今週の『GIANT KILLING』#48
2007.12.28 01:08
ごめんなさい、更新時間が遅めになってしまいました。
先週は、合併号だったため、2週間ぶりの今週のジャイキリ。
いったん治りかかったところで、また同じ箇所をかるくやってしまい、まだ腰が痛かったりするのと(苦笑)、普段アルコール類をほとんど飲まない私が、それなりにアルコールが入った状態の微妙なテンションで書いているため、さっくりめに更新させてもらいます(笑
今回は、もしかしたら、試合後日になるのかなぁと思ってたのですが、そうではなく、普通に前回の続きといった流れになっています。
レフェリーのホイッスルがピッチに響きわたり、ETUの勝利が確定した瞬間・・・
アウェイの地まで応援に駆けつけたサポーター、ピッチで90分戦った選手、フロント関係者に、達海をはじめとしたベンチのコーチングスタッフたち、みんながこの勝利に歓喜し、喜びを分かち合います。
そして、対戦を終え、握手する両監督。
挨拶を終え、その場から去り行く敗れた側の不破は内心、この敗北をさほど気にかけている様子もなく、結局最後にモノをいうのは
"フロントを含めたチームの総合力!
チームとしての底力だ!"
さらには、相手のスキに付け込むような戦術、"小手先サッカー"のETUがシーズン終盤に残っていられるか……と、自分のスタイルに確信を持ち、あくまで強気の不破ではありいたが・・・
「負けた現実受け入れねえと
また足元すくわれるぜ不破さん」
すでに、両者の距離は離れているため、直接聞こえてはいないが、不破を指差し、そう忠告する達海(不破は振り返っているので何か言ってるであろうことは理解してる状況)。
向こうの新たなスキも見えたという達海は、次やるときは、もっとコテンパンにしてやんよと、自信ありげな様子ですが、さて、シーズン後半戦、ホームでの2回目での対戦ではどんな試合になるのでしょうか。
整列し、試合終了の挨拶が終わったかと思いきや・・・
椿の姿を見つけ、駆け寄ってきたのは、カルロス、ぺぺ、ゼウベルトのブラジルトリオ。
彼らは決して怒って文句を言いに来たのではなく(笑)、誰よりもこの試合でフットボールを楽しんでいた、椿のプレーを称えにきたそうで、トリオのうちの誰かとユニフォーム交換をしてくれと、椿に迫ります。
ポルトガル語なので、当然、椿は彼らが何を言ってるのかさっぱり理解しておらず、ただただ困惑する椿。
そんな中、椿は、この試合の"マン・オブ・ザ・マッチ"選ばれたことを王子に告げられ、インタビューを受けたりしている様子を見ていた、古株サポの吾郎は、達海の7番を継承した椿のワクワクさせてくれるプレーに、強く思うところがあったらしく・・・
「もう一回仲間集めて本気でサポーターやろう!」
と、ひとりものすごくやる気になっているのですが、そのあまりの意気込みように、ちょっと引いてしまう、他の古株サポたち(笑
(カメラマンの久堂、ETU追っかけフリーライターの藤澤さんのカットを挟み)
MOMのインタビューが終わり、サポーターに挨拶に行って来いと、村越に声をかけられた椿は、自分の名前をコールするサポたちの姿に感激し、彼らの待ち受けるゴール裏へ駆け寄っていく椿の後姿の図・・・で、今週号は終わりです。
■ 私的雑感
2週ぶりのジャイキリでしたが、今週もよかったですね。
本当読んでいて、楽しくなってきます(笑
感情がこみ上げてくるような熱さ、次はどうなるんだろうっていうスリリングなドキドキワクワク感がある作品は、他にもたくさんあるんですけど、それとはちょっと異なる感覚(もちろん、前者の感覚はジャイキリにもあります)。
自分でも、この感覚をどう説明していいのか分からないんですけど、先週号の椿のドリブルのときの表情のような、心の底から読んでいて楽しくなってくる作品なんですよね。ジャイキリは。今現在、リアルタイムでこの作品に触れていられることを、本当に感謝してます。
※
今回もいろいろ思うところがあるのですが・・・
やっぱり、今週号も椿でしょうか。
個人的に、今週一番好きなシーンは、最後のところです。
椿がインタビュー後、自分のコールをしてるサポの姿に感激して、挨拶しに駆け寄っていくシーンですね。
描写としては、わりと、さりげないところではあるんですが、この年初めてトップチームに上がってきた椿が、本当の意味でサポたちに歓迎を受け、"椿大介"というひとりの選手として認められた瞬間を見たような感じがします。きっと、椿にとっても、自分を支えてくれるサポの存在を、本当の意味で初めて実感した、この先も忘れることのできない瞬間となったことでしょう(・・・というか、そうあってほしいなっていう、ひとつのサッカークラブを応援する個人的な願望w)。
そんな椿のプレーに、かつての達海の存在とダブらせつつ感化され、周囲がちょっと引くほど気持ちをたぎらせる吾郎のシーンもすごく好きです。7番への想いの強さがよく伝わってきますね。気持ちは、すごく分かる気がします(笑
そして、もうひとつ椿絡みで、トリオとのシーンも良かったと思います。
ユニ交換を迫るシーンは、なんとなく、『ファンタジスタ』のマルコとダリオ(でしたっけ?)のとあるシーンを思い出しましたね(笑
それはともかく、カレーパンを差し出すぺぺの描写が、いつもながらにかわいかった。
あ~、これで、当分このトリオたちの姿が見れないと思うと、残念でたまりません。前も書きましたが、ホームでの2回目の対戦も、ぜひとも描いてほしいなぁ。
・・・といったところで、眠くて頭が回らなくなってきたので、書き足りない部分はあるのですが、とりあえずここまでということで。
来週は、合併号なため、再びお休みです。
これから、どのような展開に持っていくのか。とりあえずは、順調にチームが発展していくのか、それとも、またひと波乱あるのか。1話完結型の、誰かしらのエピソードを描くことになるのか。次なる展開に、期待しています。
んで、まとめ記事についてなんですが、これから、1話から読み直して、まとめていきたいと思ってます。実際に公開するのは、年が明けてからになってしまうと思いますが、気長に待ってていただければと思います(笑
タグ : GIANT-KILLING
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