今週の『GIANT KILLING』#41
2007.11.01 23:31
コミック3巻は発売中です!
今週号のモーニングに、3巻の広告があります。
そこには、"達海猛の、一年目が始まる――。"
と、ありました。
そういう言い方をするってことは、二年目もあるってことなんでしょうか?(笑
村越がゼウベルトのフェイクにひっかかり置き去りにされてしまい、ETU大ピンチ!
・・・というのが、先週の最後の流れでした。
そして、今週号は・・・
村越をかわし、ゴールに向かって中央をドリブルするゼウベルト。
そのフォローに入ったのは、左MFの丹波でしたが、その丹波もゼウベルトのフェイクにいとも簡単にひっかかってしまい、さらにドリブルでの進入を許してしまうETU。
シュートコースがガラ空き状態のため、やむを得ず、杉江はぺぺのマークを清川に任せ、 シュートコースを消しにかかります。
一度はシュートモーションに入ったゼウベルトでしたが、ぺぺのマークが清川であることを見るや(両者ともしっかりアイコンタクトしてる)、ぺぺへスルーパスを送ります。
そして、清川のマークをしっかりとブロックし、ぺぺはシュートを打ちますが、そこは、ギリギリタイミングで戻ってきた椿の頭に当たり、あわやオウンゴールというところではありましたが、なんとかコーナーへと逃げることができました。
この椿の戻りは、達海が"ぺぺが1vs1になりそなときは迷わず最終ラインまで走れ"と指示したがゆえのものでした(先週書いた伏線の部分がこれってことですね)。
コーナーキックのピンチは、丹波(?)がクリアします。
クリアクリアの連続にやきもきする松ちゃんですが、達海は"俺たちは点を取られなきゃいいんだ"と、わりと余裕そうに見えます。
ここまで前半30分。
ボールの支配率は、圧倒的にグランパレス。
去年まで堅守がウリのチームだったとはいえ、今のままだと失点も時間の問題。
ですが、記者席から試合を見つめる藤沢さんの目には、ETUの選手たちが何か意志を持ってピッチに立っているのが感じられるようで、"ETUには間違いなく策がある"と、何やら確信めいたものがある様子。
その後も、試合はグランパレスペースで進み・・・。
グランパレスの波状攻撃が続きますが、ときにFW世良が戻って体を張ってシュートを止めたりと、チーム全体で守りきり、なんとか前半を0-0で凌いだところで、今週はここまで。
■ 私的雑感
今週は、ストーリー的にはこれといって特にないというか、これからの流れ(ジャイアントキリングが起きる)をほのめかすって感じでしたね。
前半圧倒的に試合を支配したのは、グランパレスの方。
それに対し、ETUはしっかり守って、王子経由のシンプルなカウンター(前年までのETUスタイル?)狙い。
達海的には、点を取られなければOK。
ETUには間違いなく策があると確信する藤沢さん。
勝負は後半、達海の策はいつ発動するのか?
達海の策とは一体何なのか??
※
前半のETUのサッカーについて。
最初は、グランパレスに押し込まれているのかなぁと思ってたのですが、そうではなく、意図的に守りに徹していたって感じみたいですね。
・・・コシさんと丹波のプレーで危うく、そのプランが崩れるところでしたけど。
このときばかりは、達海も肝を冷やしたでしょうね(笑
その丹波は、一応4-2-3-1の左サイドってことになってますが、この前半はボランチかってぐらいに下がって守備に奔走してたような印象があります。カウンター時の王子のパスの選択肢も赤崎ばかりだったようですし。
見ていると、前年までのETUのサッカーってこんな感じだったのかなぁって思いました。引いて守って、王子を経由してカウンターを仕掛けるという、非常にシンプルなスタイル。
そしてそれが、後半勝負どころでどのようになっていくのか。
基本的な戦い方は同じで、1点をもぎ取るためだけに、達海の策が発動するのか、それとも、戦い方そのものを変えていくのか、どちらにしても、ジャイアントキリングを起こすために、達海が何を仕掛けるのかが、本当に楽しみで仕方ありません!(笑
※
ぺぺが、かわいすぎる件について。
以前も、オフサイドを副審にアピール姿がかわいすぎると書きましたが、今回も、スギがカバーリングのためにスギのマークを外れたとき、「こっちにパスをくれよ」と、物欲しそうにゼウベルトを見るぺぺの姿がかわいすぎです(笑
それにしても、ぺぺにもゼウベルトにも雑魚扱いされてしまってる清川が何とも・・・(^^;
※
今週の王子。
主な見せ場は、赤崎へのパスがカルロスにカットされてしまった場面と、その続きの流れで、カルロスからゼウベルトへのパスコースを"ザッ"と塞いだ場面ですね。
パスのシーンは、なんかやる気なさげに見えてしまったのですが(笑)、その後素早くパスコースを塞いだシーンは見事!
今週は、本当に小さくしか描かれてないんですけど、あれ以上大きく描いてしまうと、また無意味に目立ってしまうから、あれぐらいがちょうどいいんでしょうね、王子の場合は(笑
王子に限らず、キャラがすごく小さく簡略化されていても、ある程度誰なのか分かるように描かれているのには、いつも感心しながら読んでます。
※
さて、何とか前半を0-0で抑えきったETU。
後半ETUがどんなサッカーを見せてくれるのか(来週はロッカールームのシーンになるかもしれないですね)。ここから面白くなってくるところなので、早く続きが読みたいなぁ。
タグ : GIANT-KILLING
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