描いていくサッカー描写になりそうな作品。雑誌は違えどジャイキリと講談社出版誌ということで、今後どのような方向性に作品を持っていくのか注目されるところです。個人的には、悪くはないと思うけど、まだ様子見といったスタンス。
- ■ 『ゴールデンキッズ』 / 高橋陽一
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- ★★
- E★エブリスタ(携帯サイト・毎月第2・第4水曜日17時配信)
- コミック:未発売
【amazonで見る】 【bk1で見る】 - 『キャプテン翼』でおなじみの高橋陽一先生が書いた、同名の小説のコミック化。配信は、有料携帯サイトで行われています。
- ■ 『コラソン ~サッカー魂~』 / 塀内夏子
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- ★★★★☆
- 週刊ヤングマガジン(講談社・毎週月曜発売)
- コミック:3巻~以下続刊
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ストライカーが主人公、ワールドカップ最終予選を戦う日本代表題材にした作品。
得点力不足にあえぎ、ワールドカップ予選でも苦戦を続ける日本代表が新監督・ヘルマンを招聘。そのヘルマンが日本代表に呼んだのが、いわくつきのストライカー戌井凌駕でした。素行は悪いがペナルティエリア内で過激ながらも“エリア内で戦える”FWの凌駕は、日本代表を救えるのか。
塀内先生が理想とするFW像を描いたと言うこの作品。監督も海外の実績あるというヘルマンだったり、日本サッカーのネガティブな部分を揶揄する描写があったりと、こんな日本代表だったらいいなのひとつを描いたもの。もちろん、塀内夏子先生らしい人間ドラマを描く素晴らしさも健在。特に、監督としてカッコいいところを見せ続ける老将・ヘルマンが個人的には好きです。
- ■ 『GIANT KILLING』 / 原作:綱本将也 漫画:ツジトモ
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- ★★★★★
- 週刊モーニング(講談社・毎週木曜発売)
- コミック:17巻~以下続刊
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- あらゆる、フットボールに対する"ハート"が込められている作品で、 私的には、ツボにはまりまくった最高のサッカーマンガです。 このブログを読んでもらえれば、自分がいかにこの作品が好きなのかが分かると思うので、ここでは特に語りません(笑
- ■ 『1/11 じゅういちぶんのいち』 / 中村尚儁
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- ★★★★
- ジャンプSQ.19(集英社・季刊)
- コミック:1巻~以下続刊
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一度はサッカーを諦めた少年が、とある少女と出会い再びサッカーの道へと歩みだしていくお話。まだ連載1話の段階なので、作品の方向性について具体的な言及はできません。ですが、壮大なプロローグとも受け取れる完成度の高い1話の出来があまりに素晴らしく泣けてしまっただけに、個人的には大きな期待を寄せています。
→連載第1話の感想記事へ
- ■ 『蹴球少女』 / 若宮弘明
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- ★★
- good! アフタヌーン(講談社・隔月(奇数月?)発売)
- コミック:3巻~以下続刊
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サッカー風味エロティックドタバタコメディ・・・
が、メインではあるのですが、サッカーもしています。
個人的には、サッカーとエロの部分がとても中途半端にも感じられ・・・、何とも評価しがたいです。
- ■ 『T.R.A.P』 / 大和屋エコ
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- ★★★
- 週刊少年サンデー(小学館・毎週水曜発売)
- コミック:2巻~以下続刊
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“フットボールサスペンス”がキャッチコピー。
- ■ 『フットボールネーション』 / 大武ユキ
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- ★★★★
- ビッグコミックスペリオール(小学館・毎月第2・第4金曜発売)
- コミック:単行本1巻~以下続刊?
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第1部が終了。第2部の連載開始時期は未定とのこと。
連載再開に向けての動きは感じられるので、もう少しの辛抱?
