今週の『GIANT KILLNG #61』
2008.04.04 00:29
単行本5巻の発売が4月23日となっていますが(amazonでは表紙画像はまだですが、予約はできるようになっているみたいです)、毎度おなじみの初版限定ステッカーは、"ETU千社札"になるそうです。
浅草とかそのへんの土地柄だけに千社札ってことなのでしょうか?
初版ステッカー付きがいいって方は、早めに購入しておくほうが無難でしょう。最近ジャイキリもあれこれ話題になっているし、初版の部数も今までよりも多いでしょうし、入手そのものはそれほど困難ではないとは思いますけどね。
※
すでに、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、我らのジャイキリが、第2回とらのあなコミック&ノベル大賞で総合1位になっています!
詳しくは、参照のリンク先をご覧になっていただきたいのですが、綱本先生、ツジトモ先生それぞれのコメントもありますので、興味のある方は、チェックしてみてください。
個人的に、編集者の投票で1位、すなわち同業者から評価されているってことが、すごいことだなーと思いました。
ジャイキリが世間からいろいろ評価されることが、ファンとして嬉しく思う反面、ちょっと複雑な思いが出始めているのもまた事実だったりもするんですけどね・・・。
(参照: Webだよ。・第2回とらのあなコミック&ノベル大賞)
リーグジャパン第10節ETUvs大阪ガンナーズ。
キックオフ前のお楽しみと言えば、両チームメンバー紹介!
・・・ということで、まずは、アウェーの大阪ガンナーズのメンバー紹介が続いている中、ホームのETUサポーターはブーイング。
そして・・・
今度は、ETUのスタメン紹介!
・・・ということで、ここから4ページほど、ETUのスタメン紹介場面が続いていきます。
そこでのサプライズとして、いつもは左サイドハーフのレギュラーとして出場している丹波はスタメンから外れ、世良と夏木の2トップであることが発覚。"あの超攻撃的な大阪に対して…… 攻撃でやり合うつもりかよ!!"と、どよめき混じりの声援といったところの反応か。
そんな様子を、空いてる放送室(まさか、そこが貴賓室なんてことはないよね?w)から見つめているブランは、試合開始を心待ちにしている様子。
そして、記者席からピッチを見つめる藤澤さんは、ここ2日ETUの練習は非公開で何か策はあるであろうと踏んではいるが、DF陣はいつもの面々で大阪に対抗できるのかと、疑念を抱いている様子です。
さぁそして、選手たちが入場してきます。
選手たちの入場に合わせて、ベンチにやって来た達海は、同じく反対側のベンチにやって来たダルファー(withソノダくん)と、再び握手をします。
その様子を、カメラに収めていたのは、ゲームに流れている風を読めるカメラマン・久堂。
久堂は、両監督の様子を見て、見ごたえのある試合になるかもしれないと、何か感じるものがあったかのように見えます。
そして、ピッチの方へ目を向けますと・・・
キックオフ直前、ETUの選手たちは、円陣を組んで、試合に向けて気持ちを高めています。
「俺達はやることはやった
後はそれをピッチで出すだけだ
大阪倒すぞ!」
「行くぞ!」
「おお!!」
気合を入れて、それぞれのポジションに散っていく選手たち。
松ちゃんも、同様に声を出して、選手たちの奮起を促します。
「……見てろってんだい
この90分でそのデカッ鼻へし折ってやるよダルファー」
と、キックオフを前に、戦闘モード全開の達海。
それぞれが、思い思いキックオフの瞬間を待つ中・・・
ピイッ
レフェリーの笛が鳴り、大阪のキックオフで、いよいよ試合開始!
それと同時に、サポーターたちの大声援が隅田川スタジアムにこだまします!
そして、ピッチの中では、4トップのひとり片山には清川、畑には石浜に、それぞれマンマーク。
ですが、ETUがマンマークで来ることは、想定内といった感じで、揺ぎ無い自信を見せるダルファー。
そうしてるうちに、大阪の10番・志村にボールが渡り、志村は4トップのひとり、7番・窪田へパス。 窪田は、忍び寄る誰かしらの気配を察し、ダイレクトでパスをはたきます。
その窪田へ、素早くプレッシャーをかけに行ったのは杉江でした。
窪田のマークは、杉江の担当のようです。
・・・となると。
ハウアーのマークは黒田かーーーーーー!
