今週の『GIANT KILLING』#72
2008.06.26 23:57
ジャイキリ6巻の発売は、7月23日に決まりましたが、毎回の恒例となっている、初版限定ステッカーの中身は、"ミスターETUフラッグ"になるそうです。
毎回毎回、ステッカーのネタを考えるのも大変だろうなぁと思いつつも、楽しみにしています(笑
あ、そう言えば、すでにご存知の方も多いかと思いますが、週刊モーニングの公式サイトのジャイキリのページにて、ジャイキリの壁紙がダウンロードできるようになっています。
私も、愛用させてもらっています(笑
タッツミーとバッキーの壁紙です。
ゲキサカのETU公式サポーターズクラブのほうでも、同じデザインの待ち受け画面もダウンロードできるようになっていますが、私の場合、待ち受け画面はパッカくんです(笑
あと、サポクラと言えば、最近始まった"カルトメモ"がすごくいいと思います。
普段なかなか見ることのできない、Jリーグの裏側を書いたコラムは、非常に興味深く読ませていただいてます。
読者参加型の企画も面白いですが、これまであまりサッカーに興味を持っていなかったジャイキリ読者を、リアルサッカーの世界に引きずり込んでしまうような企画にも期待したいです!
とりあえず、夏木のことは置いときまして・・・(笑
赤崎へのパスをカットした大阪の左サイドバックの小室は、司令塔・志村を探しパスを出そうとしますが、そこには村越のマークがついていてパスを出せず。
「ヘ… ヘイッ」
と、そこで彼らしく(?)、ちょっと控えめにパスを要求する窪田。
ボールを保持する小室も窪田へパスを出します。
その窪田にパスを要求するのは、中央で構えるハウアーに、左サイドを走る畑。
窪田は、前半のいいイメージのまま、後半もプレーしようとしようとしますが、そうはさせまいと、闘志をみなぎらせ激しいタックルをするのは、前半はいいように窪田にやられてしまっていた杉江!
いつも、闘志でデカイ相手と渡り合っている、センターバックの相棒である黒田の存在に触発された杉江は、気迫のこもったプレーを見せ始めます。
そして、そのこぼれ球を、大阪の寺内が拾おうとしますが・・・
そこに颯爽と現れ、ボールをかっさらったのは王子!
王子は素早く前線の夏木にパスを送ります。
この日初めての王子のナイスパス。
突然、キレのある動きを見せた王子に、平賀も驚きを隠せないようですが、今はそれよりも、この試合初めてと思われるETUのチャンスの行方。夏木には、ミドルシュートがあると、大阪のGKも警戒を強めますが・・・
左にいる世良を使うか?
右の赤崎を使うのか?
それとも自分で・・・
なんて迷っているうちに、大阪の2番・リマ(今回、名前初登場!)にクリアされ、チャンスを潰してしまいます。
夏木は、リマに吹っ飛ばされていますが、リマはしっかりとボールに行っており、もちろん、それはファールなんかではありません!
そんな一連のプレーを見ていた王子は、夏木をにらみつけ、それに夏木はたじろぎます。
夏木には、良くない何かがあるようですが、杉江は徐々にパフォーマンスを発揮し始め、試合全体の流れとしては、ETUが盛り返している様子。
その流れを見て、ソノダくんは、試合のテンポを落とし、落ち着いてパスを回させるかどうかをダルファーの問いますが、ダルファーの回答は、ETUの攻撃はちぐはぐで恐さがないこと、攻撃陣のモチベーションが高いことなどを理由に、先に試合を決定付ける3点目を奪うため、このまま早い展開で行こうとのこと。
ETUの攻撃陣はともかく、守備陣のパフォーマンスが前半よりも明らかに向上しているのは、作中でも見て取れ・・・
ハウアーに収まったボールは、黒田の執拗なマークにあい、前を向かせてもらえず、ハウアーから畑に展開されたボールは、石浜がここぞのタイミングでスライディングを止め、畑が懸命に食い下がるも、なんとかクリアします。
・・・が、クリアは中途半端で、ルーズボールとなり
・・・となれば、"窪田だー!"というのが前半からのお約束パターンではありましたが・・・
杉江は、窪田よりも先に体を入れ、ボールに触らせませんでした。
達海も、とりあえず、杉江のほうは一安心だといったところでしたが、今あるもうひとつの問題は夏木のプレー。
どうやら、この試合の夏木のプレーが振るわないのは、試合前の達海の言ったことが原因らしく、何を夏木に言ったのかと松ちゃんの問いに・・・
「お前には FW(フォワード)としての決心が足りない……」
と、答えた達海。
・・・といったところで、今週はここまでです。
■ 私的雑感
まずは、スギですね。
「俺が成長しないで ETUが強くなるかよ……!」
が、すごくよかったです。
ずっと、ここまでの流れを見てきて、クロとスギは、やっぱりいいコンビだなぁと思います。
今後の窪田とのマッチアップは、基本的には、スギが制圧しつつも、ときおり、窪田が一瞬のひらめきを見せ、チャンスを作る・・・みたいな感じになっていってほしいかなぁってのが個人的な希望。
※
ナッツについてあれこれ。
味方のフォローが少なく、前線でひとり孤立していたからうんぬんではなく、 この試合でのプレーは、達海の一言がきっかけからくる"迷い"から判断が遅れてしまっているような状況だったんですね。
それこそ、いかなる状況であっても、思い切ってシュートを狙っていくという、難しいことは考えない単純明快なプレーこそが、ナッツの持ち味ではないかと思うのですが、その持ち味を消すようなことをしてしまってどうするタッツミーと、今週の展開だけを見るとそう思ってしまったのですが・・・。
それにしても、タッツの言う、"FWの決心"とは一体何なんだろう?
それは、来週を待てってことですね。
ちょっと、今の段階では、思い当たるものがないです。
あと個人的に、後から取ってつけたようにファールをアピールしてみるナッツの描写には、笑ってしまいました。
今週のナッツは、なんとなく、いつしかのバッキーのことを思い出しながら読んでました。
あと、ボールをクリアした大阪の2番の選手は、ずっと気になっていたので、取り上げてくれてちょっと嬉しかったです。できれば、ちょっとでいいので、キャラを立ててくれると、もっと嬉しいんだけどなぁ、なんて(笑
※
今週の王子。
王子がボールをかっさらって、前線のナッツにパスを送る、あのシーンの描写は、ダイナミックなスピード感があって、すごく気に入っています。
最近は、一時期ほど、ツジトモ先生の作画に、「なんかよく分かんないけど、すげーーー」って思ってしまう場面が少なくなってしまったかなぁと思ってはいるものの(そう思うのはたぶん、私がこのクオリティに慣れてしまったからなんだろうなぁ)、やっぱりこのセンスは大好きです。
王子の活躍シーンは、これから増えてくるであろうと思うので、いろんな意味で私たちを楽しませてくれることに期待したいです。
今回は、どんな名ゼリフが出てくるのか! とか(笑
※
もうちょといろいろ書きたかったのですが、このまま寝落ちしそうなほど眠いので、今日はここまででってことで。
来週号は、達海の言う"FWの決心"とは何なのかに注目しながら、読んでいきたいと思います。
タグ : GIANT-KILLING
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