今週の『GIANT kILLING』#60
2008.03.30 14:43
とりあえず、雑感のみで。
ストーリー部分は、週末にでも。
(※ストーリー部分と雑感も少し追記しました)
まずは・・・
ジャイキリの連載が始まってから、毎週欠かさずモーニングを購入するようになった私ですが、そんな中、まともに読んだのが今回が初めてだったりするのですが・・・
今週号のモーニングの巻末の方にある、『ヨロズ屋がゆく!』はジャイキリネタでした。
・・・まぁ、正直、話の内容はよく分かりませんでした(^^;
とりあえず、まだ読んでないって方は、チェックしてみてください(苦笑
タグ : GIANT-KILLING
新連載『LOOK UP!』がスタート
2008.03.28 00:01
3月27日発売の、週刊少年チャンピオン17号にて、水穂しゅうし先生の『LOOK UP!』の連載がスタートしました。
内容については、今日は更新できないので、また後日ということで。
高校サッカーものなのですが、本当にパッと見の第一印象だけを書くと、正直なところ、私はちょっと苦手(特に絵柄とギャグパートが)かもしれません・・・。
とりあえず、興味のある方は、まだ1話ですし、チャンピオンをチェックしてみてはいかがでしょうか?
タグ : LOOK-UP!
『中澤佑二物語』の掲載がスタート!
2008.03.25 21:42
先日もお伝えした通り、3月24日発売のヤングマガジン17号より、塀内夏子先生の『中澤佑二物語』の掲載(全4回)がスタートしました。
今回の舞台は、ドイツワールドカップ後となっているようです。
日本代表として3試合を戦った中澤選手は、高校時代の恩師だった村田義昭氏(前作にも登場してます)に会うため、村田氏が監督を務める、春日部東高校へと訪問するのが第1回のストーリーとなっています。
その内容を言葉にすると、どうにも安っぽくなってしまうので、実際にご自身で読んでみてください。
ワールドカップを戦い終えたあとの中澤選手の、そのピッチには立っていない私たちには、決して私た理解することはできないであろう深いところで悩み、苦しんでいる様子が描かれています。
「‥‥‥
苦しんでいる佑二に‥‥
もう何もいってやれる言葉は‥‥
ないんだな‥‥」
・・・という、村田氏の心の中の描写には、なんとも言えない切なさを覚えましたね・・・。
多分、今回のストーリーは、ドイツW杯後から代表復帰するまでの、さまざまな中澤選手の苦しみといったものが描かれていくことになるのかなぁと思ってます。
塀内先生は、そういった部分での人間ドラマを描くのが巧いかたですので(今回もそれが十分出ていますよね)、今回もその部分に非常に期待しています。
この『中澤佑二物語』については、掲載が全部終了したところで、感想をまとめて書きたいと思ってます(雑感程度にちょこちょこ書くかもしれませんが、基本的には全部まとめて感想を書くつもりです)。
あと、ドイツW杯前に掲載された、前回の『中澤佑二物語』は、なんと、ヤングマガジンのホームページにて、期間限定で全ページ無料配信されています(通信費は読者の方のご負担だそうですw)。
今この記事を書いてる時点は、まだ読み返していませんが、前作も泣ける内容となっていますので、まだ読んでない方は、ぜひ読んでみてください。私もあの当時、立ち読みだけですませないで、ヤンマガ買っとけばよかったと、ちょっと後悔していたので、今回の無料配信は本当に嬉しいです。
【以下追記】
(参照:ヤングマガジン公式サイト)
作品は、単行本化されてしまったので、現在は読むことができません。
単行本化された、『中澤佑二物語』の感想は、こちらの記事にて。
タグ : 中澤佑二物語
『中澤佑二物語』の続編が掲載!
2008.03.21 00:18
3月24日発売の週刊ヤングマガジンより、かつて、ドイツW杯の時期に同じく週刊ヤングマガジンにて読み切りでされていた、塀内夏子先生の『中澤佑二物語』の続編が、今回4回連続でトータル114ページ掲載されるとのことです。
前回のは私も(立ち読みでですがw)読みました。
実在のサッカー選手を題材にした、『○○物語』というのは数ありますが、その中でも非常に出来のいい作品だったと記憶しています。
内容は、主に中澤選手がブラジルに留学してた頃にポイント絞って描かれていたものだったのですが、塀内先生らしい人間ドラマを描く上手さが光っていて、特に、子供たちとの場面は読んでいて泣きそうになっていました(コンビニで立ち読みしながらウルウルしてたというw)。
純粋なサッカーマンガ・・・とは違うかもしれませんが、前回のは個人的にも好きでしたし、今回のもすごく楽しみにしているものなので、興味のある方は、チェックしてみてはいかがでしょうか?
