『サッカー監督はつらいよ』 / 平野史
2007.07.16 23:44
本が発売されたのは、半年ほど前の話なのですが、私自身が最近購入したというのと、内容的にうちのブログでも取り上げておくべきものだなとも思ったので、この本を紹介させてもらいます。
この本は、サッカー専門紙エル・ゴラッソで連載されていたコラムを、大幅に加筆修正し、さらに書き下ろしを加えて、単行本化したものです。当時、『U-31』の小説版が、水曜発売のエル・ゴラッソに連載されていて、毎週水曜版だけは購入してたので、これも好きで読んでました(笑
内容は、その名の通り、サッカー監督のさまざま事情について書かれていて、最初の2/3ほどは、架空のJリーグ監督をモデルに、サッカークラブの監督の1シーズンの仕事のあれこれを、残りの1/3ほどは、オフト~オシムまでの実際の日本代表監督の事情について書かれています。
それで、なぜゆえ、うちのブログで取り上げようと思ったかといいますと、『GIANT KILLING』がきっかけで、国内サッカー(=Jリーグ)や実際の監督の仕事について、興味を持った方には、まさにうってつけのものだなぁと思ったからです。
一応架空の話とはなっていますが、実際の話をベースにしていると思われ、具体性があって解りやすく、それほどサッカーについて詳しくない方が読んでも、楽しめると思います。Jリーグファンが読んだら、「あれって、もしかして、○○○のことじゃない?」みたいな感じで、さらに楽しめるかもしれません(笑
・・・とはいえ、『GIANT KILLING』ファンが、"監督はマジックを使うか"あたりの項目を読むと、
「なんだよ、夢がない話だな」
って思ってしまうかもしれませんけどね(^^;
ま、まぁ、それはともかく、Jリーグから日本代表と、国内サッカーについて、いろんなことが幅広く書かれている本ですので、興味のある方は、手にとってみてはいかがでしょうか。個人的には、お薦めの本です。
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