『レッズサポのバイブル 赤菱のイレブンⅡ 2007シーズン』 / 古沢優
2007.11.27 22:03
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レッズ好きにはお馴染み(?)の、赤菱のイレブンが去年に引き続き発売になりました。
今回は、『レッズサポのバイブル 赤菱のイレブンⅡ 2007シーズン』とあるように、今シーズンのネタを中心に、2003~2006年のネタ、さらにレディースネタも加えて、掲載されています。
今となっては懐かしい人のネタや、中にはちょっときっついものあったりしますが(以前よりはだいぶ毒は薄れたと思いますよ?w)、それらも愛情を持ってレッズを見守っている古沢先生のひとつのユーモアとして、私もひとりのレッズファンとして楽しんで読んでいます。
その中でも、個人的に大好きなのは、啓太・・・かなぁ(笑
豊富な運動量で献身的に動き回り、主に守備面で中盤の底を支える、いまや代表でも必要不可欠な存在にまで成長しましたが、その反面、もうひとつの啓太の個性でもある、パスミスをネタにしたものがいくつかあって、「啓太はこれがなければ最高の選手なのになぁ・・・」と苦笑い半分、笑いながら読んでました。特に、自身のパスミスが原因にもかかわらず、味方を鼓舞するシーンは、ジャイキリのとある1コマを思い出して笑いました。
レッズが好きな方以外は、どうやっても楽しめない作品であるかと思いますが(苦笑)、レッズ好きで作品を読んだことのないという方は、ぜひとも一度読んでみてほしいなぁと思います。
※
冒頭のマンガやあとがきで古沢先生がおっしゃっているような、レッズのACL&リーグの2冠は、(私的にw)残念ながら達成されてませんが、Jリーグ最終節、横浜FC戦で勝利して達成されることに期待。
けど、横浜FCと言えばあの男・・・
"キング・カズ"の存在がなんとも不気味ですな・・・
タグ : 赤菱のイレブン
『GOLDEN★AGE 6』 / 寒川一之
2007.11.25 21:50
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万年1回戦負けの超弱小チームだったかもめ中が、前年20点以上の大差をつけて敗れた相手・東神学園と、今度は決勝戦という大舞台で対戦・・・というのが、6巻のメインとなっています。
唯を中心とした元ユース組、蓮葉や近江などのメインクラスのキャラたちはともかく、前年大差で敗れたときのメンバーだった先輩たち、サッカーをつい最近始めたばかりのヤンキー軍団たちは、決勝戦の雰囲気に飲み込まれて萎縮してしまう中、萎縮状態から解き放つため唯の取った行動とは?
かもめ中のディフェンス陣を苦しめる、王者・東神学園の攻撃を牽引する一色単のプレー、そして、一色を止めるために、なんとあの近江がマンマークにつくことになるのですが、その常識では考えられない一色を止めるための手段とはいったい?
守ることはできても、ビハインドを負った以上点を取らなければ勝つことはできない。 しかし、トラ→唯のホットラインが通る前に潰されてしまう。そのトラに足りないものとは?
そのあたりが、今回の見どころになっていくでしょうか。
※
6巻を読んで一番思ったことは、この作品のサッカーの描かれ方はいいとは思ってるんですけど、近江がサッカーシーンに絡んでいくほど、"リアリティ"という言葉から遠ざかっていくんだよなぁってことです。
先程、見どころに挙げた、近江が一色にマンマークにつくところの話なのですが、素人である近江をマークにつけたところで、質の高いランでマークを外しフリーでボールを受けラストパスを供給する一色を止められるはずもない。
そこで近江は発想を変え、一色の出すラストパスを、持ち前のずば抜けたスピードでもって反応し、相手FWよりも先にボールに触ることで対抗するという手段に出ます。
それが功を奏し、近江の反応できないパスコースを考える、一色のプレーの迷いを誘い、東神の攻撃の流れを止めることに成功するのですが、その近江のプレーは、さすがに物理的に無理なんじゃないかな(誇張表現の範囲を超えてしまってるのではないか)と思ってしまったんですね。
一色と東神のFWには、出し手と受け手コンビネーションがしっかりできていて、しかもそのパスはダイレクトで繰り出され出しどころは2箇所ある。
そんな状況で、パスを出した瞬間に反応して追いつくことができるのだろうか??
