今週の『GIANT KILLING』#76
2008.07.24 22:52
単行本6巻が発売されましたー!
感想の方は、週末あたりにアップ予定です。
毎週こっちで連載の感想書いてますし、あまり大したものではないですが、もうちょっとお待ちいただければと思います。
それと、今週号のモーニングで、特別プレゼントがあります。
6巻発売記念のジャイキリ特製ポスターと、それとなぜか、クリスティアーノ・ロナウドの自伝も。
気になる方は、今週号のモーニングをチェックしてみてください。
シュートを狙おうとしていた窪田からボールをかっさらった椿。
椿は、そのままドリブルで駆け上がって行き、ETUカウンターのチャンス!
・・・というのが、先週号のラストの流れでした。
ドリブルで相手陣内へ向かって駆け上がっていく椿に立ちはだかるのは大阪のMF・平賀。
ディフェンスの枚数は足りているということで、平賀はドリブルしてくる椿を中盤で止めようとしますが、前半王子によってさんざん走らされたからか、椿のキレのあるスピードについていくことはできず、 さらに椿は左サイドをドリブルで駆け上がっていきます。
一瞬、ゴール中央に目をやる椿。
ニアサイドの世良は、虎視眈々とゴールを狙い・・・
ファーサイドの方にいる夏木は、先程(と言ってもマンガ的には先々週号の話)赤崎からパスを受けたときに見えたけど打たなかった、ゴール左上のシュートコースが何やら気になって仕方がない様子。
しかし、「なんでもかんでもシュート打つのがFWじゃねえ」と、なんとか気持ちを切り替えようとする夏木。
そもそも、自分が8ヶ月もピッチを離れることになってしまったのは、闇雲にシュートを打ちまくるスタイルが起因しているからでもありました・・・。
あんな思いは… もう沢山だ…
けど、自分自身を押し殺してまで、視野の広いFWを目指そうとする夏木は、この試合を楽しめているのか?
チームのボールか自分のボールか・・・
ふたつの狭間に気持ちが揺れる夏木でしたが、そんなとき、ロッカールームでの達海のとある言葉を思い出します。
「大事なのはお前らがこの試合を面白がれるかどうか」
この言葉が、夏木に決心へと導きます!
左サイド敵陣深いところまでドリブルで駆け上がってきた椿は、再度中央を見ます。
ニアには世良、中央には夏木がいますが、夏木はファーサイドの方を指差し、椿にクロスを要求。
そんな夏木の動きを察した椿は、その通りにクロスを上げます。
「いい加減打てよ夏木
本能を貫けよ ストライカーだろお前は」
ここまで歯切れの悪いプレーを繰り返す夏木に、思わず力を込めて言葉を発してしまう達海でしたが・・・
上げられたクロスボールを、夏木は、彼らしいダイレクトジャンピングボレーを放ちます!
・・・が、シュートは強烈でキーパーも動けませんでしたが、クロスバーに当たり得点できず。
その跳ね返ったボールを、大阪のDF寺内がヘディングでクリアするものの中途半端で、そのセカンドボールを赤崎が拾います。
夏木は、赤崎に「俺に打たせろ!!」とパスを要求し、大阪のディフェンス陣も夏木の方を警戒しますが、赤崎は自らシュートを打っていきます!
赤崎がシュートしてくることを予想していなかった大阪のキーパーは、シュートに反応しきることができず、ボールはゴールネットを突き刺しゴールが決まった!
・・・といったところで、今週はここまでです。
■ 私的雑感
ETUのゴール来たー!
しかも、決めたのザッキーだーー!!
いやぁ、大阪のGKがナッツに気を取られすぎていたとはいえ(大阪のGKは、必要以上にナッツを恐れていた印象がありました、ちょっと前にもミドルを警戒してたりもしましたし)、抑えの効いたいいシュートだったと思います。
ザッキー、ナイスゴール!
ナイスゴールではありましたが、あそこでザッキーが自分でシュートを打ちにいったのは、なんとなくだけど、ナッツのことを信用をしていないからという意味合いがあったのかなぁと思ってしまったり。
ナッツは、ようやく腹を括って決心した・・・と思われますが、そんな決心するナッツの心理描写をザッキーは知る由もないわけで、パスを出しても中途半端なプレーでボール奪われるぐらいなら、自分が打ちにいくという考えになったのかなぁと私は感じました。彼の性格からして。
この先、どうなっていくかは分かりませんが、仮にもし、ザッキーがナッツのことを信用していないということだったとしたら、ナッツの完全復活には、まだまだもうひと悶着ありそうな感じがします。
※
そのナッツについてですが・・・。
ナッツが彼らしいプレースタイルを取り戻すようになるのは、案外早かったなぁと思いました。
けど、先程も書いた通り、その分、本当の意味で完全復活となるのは、もうちょっと先(と言っても、大阪戦内で解決する可能性大と見てますが)ということなのかもしれませんね。
自分のボールとチームのボールの狭間で葛藤しまくりなナッツ。
普段は、何かと私たちを楽しませてくれる存在ですが、このときばかりは、ちょっとシリアスな気分になりましたね。
まぁ、何はともあれ、ナッツがらしさを取り戻してくれてよかったです。
やはり、シンプルかつダイナミックにガンガンシュートを狙っていくのがナッツの魅力ですからね。
ザッキーや王子からは、しばらくは、冷たい視線を浴びるかもしれませんが(笑)、FWとしての決心がある限り、すぐに結果は出なかったとしても、ナッツはきっと大丈夫なことでしょう。
※
※
今さら・・・ですが、今週はセンターカラーでした。
んで、その扉絵のドリブルする椿のイラストが、めちゃくちゃ素晴らしかったです。
これをポスターにして飾りたいぐらい、私は気に入りました。
あ~、でもこれ、単行本になるときは、モノクロになっちゃうんですよねぇ?
それがすごくもったいない。
※
さて、来週以降についてですが・・・。
1点を返したETU。
窪田だけでなく、平賀までも消耗させたとなれば、今度はETUが中盤を制圧して、逆転に向けて一気に畳み掛けていきたいところ。
けど、ダルファーがこのまま黙っているとも思えない。
何か手を打ってくるんじゃないだろうか??
今後の試合展開がどうなっていくのか、いろいろ考えられることがあって、それをあれこれ考えをめぐらせていくのが楽しいですね。
ここから試合がどう動いて、いかにしてETUは逆転劇を収めていき、どんなドラマを私たちに見せてくれるのだろう?
さらに盛り上がっていきそうなストーリーの行方が、すっごく楽しみになってきました。
来週以降の展開に期待です!
タグ : GIANT-KILLING
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://soccermanga.blog84.fc2.com/tb.php/292-5ad577b3