ということで(笑)、ハウアーは黒田(の頭?)を見て、何か言いたげのようですが・・・
「…… んだよ」
と、黒田が睨み返したところで、今週はここまでです。
■ 私的雑感
今週は、ストーリー的には、ほとんど進展のないものでしたね。
ではありますが・・・
キックオフ前のスタメン紹介の描写があったおかげで、この試合のETUのスタメン選手のフルネームが判明いたしました! あぁ、なるほど、こういう手があったか(笑
選手の下の名前については、個人的には、こんな感じかなぁといった印象でした。
特に、突っ込みたくなるようなものはなかったですね。
意外と、普通な感じ(笑
で、このメンバー紹介の演出も、なかなか凝っていてよかったですよねー。
大阪(アウェー)側の紹介は、淡々とサラリとすませて、ETU(ホーム)側になると、ガラッと変わってテンションアップして、ブーイングからスタジアムのボルテージも上がっていく・・・なんてところは、自分も実際にスタジアムで観てるかのような気持ちで読んでました(メンバー紹介のやり方もクラブによって違うんでしょうけど)。
たぶん、この感覚は、ある特定のクラブが好きでスタジアムに行ってる人なら、同意してもらえると思います。
やっぱり、こういうのって、私たちと目線の近い綱本先生(あ、描いてるのはツジトモ先生か)だからできることですよね。そこが、ジャイキリの好きなところのひとつです。
で、選手紹介に使われている写真(選手名鑑などにも使われているクラブのプロフィール用の写真)も、表情などにそれぞれ個性があって面白かったです。本当、こういう細かいところにこだわりを感じます。
※
ETUは、世良と夏木が2トップという形になったため、やはりというべきか、丹さんがスタメン落ちしてしまいました。
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-----世良--夏木-----
----------------
---王子------赤崎---
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------椿--村越-----
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-清川--黒田--杉江--石浜-
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-------緑川-------
フォーメーションを図にするとこんな感じかと思いましたが・・・
うーん、けど、大阪の4トップがどうくるのか分からないので、とりあえず、仮仕様って感じで。
大阪の方は、1ページ目のオーロラビジョンを見る限り、登録上は4-2-4のように見えますが、果たして?(例えば、実際には、DFで登録されていても試合が始まればMFだったってことも結構あるので、現段階では何とも言えないですね・・・)
大阪の4トップは、ハウアーが中央でポスト役、窪田が少し引き気味で、片山と畑は左右自由にポジションを入れ替えながらゴールを狙っていく(オランダらしいウイングタイプではなさそう)・・・感じかなぁと思ってるんですが、まぁ、そのあたりは、来週以降の展開を見ていかないと、これも何とも言えないですね。どういう形でもいいですが、最低限のリアリティだけは、守ってほしいなぁと思います。本当、ここだけはお願いします!
※
あとは、箇条書きにて・・・
- ブランのお供にいるお姉さんが気になって仕方がないです
- 達海とダルファーの握手シーンの構図がなんかすごい(笑
- 大阪の片山か片平かは、やはり片山で正解?
- 王子の"今日は"発言が・・・・・・毎試合頑張ろうぜ!
- 世良の「やってやる」は以前ヴィクトリーとのPSMでもありましたよね、あれがセリー流の気持ちの高め方か
- そういえば、椿は久々に姿を見たような気がします、ジャイキリが起きるときに活躍しそうな彼の見せ場は今回訪れるのでしょうか
- 松ちゃんは、選手たちに喝を入れる意外にコーチらしいことって何かしてましたっけ?(笑
- 先週のハウアーの描写って、そういう伏線だったのかよと突っ込まざるを得ませんでした
※
さて、来週は、ここまでちょっと引っ張りすぎな感もありましたが、試合が始まったことにより、序盤の流れが見えてくると思います。
大阪の4トップは、どのようにチームとして機能しているのか。
決して、上背のあるとは言えないクロをハウアーとマッチアップさせることに、髪型うんぬん意外に、きちんとした理由があるのか。
それらをどのように面白く描いていくのか・・・
来週以降の展開を楽しみにしたいと思います。
タグ : GIANT-KILLING
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