今週の『GIANT KILLING』#58
2008.03.13 22:31
すいません、今週は縮小版にてお送りいたします。
さて、今週は、アルビレオス新潟戦の後半になるのか・・・
と思いきや、ガンナーズ大阪のダルファー監督とその通訳ソノダのやり取りからスタートします。
この2人の会話によると、ETUは結局新潟に0-1で敗れてしまったとのこと。
ダルファーは、ETUの試合をチェックするつもりはあったようですが、自分のチームの試合をチェックしていて、自ら創り上げた、美しくたくましいフットボールに見とれてしまい、ETUの試合は見ていなかったそうです(笑
(ソノダのヨイショのシーンは、時間の都合によりカットしますw)
新潟戦に敗れたETUでしたが・・・
ソノダによれば、後半の試合内容は、サイド攻撃の活性化に交代出場した世良の動きもよかったようで、息を吹き返した戦いぶりだったとか。
さらにソノダは、選手のコンディションがもう少し良くて、サボリの足に張りがあるため大事を取って欠場した王子がいたなら、違った結果になっていたかもしれないと、ダルファーに報告します。
その報告を聞いて、試合後の楽しみができたと、不敵な笑みを浮かべたダルファーは、祝杯のワインを片手にETUのビデオを見るのは、まずは、目の前の敵を倒さねば! というわけで、試合直前の選手たちが控えるロッカールームへと入っていきます。
・・・所変わって、ETUのクラブハウス内にある達海邸。
その場にいるのは、達海とキャプテンの村越。
村越は、ギクシャクしてる感もあるがどいつも本音でモノ言うようになった・・・など、チームの現状について、達海に報告しているところでした。
そのチームの現状報告を聞いて、達海は、そこそこに次の大阪への手ごたえを感じた様子で、「明日から大阪戦用の猛練習だかんな」と、村越に言います。
何も考えてないようで、大阪との戦い方のビジョンをしっかり持っていたりなど・・・
どこまで本気で先のことを考えてるのか?
などと、アイスを頬張る達海の姿を眺めながら、あれこれ考えをめぐらせる村越。
シリアスにものを考えていたところに、食べていたアイスが当たった幸運で大阪戦勝てるかもと、緊張感のないところを見せられた村越は、一体どんな心境だったのでしょうかね?(笑
話も終わって、廊下を歩いていた2人の前を、ため息つきながら出てきたのは有里。
「たっ・・・大変なことになってるんだから」
と有里が言う、その出来事とは何なのかと言うと・・・
それは、大阪vs甲府の試合にありました。
甲府のボールをインターセプトした大阪の5番・平賀は、すかさず、10番の司令塔・志村へパス。
志村の視界の先には、18番ハウアー、13番片平、7番窪田に11番(かな?)の畑という4人のFWが待ち受けます。
その志村の選択肢は、ハウアーへのロングボール。
甲府DFと競り合いながらもヘッドで落としたところに、走りこんできた片平がシュート!
・・・が、このシュートは甲府の選手にブロックされてしまいますが、そのこぼれ玉を今度は、窪田が拾い波状攻撃を仕掛けていく大阪ガンナーズ。
畑と目を合わせた窪田は、甲府の選手同士の間にパスを通し、パスを受けた畑は右足でそのまま振り抜いてシュート!
今度は、甲府ゴールのネットを突き刺し、大阪の得点。
・・・前半ながら、これがなんと、4点目のゴール。
ここまで無敗で、順位も得点もトップを独走するという大阪の圧倒的な強さを見せた試合を、クラブハウスで見つめるETUの選手たちは、その強さに言葉を失っているといった感じの様子でしたが・・・
そんな試合には目もくれず、アイスの当たり棒を交換してもらいに、早々にその場を去る達海。
といったところで、今週はここまでです。
■ 私的雑感
正直、新潟戦の続きでなかったのは、予想外でした。
今週号は、前半はダルファーとソノダのやり取り。
後半は、チームの現状を報告する村越と達海のやり取りと、大阪vs甲府の試合描写といった感じでした。
今回は、これといったドラマはなく、次なる展開へのつなぎの回といった印象です。
※
大阪ガンナーズのサッカーについて。
"4人のFWがゴールを狙っている!! 大阪Gが誇る超攻撃的布陣!"
と、TVの実況の人(?)が言っていた言葉が、キーワードになりそうなのですが・・・
4人のFWって部分を、ストレートに受け取ると、ちょっと安易さを感じてしまいますね。 いくら、フォーメーションが、表面上の形だけのもとはいえ・・・。
まぁ、実際には、単純に最前線に生粋の点取り屋4人を並べるだけで超攻撃的布陣と描かれることはないと思いますし、そこのところを、綱本先生がどのように描くのかに注目していきたいです。まだ4人のFWって言葉に、過剰反応するところじゃないですよね、うん(笑
ダルファーが見とれてしまうほどの、美しく、たくましい、超攻撃的フットボールのスペクタクルさに期待!
(※まぁ、これは余談でジャイキリにはまるで関係ない話ですが、明確なビジョンもなくFW4人を同時に起用したって点を取れるわけではないってことは、最近、つい最近思い知らされたばかりですけどねぇ!ww)
ダルファーとソノダのやり取りについては、個人的には3巻のときの方が私は好きでした。
ソノダのヨイショの仕方が、あまりにオーバーアクション過ぎだったのが私にはちょっと・・・逆に引いちゃったかなと・・・。
けど、その様子を見ていた、2人組の記者らしき人と、その後のシーンに出てくる女性2人組がヒソヒソしてるところは、笑ってしまいました。
ダルファーとソノダの人物紹介は、今週さっそく載っていましたね。仕事早いです。
ソノダは、"くん"付けなんですね。ダルファーには、ナルシストと付け加えておくといいと思います(うちのは、そうしとこうw)。
個人的に、今週は、新潟戦の続きだと思っていたので、王子の特別仕様の人物紹介が読めなかったのは残念だったかも。王子だけでいいので、今後も何かあれば、特別仕様の人物紹介を書いてほしいなぁと希望します。
※
今週、1コマだけ登場した、ヴァンガード甲府の監督さんのモデルは、やっぱり、大木さん・・・なんですよね?
個人的には、個性的に描いてほしかったなぁなんて思ってたり・・・。
甲府というチーム自体、かませ犬的な役回りに終わってしまったのが、ちょっぴり残念でした。
※
今週は、それぐらいかなぁ。
達海が大阪戦に向けて、どんな策を練っているのかが気になりますけど、チームがまとまっていく過程も含めて、この先描かれていくところだと思うので、来週以降の展開を楽しみにしたいと思います。
タグ : GIANT-KILLING
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