※単行本化された、『中澤佑二物語』の感想は、こちらの記事にて。
今週の『GIANT KILLING』#59
2008.03.19 23:43
『ANGEL VOICE 4』 / 古谷野孝雄
2008.03.16 21:55
Amazonおすすめ度:

※バレ要素がありますので注意!
今年、個人的に躍進してほしいなぁと思っている、『ANGEL VOICE』4巻のレビューです。
今回の、全体を通してのテーマは、"現実と可能性"だと思います。
3巻のラストのところで、乾が11人抜きというスーパープレーで先制したものの、サッカー初心者がほとんどで、ましてやメンバーが足りず10人で戦っている市蘭が、実質2軍のメンバーが中心とはいえ、強豪・前橋北を相手に、たちまち逆転を許し、失点を重ねていってしまうのは必然といえるでしょう。
これが、今現在の彼らの現実。
・・・ですが、そんな中でも、「あと1点取って来い」という監督・黒木から与えられたの宿題ひとつ果たすため(もうひとつの宿題は3失点以内ですでにミッションは失敗)、諦めないで戦おうとする意志を示すキャプテンの百瀬。
不良たちばかりの市蘭サッカー部の中では、その清々しさは一際異彩を放っている百瀬のその言葉に(いわゆる、闘将と呼ばれるようなタイプとは違う、百瀬のキャプテンシーは個人的に好きですね)、他のメンバーたちも心を動かされ、せめて1点を取るために体力を振り絞って戦う市蘭のメンバーたち。
相手は余裕の大量リードで、引いて守り始めたため、それまでの一発カウンター狙いから、リスクを犯して全員攻撃で、1点を奪いに行く市蘭のメンバーたち。
その、前へと突き進もうとする気持ちが、自分たちの可能性を切り開いていくことになります!
"人の動きに合わせた正確なパスは蹴れなくても
ボールにあわせて人が走ることでパスをつなぐ"
そして、ブランクはあるが、チーム内で唯一"ホンモノ"と言える実力の持ち主、乾にパスが渡り、仕掛けようとしますが、あっという間に3人に囲まれてしまう・・・。
(このときの、自分もゴール前に走り込むことによって、なんとか乾をマークするDFの意識を逸らせようと必死に走るけど、結局足がつって前へ進めない二宮の描写がすごく効いてると思います)
そこで、ボールをキープするのに必死で、確認してる余裕はないけど、そこに走りこんできていると信じて、ボールをキープしてタメを作り、成田へラストパス→ゴールのシーンまでの全体の流れは、私はすごくよかったと思います。11人抜きのシーンは、ワクワクしないと書きましたが、こっちはちょっと、ゾクッときました(笑
結果としては、確かにボロ負けだったかもしれません。
けど、その中で、乾ひとりの個の力だけに頼るわけではなく、チーム全体でボールを奪ってパスをつないでゴールを決めることができたという、"今はまだ弱いかもしれないけど、この先きっと強くなる!"という可能性を見せてくれた、それが今回の一番の見どころだと思います。
※
んで、もうひとつの見どころは・・・
試合は、2-14という、まるで野球のようなスコアでの大敗だったわけですが、この惨敗の結果が、サッカー部を廃部させたいと目論む、悪意ある教師によって、学校中に広められてしまいます。
"県内最強軍団(ケンカという意味でですが)とか言ってさんざん威張ってたけど
サッカーじゃ県内最弱だったりして・・・"
など、一般生徒にも、サッカー部を快く思わない人間も多く、バカにされ、笑い者にされてしまったりして・・・、実質二軍相手に惨敗した結果と合わせて、普通だったら、「もうやめたい・・・」ってことになってもおかしくない。
だけれども、彼らはそれにもめげにずに戦い続ける!
その後も、惨めに黒星を重ね続けても、強くなれると信じて戦い続ける!!
その彼らのハートが、私を熱くしてくれるんですよ!
