今週の『GIANT KILLING』#47
2007.12.14 00:28
すいません、クラブワールドカップ見てたりしたので、更新時間が遅くなってしまった&簡単めにまとめさせてもらいました。
・・・まぁ、スコアは最小であっても、そのレベルの差は歴然でしたね。
それ以上は何も言いますまい(苦笑
さて、待望のコミック4巻が、2008年1月23日発売に決まったようです。
価格は、570円です。
ここまで恒例となっている、初版限定のステッカーは今回も付いてくるのでしょうか? 他にステッカーのネタになりそうなものは、特に思いつかないのですが、何かあるとするなら楽しみですね。
というわけで、本編いきます。
板垣へのパスを石浜がカットし、そこから椿へ。
ETU再度カウンターのチャンスか・・・といったところで、先週号が終わっていました。
さて、今週号は・・・?
何かが目覚め、ピッチもボールもサポーターもすげーよく見える状態の椿。
石浜からパスを受けてドリブルで持って上がっていきます。
その椿に、ゼウベルトはチェックに行こうとしますが、そこはカルロスが制し、ETUの攻撃の起点である王子へのマークをすること、そして、カウンターに備えておくことを指示します。
そのカルロス自身は、自ら椿を止めに行くつもりのようです。
広がった自分の景色を実感しつつ、ドリブルで前進していく椿。
目の前にはカルロスの姿が・・・
「見せつけてやれ お前の才能を」(by達海)
さぁ、カルロスとの1vs1。
トップスピードでカルロスの向かっていく椿は、一瞬、左に小さくステップし、そこから右のアウトサイドで蹴り出し、あっという間にカルロスを置き去りに!
止まらない椿の突進。
サポたちの期待が高まっていく中・・・
(カルロスをあっさり振り切って行った椿のプレーに、一瞬あっけに取られてしまったゼウベルトは、マークしなければならない王子のことを見失う描写)
グランパレスのセンターバック2人は、単独でドリブル突破を仕掛けてくる椿に、「なめんじゃねえよ!!」と、椿に止めにかかり、グランパレスの2番がスライディングで止めます。
・・・が、そのこぼれ玉をつめてきたのは!
王子だーーーー!!
「ご苦労バッキー」
ペナルティエリアの少し外から、優雅に振りぬかれたキックは、ゴールマウスへと吸い込まれ、ETU2点目をゲットー!
・・・で、終わりではありません。
後半残り5分を切ったところ。
大声でピッチに向かって指示を送る不破。
グランパレスの選手も、ETUの選手も必死に残された試合時間を戦います。
そんな中、チャンスを狙っていたのはぺぺでした。
ここまで杉江は、ずっとぺぺを抑えて続けていましたが、その体力はもはや限界。 一瞬のスピードで杉江を置き去りにしたぺぺは、カルロスからのラストパスを受け、スライディングで止めに来た清川をジャンプしてかわし、残された緑川にボールを触られる前に、浮き玉のシュートを放ちますが、これは無情にもクロスバー。
呆然とするぺぺ・・・
そして、レフェリーが右手を上げ、吹かれたホイッスルは試合終了~。
といったところで、今週号はおしまいです。
■ 私的雑感
今週のメインは、覚醒し景色が開けた椿・・・ではなく、おいしいところを見事にかっさらっていった王子の方だったのかな?(笑
運動量は少ないものの、その動きは実に的確で、今回もゴール前のこぼれ玉に颯爽と現れ、あくまでエレガントにゴールを決める王子は、いつもながら、いい仕事してますなぁ。
それと、そのシーンを描いた、ツジトモ先生のコマ割りも、マンガの手法について全然知らない私が言うのも変な話ですが、斬新で素晴らしいものだったと思います。何だろうなぁ、このセンスは。多分、私はジャイキリ以外でツジトモ先生の作品に出会ったとしても、このセンスには惚れていたと思います(笑
※
景色が広がった椿の描写も個人的には好きです。
すごく自然体で、キャンプの夜ひとりでボールを蹴ったときのように、余計なことを一切考えず、純粋にサッカーを楽しんでプレーしてる、カルロスをかわしたときの見開きの自然に笑ってるシーンは、まさにそんな状況だったのではないでしょうか。このシーンは、すごく好きですね。
そのあと、相手DFにスライディングで止められたところは、ちょっと調子に乗りすぎちゃったんでしょうね(笑
今日、クラブワールドカップのカカを見ていて、椿のドリブルはカカと似たタイプじゃないかなぁと改めて思いました。派手さはないけど、的確にスピードとコースをコントロールし、かわしていくみたいな感じ・・・な気がするんですがどうなんでしょう?
攻撃の起点にもなれるし、ラストパスのアイデアもあるし(1巻の紅白戦を見てるとそんな印象あり)、もうちょっと前目のポジションで使ってあげたい選手(サイドよりも中央で)のように思います。
※
グランパレスについて。
あの最後のシュートは、ぺぺに点を取らせてあげたかったなぁという個人的な気持ちもあったりもします。
けど、最後バーに当たってしまうところ、あそこで決まらないのは、今日のグランパレスは、"そういう日"だったってことなのでしょう。これはこれでよかったんだと思います。
今回のグランパレス編(?)は、これで終わりってことになりますが、不破といい、ブラジリアントリオといい、板垣といい(あと地味だけどタニもいい味出してたんじゃないかとw)、敵キャラなのに、ここまでキャラを立ててしまった以上、今後の再登場を期待したいところです。
ストライカーとして一皮向けそうな板垣や、副審に抗議したりもしゃもしゃ食べ物を頬張ったりするぺぺのかわいい姿をまた見たい。
※
さて、来週は合併号ですのでお休みです。
で、モーニングの次週予告のページを見ていると・・・
買ったその後が大事です。
名古屋グランパレスに勝利したETU。
しかし、浮かれる前に、やることはたくさんあります!
と書かれています。
それが何を指しているのかは、私にはちょっと思いつかないのですが、再来週を楽しみに待つとしましょう。
タグ : GIANT-KILLING
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