まぁ、近江の身体能力については前々から突っ込みどころではあったし、あれこれ深く考えてもしょうがないのですが、連載雑感でも取り上げてなかったので、あえて書き留めておくことにしました。
これが実際、(多少無茶であっても)物理的に十分可能だというなら、近江らしい破天荒なやり方で面白いとは思ってます。
6巻のサッカー描写で言えば、蓮葉→トラ→唯とダイレクトパスが通り、キックオフ直後の唯のドリブル突破のイメージが残ってる東神ディフェンス陣をあざ笑うかのようにラストパス→フリーになってた堤がシュートのシーンが一番好きでした。
てか、同じ元ヤンキー軍団の藤川やミヤッチには見せ場があったのだから、あの堤のシュートのシーンは決めさせてあげてほしかったなぁ!(笑
※
さて、コミック7巻は引き続き、東神学園との決勝戦が続いていくわけですが・・・
2点のリードを奪われてしまったかもめ中を、"トリックスター"の異名を持つ唯は、過去の実績通りチームを勝利へと導くことができるのでしょうか?
個人的には、この先の展開が好きなので、7巻の発売を楽しみにしています。
■ 掲載
GOAL47~GOAL56
週刊少年サンデー2007年20~31号
東神学園との決勝の途中まで掲載
タグ : GOLDEN★AGE
今週の連載雑感(2007年11月19日~11月25日)(1)
2007.11.24 23:21
今週の連載雑感(2007年11月12日~11月18日)(1)
2007.11.18 22:39
■ 今週の雑感リスト
- LOST MAN
- ANGEL VOICE
うわぁー、やってしまった。
記事を下書き保存したつもりが、うっかり公開になっていた件について。
別に、変なことが書いてあったわけでなく、普通に書きかけの記事がそのまま公開されていただけなので、問題はないのですが、すいません、お恥ずかしいところをお見せしました。見てしまった方は、見なかったことにしておいてください(笑
タグ : LOST-MANANGEL-VOICE
2007年12月発売予定のサッカーマンガ
2007.11.12 20:02
■ 12月5日発売
『シュート! 県大会決勝!!編』 / 大島司
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■ 12月19日発売
『シュート! 県大会優勝!!編』 / 大島司
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※
え~っと、12月はこれだけです。
『シュート!』のプラチナコミックス(コンビニでよく売ってる廉価コミック)のみで、新刊はひとつもありません(泣
今後の更新計画メモ
2007.11.11 22:45
ブログの今後の更新計画について、主に自分用にメモっときます。
※
ジャイキリ関連。
今週のジャイキリは、できる限り当日中(木曜)に更新。
現状は、これが精一杯で、なかなかまとめ記事には手がつけられない。他の記事との兼ね合いもあるので。
けど、もうちょっとすっきりとさせたいなぁ。
テーマごとに記事を分けるぐらいのことは、なるべく早くやっておきたい。
※
サッカーマンガタイトルリスト
以前の記事にも書いたけど、見る人に分かりやすいように、作品の簡単なメモ程度を書き留めておくようにしたい。ブクログを利用すれば、上手くできそうな感じなので、それでやってみようと思う。
(参照:ブクログ・『サッカーマンガを読もう』書庫)
※今はすっからかん状態の本棚です(笑
※
コミックの雑感・レビュー
状況の応じて更新予定。
自分のポリシーとしては、いい部分も悪い部分も率直に思ったことを書くこと(好きな作品でも違うと思えばそう書くし、その逆も然り)。たとえ、独断と偏見度が高い私の主観であっても、そのポリシーを一定に保っていれば、読む人のひとつの評価基準になるかと思っていたのですが、自分の意図したように受け取ってもらえないことも、たまにはあったりなかったり(苦笑
できるだけすべての作品を取り上げるようにしようと思ってたのですが、時間の制約による更新の優先度を考えると、批判意見が中心になってしまうときは、スルーという選択をする方がいいのかもしれない。
※
連載雑感