そのあたり、読んでない人は、ぜひともご自身で読んでいただきたいです。
二宮は、相変わらず、カッコよすぎることを言ってますので(笑
そのあたりの、ちょっとクサイかもしれないけど、カッコいいこと言ってる的な感覚は、ある部分では、私の大好きな綱本先生のサッカーマンガが好きな自分と通じるところがあると思うんですよね(ニュアンス的に上手く伝わってるか分かりませんが、自分的には、だからこの作品に惹かれていったんだと納得はしていますw)。
※
あとは、11人目のメンバーとなる万代のエピソードとか、33話のセットプレーをテーマにした話も面白くワクワクさせてくれて(5巻への伏線にもなってます)、私は好きですね。
全体としては、本当の意味で、ここからが市蘭高校サッカー部が、強くなり始めていくための道を歩み始めたといった感じで、これまで以上に内容の濃いものになっていると思います。
まぁ、何かの二番煎じっぽい感じがあったり、作画のスピード感が・・・
ってところは、確かにあると思います。
だけど、それ以上に、地味にじわじわっとかもしれないけど、作品の世界に引き込ませるだけの"何か"があると思うので、じっくり読ませる系のスポーツマンガに興味があるなら、ぜひとも読んでほしいなぁって思います。
普段、あまり取り上げることはできませんが、個人的には、プッシュしたい作品です。
※
さて、次の5巻は、同じ県内の強豪高と戦います。いよいよ11人メンバーが揃っての試合。
そこで、どんな可能性を見せてくれるのか・・・
作品が好きな人なら、期待を裏切らない展開になっていると思いますので、お楽しみに。
私自身も、立ち読みでパラッとしか読んでいないので、単行本でじっくりと読み直すことを楽しみにしています(笑
■ 収録
第25話~第33話
週刊少年チャンピオン2007年47号~2008年2・3合併号
セットプレーの回まで収録
タグ : ANGEL-VOICE
『さぶっ!!』が、サッカーマガジンへ移籍!!!
2008.03.11 21:15
1月末に"休載"という形で終了した、村山文夫先生の『スーパーさぶっ!!劇場』でしたが・・・
なんと驚いたことに!
3月11日発売のサッカーマガジンにて、『うるとらスーパーさぶっ!!』として、新連載がスタートしています!
な・・・、なんだってー
・・・なんて。
実を言うと、村山先生のF1を題材にした4コママンガ、『グランプリ天国』にて、サッカー4コマを別のサッカー誌にて新連載するという村山先生自身のコメントを見ていて(管理人、F1もちょこっとですが見てます)、もしかしたら・・・と思って注目していたので、驚きというよりは、むしろワクワクしながらサカマガ求めてコンビニへ走っていました(笑
そしたら、サカマガに『さぶっ!!』普通に載ってるー。
まるで、サカダイでも読んでいるのかと錯覚してしまうほどに、きわめて自然に、『さぶっ!!』の新連載が載っていましたー。
内容的には、もう本当何も変わってません(笑
むしろ、1ヶ月の休養を経て、切れ味抜群です!
どのネタも面白かったですね。それは、まだチェックしてない人もいるかと思うので、あえて伏せておきますが。『さぶっ!!』ファンなら、安心して読めると思います。
今週分は、新連載ってことで6本掲載されていましたが、来週分より、今までと同じように週3本となるようです。
今回の移籍の、諸所の事情について、何があったのか私には知る由もありませんが、形はどうあれ、 私たちが復活を待ち望んでいた、『さぶっ!!』が、また毎週読めるようになる・・・それでいいじゃないですか。余計な勘繰りなど、する必要なんかありませんっ!(笑
・・・けど、今回の件で気になってしまうのが、サカダイ掲載分は単行本化されるのか?
ということ。
サカダイ連載の終盤の方は、近所のコンビニにサカダイを置かなくなった経緯もあり、チェックできてない回もあったりするので、ぜひとも、単行本化してほしいところなのですが・・・。
もし、サカダイ側が発売してくれないのなら、サカマガ側が移籍金をしっかり払って(版権を買い取って)でも、発売してほしいところですね。ジーコ侍は、また読みたいんで・・・、よろしくお願いします!
まぁ、何はともあれ、毎週のお楽しみがひとつ増えたことを、素直に喜びたいと思います。
今週の『GIANT KILLING』#57
2008.03.07 00:25
まずは、単行本発売情報!
