ブログ開設4周年となりました
2010.11.24 00:55
本日11月23日にて、『サッカーマンガを読もう!』は、開設4周年を迎えました。
(タイムスタンプ的に日付過ぎてんじゃないかとかいう、そんな野暮なツッコみはなしですぜ?w)
だからなんだと言われれば、別に何ということでもないし、今回そのことを思い出したのもたまたまだったし、今までそういうことをあえて記事にもしたこともなかったのですが、最近ツイッター始めてから、ブログに雑談記事を書くことがなくなってしまっていたので、たまにはこういうのもいいかなと(笑
いやー、なんか、えぇーもう4年も経ってしまったんだという感じです。
今年なんか、テレビにまで出てしまったりしてね(笑)、4年の間にサッカーマンガに対する価値観や考え方もブログを通していろんなものと接することで大きく変わった部分もありますし・・・、振り返ればいろいろなことがありました。
こうして、なんだかんだで続けてこれたのも、やっぱり見に来てくれる方々がいてくださるおかげで、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
特に、ジャイキリに関連した部分では、今でもそうですが大きく支えてもらっています。
このブログが意外と幅広い層に読んでもらえているのは、やっぱりジャイキリがあってくれるからなんですよ。読んでもらえる層が広ければ、それだけいろんなご意見をもらえるので、それは自分にとってすごく興味深いし面白いし楽しい。
もちろん、他の部分でも支えてもらってますが、やっぱり、ジャイキリによる部分が一番大きくて、今後このブログがどれだけ続くか、やってる本人にも正直分からないんですが、少なくともいつかジャイキリが終わりを迎えると時までは続けていたいですね。その時を、みんなと一緒に迎えたいって思ってます。
ただ、自分としてはそれだけで終わりたくないって部分も当然あります。
今面白いサッカーマンガってたくさんありますし、他にも魅力的なサッカーマンガについても多く語りたいですし、少しでも多くの人に知ってもらいたいという気持ちもありますから。
けど、最近は特に単行本の感想とか消化できない記事が多く、更新が必最低限(にも満たないか)の状態で、そのあたりは申し訳ないなって思いますし、自分としても悔いを残している部分でもあります。
とりあえず年末ぐらいまでは、一般的にも多忙な季節なので、現状維持が精一杯なところになると思いますが、その先はもう少しいろんなことができればいいなと思います。そのために、場合によっては、少し更新のスタイルを変える部分もあるかもしれません。
自分の今のポリシーとしては、とにかくサッカーマンガを読んで自分の感じたことを率直に伝えるようにすること。
自分も人のことなのですべてのサッカーマンガのことを愛してあげられるわけではやっぱりなくて(感性的に理解できないものもどうしてもあります)、自分が良いと思えなかった部分は、どうしてそう感じたのかなるべくその理由をしっかり書くようにして、その反面、自分の好きな部分に関しては思いっ切りそれを素直に表現する。
私は、計算して緻密にものを書けるほど器用じゃないですし、どっちかというと感覚的に物を考えるタイプの人間で、とにかく作品に対して自分なりに真摯に向かっていくようにしたいと思っています。
で、そのうえで、最終的な判断は記事を読んでくれた方に委ねられるように、その作品が持つ特性や本質といったものもしっかりと理解して伝えられるようにしていきたい。
つまりは、自分の率直な感想を大事にして主観の部分を押し出すけど、この作品はどういう層に向けてどのように風に楽しむべきものなのかということも客観的に理解してそれを併せて伝えるようにできるのが自分にとっては理想だということ。
ジャイキリ記事みたいに好きでやってるものに関しては、これまでも書いてることではありますが、自分が楽しんでいる部分は素直に見せて、その中で共感してもらえる部分があったり、自分のなりの考えを書くことで何かしらの発見になればいいかなって思ってやっています。自分が思いっ切り楽しんでいる部分を見せることで、結果、一緒になって楽しんでもらえるって形になっていれば最高です。
まぁ、そんな感じで、まだまだ自分に物足りなさを感じることも多くあるし、どうしても要望をくれたものに対して応えきれない部分あるのですが(それでもめげずにメールとかコメントとかしてもらえるとありがたいです)、今後も自分なりにやれることをやっていければと思っていますので、5年目の『サッカーマンガを読もう!』をよろしくお願いいたします。
【新連載】スピンオフ作品はサッカーマンガ『修羅の門異伝 ふでかげ』第1話プチ雑感
2010.11.24 00:53
すでに発売中となっている、月刊少年マガジン2010年12月号より連載が始まった、『修羅の門異伝 ふでかげ』連載第1話のプチ雑感です。
ただ、正直なところ、『修羅の門』という作品については、昔月刊少年マガジン本誌に掲載されているのを読んでいた時代もあるけれどほとんど知らない・・・、記事を読むうえでその点は考慮に入れておいていただけると幸いです。
※
新本格フットボールストーリー!