これも、時間の都合によって、気の向いたときだけ書いてるって感じになってますね。 特にジャイキリの優先度が高いから、そのしわ寄せがここに・・・(苦笑
これからもその傾向は続くと思いますが、自分の心に強く印象に残るシーンがあったときは、なるべく取り上げるようにしていきたいなと考えています。
※
コミック発売予定表
これは、毎月必ずやること。
けど、そのスタイルについて、考える余地はあるかなぁと。
例えば、サイドバーにリストを載せるなど。
※
あとは、コラムっぽいのか、やってみたいことはあるけれど、現状優先させるべきところがあるので、まったく手付かず状態。当分形になることはないでしょう(笑
とまぁ、こんな感じで、ざっと更新計画についてまとめてみました。
『オーレ! 5(完結)』 / 能田達規
2007.11.11 15:21
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個人的には好きだったのですが、残念ながら完結となってしまった、『オーレ!』5巻のレビューです。
う~んとですね・・・
完結となってしまった以上、前半部分にある、2シーズン目以降の布石となるエピソードを読んでも、何だか気持ちが高ぶってこなくて、4巻ですごくテンションが上がってたのに、冷や水を浴びせかけられたような気分で読んでました。
12年後、浦和レッドスターと優勝争いができるまでに成長した、上総オーレというクラブと、それによって上総の街がどうなっていったのかという未来図を見るのが、最終巻の見どころということに・・・なるの・・かなと。
私としては、その過程(オーレがN1へと昇格するところとか、チームカラー変更騒動の行方とか、吉見さんとの結婚話だとかw)を見ていきたかったんですけどねぇ・・・。
けど、こうしてコミックで通して読み返してみると、布石となると思ってたひとつひとつのエピソードは、終息に向けて加速するためのお膳立てのようにも捉えることができますね。
まぁ、これらは大人の事情なので、仕方がないことなんですが、連載が終了してしまったことは、残念に思います。
※
さて、コミック5巻は、あらかじめの予告どおり、エピローグが24ページ加筆されていました。
その内容は、Nリーグ入りを目指す、AFLのサンマーナ青森の監督に就任した、元オーレの監督・神野が青森の関係者とともに、連載初期の頃とは大きく変貌したオーレのクラブハウスを訪問し、吉見さんの案内で見学していくというものです(最後には小口のスポンサーにも営業に回る中島社長の姿も)。
これ読んで、のー先生が以前レッズランドを取材してたのは、これのためだったのかと思いました。
リアルJリーグが目指す、地域密着型の総合スポーツクラブの理想形が描かれているといった感じです。
神野が中島に触発されて、自分も何もないところから作ってみたくなった・・・のシーンは、カッコよかったのですが、個人的には、もっと違う形のエピローグが読みたかったなぁ。
クラブワールドカップを戦うオーレだとか、あぁそれよりも、他のオーレにゆかりのあるキャラたちがその後どんな生活を送ってるのかが知りたかったです(竹内や、ミスターオーレ・芝田さん、あと個人的にはアンドレw)。
※
おまけ4コママンガ、"ポン吉くん日記"を読んでいて気づいたのですが、マスコットキャラがワルな感じのタヌキに変わってましたね。オチの吉見さんのダーティーな表情がいいです(笑
※
ちょっとテンション低めの文章になってしまいましたね(苦笑
5巻は、4巻同様、発行部数がかなり少ないようで、私もここに行けば絶対にあるだろうという書店に買いに行ったのにもかかわらず(そこは、ちょっと前まで『オレンジ』が全巻揃ってた)、そこには1冊しか置いてませんでした。
なので、欲しい方は、早めに確保しておいた方がいいかもしれません。
『フットブルース』に続いて、『オーレ!』も不本意な形で終了してしまった、のー先生のサッカーマンガの新しい作品・・・は、さすがに、しばらくは見れそうにないかなというのが、正直なところなのですが、個人的には応援してますので、またいつか、サッカーマンガで復活してくれる日を心よりお待ちしております。
それまで、まったりとピース電器でも読んでますね(笑
タグ : オーレ!