さりげに、サイドバーのインフォメーションにも載せていましたが、ジャイキリ5巻の発売日が、4月23日に決まりました。価格は、570円です。
また、発売日が近づいたら、またこちらでも告知します。
毎回恒例となっている、初版限定は何になるのか、そのあたりにも期待しています(笑
※
それと、私信。
>後藤についての拍手コメントをくれた方
モーニングの連載の欄外にある人物紹介にて、後藤は"現役時代は達海と一緒にプレイ"とありますので、元ETUの選手だったことは間違いないと思います。#33以外にも、#7の回想シーンにて、決勝ゴールを決めたと思われる達海に抱きつく後藤(たち)の姿があったりもします。
蛇足ですが、#7にある、この0-2から達海のハットトリックで逆転したというその試合について、いつか番外編としてやってほしいなぁと、個人的に思います。監督としてだけでなく、選手として、見るものをドキドキワクワクさせてくれる達海の姿も見てみたいと思うのは私だけ?
タグ : GIANT-KILLING
『GOLDEN★AGE 7』 / 寒川一之
2008.03.05 22:32
『GOLDEN★AGE』7巻のレビューなのですが、例によって、あまり記事の作成にあまり時間を割けないため、"今回ここだけはどうしても書いておきたかった"部分を中心にまとめていこうかと思います。
7巻も、6巻に引き続き、東神学園との県大会予選決勝戦が描かれています。
唯を始めとして、トラにナリアちゃんの元シーサペンツのJr.ユース組に、実は東神の監督もスカウトしようと狙っていたという蓮葉、そして実質主人公的存在(?)の近江など、前年東神学園に26点を取られて大敗したチームらしからぬ実力者たちが揃うかもめ中ですが(笑)、6巻までの展開ですでに2点のリードを奪われた状態から、逆転勝利を収めることができるのでしょうか?
・・・といった感じで、東神学園戦のクライマックスまで収録されています。
※
今回は、試合描写がほとんどで、その内容も面白かったと思います。
ですが・・・
内容が面白いと思えるからこそ、その作画の躍動感のなさがサッカー描写の魅力を半減させてしまっていることを、強く残念に思ってしまうんですよ(好きなサッカー描写のシーンもあるんですけどね)。
それを今回、一番に感じてしまったのが、唯の決勝ゴールを決めたシーンです。
東神DF3人のマークを受けていた唯が、近江の意志を持った全力ダッシュにほんの一瞬気をとられた東神DFのスキを突いて、マークを外し、トラのパスを受けてゴールを決めるというシーンなのですが・・・
あそこはですね。
サッカーマンガとして、唯の手品師(トリックスター)と呼ばれる凄さ、または、東神DFサイドからすればほんの一瞬スキを作ってしまうだけであっという間にゴールまで持っていかれてしまうという唯のプレーの恐さというものを、作画でもしっかり説得力を持たせなければいけなかったシーンだったと思うんですよ!
というか、私自身"読んでいてゾクッとしたかった"というのが本音かな。あの場面は。
その直前の、近江の強い意志を持った全力のオーバーラップが非常に気に入ってただけに(このプレーについても書きたいのですが、時間の都合上カットします・・・こうなるんだったら、連載雑感のときに書いとけばよかった)、なおさら、拍子抜けしてしまった感がありました。ここで、もっとゾクッできるだけの説得力があったら、本当に最高の場面だったろうと思うだけに、そのあたりが、すごくもったいない。
まぁ、けど、G☆Aのキャラクター同士のやり取りとかは何気に好きで(最初はそうでもなかったですが、読んでるうちに馴染んでしまいましたw)、作品の世界観的にも、この絵柄がしっくりくるというのはあるんですけどね・・・。
絵柄そのものは変わらなくても、サッカー描写で説得力を持たせるための表現の工夫はあれこれできると思うので・・・まぁ、その、自分で出来もしないくせに無茶苦茶なこと言ってるなとは思いますが、個人的には応援してるので、頑張ってください!(苦笑
※
あとは、「ボクはミスしませんよ」の、近江のように派手に目立つわけではないけれど、ピリリと効いた存在感を見せる蓮葉のシーンがすごく好きだとか、甲斐の"そこは勝負するところじゃないだろう!"という場所で唯にボールを取られたシーンに吹いたとか、おまけマンガの三国志の話とか(そこでも、司馬懿役で出てくる蓮葉が効いてますねw)、ミヤッチのキャラ紹介あたりが印象に残っています。
※
次の8巻は、新展開へと突入していきます。
新キャラも、あれこれ登場するのですが、そのあたりについては、8巻のところで書いていきたいと思います。
