ダ・ヴィンチ7月号でサッカーマンガ関連記事
2010.06.07 22:28
現在発売中のダ・ヴィンチ7月号のコミック ダ・ヴィンチというコーナーにて、ワールドカップ開催&キャプテン『キャプテン翼』30周年“サッカーマンガ・レジェンド再び”というタイトルのサッカーマンガ関連記事が掲載されています。
記事は4ページあります。
その構成は、『キャプテン翼』30周年とあります通り、キャプ翼の作者である高橋陽一先生のインタビューを載せつつ、キャプ翼30年のあゆみを描いた内容が最初の2ページ。そして、2010年のサッカーマンガは指導者に注目という視点から『GIANT KILLING』と『ANGEL VOICE』の紹介に1ページ。最後に、まだある名作&話題のサッカーマンガとしてその他の作品について小さく紹介されているといった形式になっていました。
記事を読んだ感想としては、全体の構成、着目点はすごくいいのに、テキストの分量が少なめだったのがすごく残念だったなと思いました。要は、せっかく面白そうなテーマを取り上げているんだから、ページを増やしてもっと内容を掘り下げたものにしてほしかったなということです。私的には、8ページでぐらい扱ってもいい内容です!
2010年のサッカーマンガは指導者に注目! という記事は、特にもっと掘り下げてほしかったところです。そのひとつに『ANGEL VOICE』が取り上げられていたのは、個人的に非常に嬉しかったのですが、黒木のどういったところが指導者として優れているのかについてもっと触れてほしかったです(ちなみに私は、いろいろあるけど、メンバーたちを的確にモチベートできる、人心掌握術に長けているところを一番評価しますし好きです)。
あとは、指導者というニュアンスとはちょっと違うのかもしれないですが、『コラソン』のヘルマンもサッカーマンガの監督キャラとしては非常に魅力的なので取り上げてほしかったように思います。
最後のページも、サッカーマンガの歴史背景について少しだけ書かれていた部分もあったんですけど、そのあたりもやろうと思えばもっとページを割いて作っていけるテーマだったので・・・、とにかく、全体的にはこれだけで終わらせてしまうにはもったいないなという思いです。
私的には、ちょっと物足りなさがあるものなのですが、内容的にはよくまとめられている良企画ではありますので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。