『ANGEL VOICE 2』 / 古谷野孝雄
2007.11.11 00:24
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不良たちの巣窟となってしまい、"県内最強軍団"とサッカーとは違ったところで有名となってしまったサッカー部を再生させるというストーリーのサッカーマンガ、『ANGEL VOICE』の2巻のレビューです。
舞台となる、市立蘭山高校(通称・市蘭)サッカー部を再生させるために、黒木が赴任してきて、ようやく初練習が始まるのですが(まぁ、それまでにいざこざはあるのですがw)、練習に参加した生徒は、主人公・成田信吾をたった3人。
信吾たちや黒木は、練習と並行して、まずは試合ができるだけの部員を確保するために、勧誘活動にも奔走していくわけですが・・・。
現段階での見どころは、少しずつかもしれないけど着実に、サッカー部再生のための骨格が作られていく過程にあると思います。
(個人的には、ナショナルトレセンに選ばれるほどの力を持ちながらも、とある事件がきっかけにサッカーをやめてしまった、"最強の4人"のひとり・乾清春が、再びサッカーの道へと進み始めるエピソードが、特に好きですね。)
激しく心が揺さぶられるようなインパクトには欠けるのですが、なんて言うのかなぁ、ひとつひとつのエピソードが丁寧に描かれていく過程は、じわじわ~っと作品の世界観に引き込まれていくような感じとでもいいましょうか。このじわじわ感が読んでいて何とも心地がいいんですよね。
はっきり言って、すごく地味!
けど、それがいいんだ!!(笑
ここのところは評価が分かれそうな気がしますが、目先の派手さや華やかな描写にとらわれることなく、じっくりと読ませていくようなタイプのスポーツマンガが好きな方には、お薦めできると思います。これはこれで私は好きです。
ストーリー展開だけでなく、サッカー描写についても、基本的なところから(初心者もいるという事情もあるのでしょうが)丁寧に描いていこうとする意図が感じられます。決して悪くはないのですが、もうちょっと、作画的に説得力があってくれればもっとよかったのになぁ(これは現在進行形の連載を読んでの感想ですけど)と思うところもあるかな。
この作品は、これからもっともっと面白くなってくると思います。
今あるこの"じわじわ感"が最高潮に達したとき、私に何を見せてくれるんだろう?
そんな期待感を抱きながら、まったりとストーリーの行方を見守っていきたいです。
地味な作品がゆえに、"隠れた名作"で終わらせないためにも、ちょっと強めにプッシュしておきますね!(笑
■ 掲載
第7話~第15話
週刊少年チャンピオン2007年28号~36・37合併号
乾、尾上が入部するところまで収録
タグ : ANGEL-VOICE
『LOST MAN』1話目雑感
2007.11.08 15:25
まずは、新連載のこちらから。
ジャイキリの方は、いつもの時間帯(23時ぐらい)に更新すると思います。
週刊ヤングサンデーにて、短期集中連載でですがスタートした、草場道輝先生の『LOST MAN』の1話を読んだ雑感です。
まずは、ストーリの概要をざっと書いていきますと・・・
舞台はルーマニアのブラショフ郊外(国の中央付近に位置する実在する地名)。
主人公となる"マツモト"は、とあるオフィスに、日本からの留学生でオフィスには助手として(?)バイトしている浅田詩乃といます。
主人公の"マツモト"については、のちほど述べていきたいと思いますが、この男なんと記憶喪失だそうで、話し方は関西弁、憶えているのは、551の肉まん(というか、豚まん?w)と、「(足でスプーンを蹴り上げながら)この足にに染みついたボールの感触」とのこと。
"マツモト"のいるオフィスの主は、"サカザキ"という名の代理人で、宣伝コピーに、"報酬と引き換えに勝利を与える流浪のサッカー仕事人・マツモト、見参!!"とありましたが、要は、強力な助っ人を必要としてそうなクラブを探し出し、法外な金額の短期契約でマツモトを売り込んでいく(1試合5万ユーロ、ざっと1000万だからそりゃ法外にもほどがあるw)といった感じのストーリーになっています。
今週の1話目は、ターゲットとなるクラブに、契約話をふっかけ(笑)、とりあえずマツモトの実力を見せてもらおうじゃないかとなったところで、終わっています。