『ふでかげ』とは、『修羅の門』のスピンオフ作品として始まったサッカーストーリーです。
まず、物語に登場するのは、『修羅の門』にも登場した、神武館空手の南米王者のイグナシオ・ダ・シルバ。
イグナシオは、あくまで空手家であるがゆえ、プロのサッカー選手としてクラブに所属しているわけではないのですが、サッカーブラジル代表として来日し、しかもハット・トリックの大活躍を見せていました。
そうして、インタビューを受けるイグナシオは、日本人で救世主になれそうな選手は? とインタビュアーに問われ、名前は挙げなかったものの、ある人物のことを匂わせていました。
そして、その人物は、そろそろブラジルから帰国すると・・・。
その人物は誰なのか、記者たちは探りを入れ始める中、注目されたのが結城亮という名の日本からブラジルのサントスにレンタル移籍してチームの柱になったいう選手でした。
空港で記者たちの質問に謙遜しながらも答える結城。
そして、フリーキックで強盗をKOするという非常にありがちなエピソードについて問われた時、彼は、自分のズレたキックをフォローして犯人を捕まえるのに貢献してくれたある人物のことを思い出していました。
しかもそのある人物は、同じ便に乗って、ブラジルから帰国していたようで・・・
その人物こそが、本作の主人公となっていきそうな徳光拳将。
『修羅の門』をご存知の方なら、ピンときたかもしれません。
拳将は、イグナシオの空手と日本語の師匠で、神武館ブラジル支部長である徳光将の息子です。
拳将は、とある目的を果たすためにブラジルから帰国します。
その目的とは、幼なじみである後藤さつかを国立に行くこと。
ここからどんな物語が展開されていくのか?
・・・ということで、連載1話は、作品全体の背景、『ふでかげ』という作品のプロローグを描いていった回でした。
※
作品を読んでまず最初に思ったのが、今回、川原先生は原作のみの担当で作画はサッカーマンガファン的には『友まっしぐら!』で知られる飛永宏之先生なわけですが、絵柄とかコマ割りとかまるで川原先生が自分で描いてらっしゃるかのような作画だなぁということでした(笑
どれが本来の飛永先生の絵柄なのかは、本人じゃないので私は知りませんが、けど、少なくとも、『友まっしぐら!』は、川原先生の作画そのまんまじゃんっていう作風ではありませんでした。このあたりは、今回、『修羅の門』のスピンオフ作品ということで、意図的に似せたものにしようとしているんでしょうね。
連載1話は、本当にプロローグの部分を描いただけという感じなので、正直作品としてどういう感想を抱いたのかというのは特にありません。サッカーのプレーシーンよりはストーリー性が重視されたものになっていくのかなってイメージを抱いたというぐらいで(幼なじみ少女が出ているので、ラブコメ的要素も若干出てくるかも?)。
今回、物語の背景が分かって、『ふでかげ』の世界を構築していきそうなメイン級の人物も登場して、ここからどんな話を見せてくれるのだろうと、興味津々といった段階ですね。ちなみに、作品タイトルの『ふでかげ』は、広島県三原市の筆影山近辺を舞台にしているからのようです。
(参考リンク:三原舞台に連載漫画「ふでかげ」)
本当にまだまだここからといった感じですが、特に『修羅の門』のことを知らなくても普通に楽しめそうな感じではあるので、掲載は隔月で話はなかなか進んでいきそうにないんですけど、まずは作品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
タグ : ふでかげ