新連載『マイスター』の雑感
2008.12.01 23:51
※ちょこっと追記しました
12月1日発売の週刊少年ジャンプにて、新連載されたサッカーマンガ、『マイスター』(作者:加地君也)を読んだ雑感です。新連載の作品は、なるべくレビューに近い形で書きたいところなのですが、管理人の時間的都合もあり、簡単な"個人的な"雑感程度にとどめさせてもらいます。
作品を普通に楽しめている方には、あまり面白くない内容であることを承知の上で読み進めていただけたらと思います。
舞台は高校サッカー。 新設校で、1年生のみのチームでありながら、ベスト4の成績を残した総海(さとみ)高校のキャプテンを務めているのが主人公の新岸頼歩(あらぎしらいほ)で、底抜けに明るいサッカーバカといったタイプでしょうか。
まだ1話を読んだだけで、この作品の本質は何なのかを探っている段階であるということを前置きしておきますが・・・
サッカーマンガとして見た場合、リアリティ路線の面白さを追い求めることを主体とした作品性ではないかなって思います。
長身だけどヘディングのド下手なFWの新入生の適正を見抜き、パサーとしての才能を目覚めさせ、サッカーの楽しさを思い起こさせる話なんかは好きなんですが、作品全体としてみると、うーん、輝きを放つ"何か"を感じ取ることはできなかったかなぁと。
主人公の性格とかノリを見ていると、そもそも自分の感性とは合わないタイプの作品っぽい感じもしますね。
・・・と書いてみましたが、これから読み進めていくうちに見方が変わっていくこともあるので(『GOLDEN★AGE』なんかは、1話目の印象はかなり微妙だったけど、今は普通に楽しんでいますからねw)、とりあえずは、もうしばらく見守っていきたいと思います。
少年ジャンプでは、久々に連載されるサッカーマンガの今後の展開に注目です。
【以下追記】
あー、なんか、ご期待にそえない記事を書いてしまってごめんなさい(苦笑
作品の方向性的には、"ライト層にも読みやすく、サッカーを楽しく描くことに特化したもの"といったものになっていますね。
昨日書いたことを訂正させてもらいますが、松戸くんのエピソードに関する部分・・・
「他人が決めた常識なんてゴミ箱に捨てちゃおうよ
縛られながらサッカーしたって楽しくないじゃん♪」
のところこそ、この作品が放つ輝きでしたね。
この場面は、やっぱり好きだなぁと思うのですが、全体的には、自分のフィーリングとはちょっと合わないかなという考えは変わらないです(あくまで、今の段階ではです)。
まぁ、けどですね・・・
私のフィーリングに合わない作品のほうがヒットしやすい傾向にありますから、ある意味、それはそれで喜ばしい話なのかもしれないですよ?(笑
個人的には、週刊ジャンプでの新連載サッカーマンガとして、『ホイッスル!』の系譜のサッカーマンガを望んでいたのですが、楽しさを前面に押し出したこの作品が、どこまで突き進んで行けるのかに(こういう手の作品はヒットする印象がないのですが、何かありましたっけ?)、注目していきたいと思います。
※
作中で、普通にドリブルしているだけなのに、オフサイドと判定されているかのような場面がありますたけれど・・・
あれは、私は、「ビブスなしチームの攻撃だ!」のコマから普通に場面が変わっているものとして読んでいたので、その場面は全然違和感なく読んでいました(^^;
あのヤンキーがボールを持っているコマと(タッチライン付近)、次のコマでは、場所が違ってましたしね。
それよりも、松戸くんのあのヘディングが、バーのはるかに上にいっていたことのほうが、気になって気になって仕方がなかったです(笑
まぁ、長身FWとはいえ、ヘディングが上手くない選手は、結構いるとは思うんですけどね・・・。
私の応援している、某赤クラブなんかでも、ワシントンは、すげー選手でしたけど、ヘディング上手いとは言えなかったですし、その昔には、クビツァという選手が・・・(略
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