7巻は、好きなところだったので、もうちょっと時間をかけて書きたかったところですが、個人的に主張しておきたかったところに絞って、手短にまとめさせてもらいました。
■ 収録
GOAL57~66
週刊少年サンデー2007年32号~42号
東神学園との決勝終了後まで収録
タグ : GOLDEN★AGE
『友まっしぐら 3(完結)』 / 原作:七三太郎 漫画:飛永宏之
2008.03.02 21:47
Amazonおすすめ度:

霊感系サッカーマンガ、『友まっしぐら』の3巻について、発売からだいぶ経過してしまいましたが、完結した作品なので、3巻の感想というよりは、作品の総評といった意味合いが強いですが、簡単に書いていきたいと思います。
まずは、3巻の見どころを簡潔に書きますと、夏の大会地区予選の1回戦の続きで・・・。
主人公・田中友の所属する快進中と、名門クラブを日本一に導いたという、MF・高久敏率いる北川中との対戦のクライマックス・・・作品は完結しますので、すなわち、作品のクライマックスへと向かう展開といったところになります。
霊感によってチャンスやピンチを"察知"して動く、友を中心とした快進中のイレブンと、優れた予測能力により、先の展開を"的確に読んで"プレーする高久との対決が見どころになっていくかと思います。
※
私は、この『友まっしぐら』という作品について・・・
(以下、微妙に3巻のバレ要素あり)
チャンスやピンチとなる箇所が光って見える絶対的な能力を、"霊感"という非常に都合のいいものとして利用し、サッカー描写に組み込んでいこうとする、そのアイデアは斬新で、そのファンタジーな部分と、リアリティの部分、それに、幼稚園児並み運動能力しかない主人公の成長と、チームメイトたちの連携を高めていく、といったあたりのバランスを上手く取っていけば、面白くなるんじゃないかなぁ、面白くなるだけの資質はあるんじゃないかなぁと考えていました。
ですが、連載していたコミックボンボンの休刊が決まり、ストーリーをまとめていく方向へとなっていったためか、最終的には、霊感のインフレ状態と言いますか、ばあちゃんによって友の霊感パワーがさらに引き出され、さらにはさらには、チームメイトたちにまで、霊感が開花してしまうという・・・、霊感の投げ売り状態となってしまいました(^^;
原作の七三太郎先生の実績から考えれば、もう少し長いスパンで作品を描いていける状態であったなら、おそらく、あんなメチャクチャな展開ではなく、もっと全体のバランスが上手く取れて、主人公がじわじわと成長していく過程を読んでいくことができたと思うので、そういう意味では残念な作品だったと言えるかもしれないです。
連載初期の頃にも書いてると思いますが、もっと面白くなれる可能性はあった作品だと思うんだけどなぁ・・・。その片鱗は、確かに存在していたと思ってますが、最終的に3巻をまとめて総評すると、失礼承知の上で書きますが、私の主観では、平均点に届かない作品でしたと、そう結論付けておきます。できれば、ボンボンが休載のない状態で、本当の完結となる部分まで読んでみてから、判断したかったですね。
■ 収録
Mactch No.8~11
コミックボンボン2007年9月号~12月号
最終話まで収録
タグ : 友まっしぐら
2008年3月発売予定のサッカーマンガ
2008.03.01 12:04
■ 3月5日発売
『シュート! 約束の先に…!!編』 / 大島司
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■ 3月7日発売
『ANGEL VOICE 4』 / 古谷野孝雄
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】
■ 3月13日発売
『あかねSAL☆』 / 原作:岡田惠和 漫画:なかはら★ももた
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】
■ 3月18日発売
『キャプテン翼 ROAD TO 2002 (集英社文庫コミック) 5』 / 高橋陽一
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『キャプテン翼 ROAD TO 2002 (集英社文庫コミック) 6』 / 高橋陽一
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■ 3月20日発売
『シュート! 掛川の強さ!!編』 / 大島司
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