- ■ 『修羅の門異伝 ふでかげ』 / 原作:川原正敏 漫画:飛永宏之
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- ★★★
- 月刊少年マガジン(掲載は偶数月号)(講談社・毎月6日発売)
- コミック:未発売
【amazonで見る】 【bk1で見る】 - 『修羅の門』のスピンオフ作品として始まったサッカーストーリー。
- ■ 『振り向くな君は』 / 安田剛士
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- ★★★
- 週刊少年マガジン(講談社・毎週水曜発売)
- コミック:未発売
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週刊少年マガジン2011年1号より、連載開始予定。
内容的には、2つの才能が出会い、弱小サッカー部を強くしていくという感じのものらしい。
- ■ 『MAGiCO』 / 佐久間力
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- ★★★☆
- 月刊コミックライバル(講談社・毎月4日発売)
- コミック:6巻~以下続刊
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主人公がプロサッカークラブのユースを蹴り、超弱小高のサッカー部に入部するというお話。
"熱を帯びたシンプルな王道ストーリー+主人公が魅せる「マジコ」という名の創造的なスーパープレー"を楽しんでいく(=トンデモ寄りのサッカー描写)といった方向性の作品で、リアリティ路線に括らなければ、決して悪い作品ではないと思います。
- ■ 『YATAGARASU』 / 愛原司
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- ★★★★☆
- 月刊少年マガジン(講談社・毎月5日発売)
- コミック:24巻~以下続刊
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身体能力はすごいけど、サッカーは素人という主人公が、トレセン入りを目指して日々修行に励んでいくといった感じのストーリーなのですが、その主人公の能力のインフレが・・・。
サッカー部分はしっかりとしているので、とにかくサッカーしてるものが読みたいって人にはいいと思います。作画も、絵柄の好みはともかく、サッカーシーンを描く上手さは、現在連載中の作品の中でトップクラスではないかと(絵柄のキレイさ=作画の上手さにあらず!)。漫画としての作りは、少々古くささが感じられるかも。
サッカー好きには評価の高い作品ですが、一般的な漫画好きにはどれだけ評価が得られるかとなると・・・難しいのかもしれません。
- ■ 『LIGHT WING』 / 神海英雄
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- ★★☆
- 週刊少年ジャンプ(集英社・毎週月曜発売)
- コミック:1巻~以下続刊
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- ■ 『龍時』 / 原作:野沢尚 漫画:戸田邦和
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- ★★★★
- ワールドサッカーキング(フロムワン・毎月第1・第3木曜発売)
- コミック:10巻~以下続刊
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小説からのコミック化。リアリティがあり、非常にクオリティの高い小説がベースなのもあり、サッカー描写もリアル路線でかつ、面白さ・ワクワク感が引き出されていて、個人的には好きです(小説の方がもっと面白いのも事実ですが)。歪んだメンタリティを持つ主人公も、欧州のフットボーラーっぽくていい。
連載は、原作の「'01-'02」のクライマックス付近なのですが、その後続いていってくれるのかに注目しています。原作全3巻のすべてコミック化するには、この先さらに相当な時間がかかってしまいますが、さりげに単行本は売れてきている印象があるので、ぜひとも続けてほしいなぁ・・・と思っていたら、原作の「'01-'02」のストーリーに相当する部分が終了した時点で、第一部完結となりました。
現在は、選手こそ違えど、原作の「'02-'03」の通り、リュウジがレアル・ベティスに移籍した物語を展開中。最近ではすっかり珍しくなりましたが、実名のサッカー選手がバンバン登場します(けど、ホアキンがいないのが残念だー)。
- ■ 『LOST MAN』 / 草場道輝
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- ★★★★★
- 週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館・毎週月曜発売)
- コミック:10巻~以下続刊
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週刊ヤングサンデーで短期集中連載として掲載されていたものが、通常の連載まで昇格したものの、ヤングサンデーが休刊となり、今度はスピリッツへの移籍が決定と、落ち着かない状況が続いています。
『ファンタジスタ』の草場先生のサッカーマンガとあって、サッカー描写に対する期待度が大きいかと思われますが、内容はともかく、作品に対するサッカー描写の占めるパーセンテージはそう多くはありません。
純粋なサッカーマンガというよりは、"サッカー+コメディ"として楽しむものと割り切って読むべし。個人的には、どちらも好きなので評価は高いです。
4巻終盤から始まるイングランド編では、従来よりもサッカー分が多めになっていて最高です。序盤の展開で見切ってしまった方は、今一度注目すべし。
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