来週号で、マツモトの実力のほどが分かってくるところなので、現段階では何とも評価のしようがいないですね。
※
主人公、"マツモト"について。
見た目的には、玄人好みとでもいいましょうか、いぶし銀の輝きを放つ職人タイプのプレーヤーように思えたのですが、実際には、なんか胡散臭さのある記憶喪失という設定もそうだし、ギャグっぽさのあるキャラクターです。
黒髪だけど、茶色い緑がかった瞳で、本当に日本人なのかと、詩乃は疑いの目を向けています(ハーフか何かか?)。
ポジションは、お望みとあらばどこでも・・・
とのことで、今週はサッカー描写が一切ないので、どんな選手なのかは、現段階ではまったく分かりません。それは、来週号でのお楽しみといったところか。
このマツモトのキャラは、普通に話を展開させると地味な感じになってしまいそうなので、アクセントとして、意図的にそうしてるような気がします(実際はどうか知る由もないですが)。彼の素性について、連載の後半で明らかにされるのでしょうか。
※
サカザキのターゲットになったクラブについて。
ルーマニア2部に所属するパレスFC。
万年2部のこのクラブですが、カタールの大富豪が買収するという話があって、その話も8割がた進んでいるとか。
そして、サカザキが話を持ちかけるのは、このクラブの監督なのですが、監督がクラブに残留するためには、次の試合で、同じ2部からの昇格を狙っている、メディアシュというクラブを破り、昇格圏内に入れたらということのようです。
そのため、いつも以上に練習に熱が入っているようですが、監督はネガティブ発言のオンパレードで一流監督としての資質はなさそうな感じが・・・(笑
※
とにかく、作品の面白さが具体的に見えてくるであろう、来週号に期待といったところですね。
私的には、マツモトがどんなサッカーを見せてくれるのか。
例えば、『ファンタジスタ』のように、ゴールを演出する創造性で私たちをワクワクさせてくれるのか、それとも、ファンタとは違う"別の何か"を見せてくれるのか。
サッカー的な面白さを作画でもしっかりと魅せることのできる、草場先生の作品ですので、来週以降の展開を、本当に楽しみにしています。
タグ : LOST-MAN
今後の更新予定など
2007.11.07 21:02
今日は、記事の更新予定は一切ありません。
なぜなら・・・
これから、ACL決勝を見るため外出するからです!(笑
ですが、明日は休めることになったので(もちろんACL云々は関係なしにw)、ジャイキリとロストマンの記事を両方アップするつもりでいます。
明日は、エンジェルボイス2巻の発売日ですが、レビューの方は、あさって発売のオーレ5巻の方も含めて、週末にアップできればなぁと思ってます。
というわけで、ちょっくら出かけてきます。
来週のホームの第2レグも含めて、地上波での放送がないのが非常に残念なわけですが、日本のクラブがアジアで一番強いと知らしめるために、赤のクラブがガチで嫌いな方も少なくないとは思いますが、今回ばかりは応援してあげてくださいね(笑
『清く正しく美しく』1話目雑感
2007.11.06 23:35
11月2日に創刊されたジャンプスクエアにて、『清く正しく美しく』(原作:ufotable 漫画:たあたんちぇっく)というサッカーマンガがスタートしたということで(情報提供してくれた方ありがとうございます)、さっそく読んでみたので、その雑感を、本当に足早にですがまとめてみたいと思います。
女子サッカーものです。
主人公は、上野キッカという名の金髪少女。
もしてもうひとり、小学校からずっとサッカーをしてきて、決して嫌いではないが、高校では違う青春を生きたいと、サッカーをやめようと思っている智美のいう名の少女(+友人ふたり、つかさとノン)。
彼女たちが、物語の中心となっていくと思うのですが、今回は、内容を大幅に端折って書くと、交換留学生として県立星ヶ浜高校にやって来たキッカと、智美たちが出会って、サッカーをすることになる・・・といったお話です。
1話を読むと、主人公は智美のように思えてしまうのですが(笑)、今回の見どころは、交換留学生としてやって来たばかりということで、歓迎会をします。歓迎するのはいいことですが、その扱いが過剰に接待モードというか、完全にお客様扱いされてしまってることに、どこか寂しげな表情を浮かべるキッカ。そんなキッカへの接し方に対して、智美は腹を立て、キッカが心から楽しめるように、真摯に接してサッカーをする。そんな智美の姿勢に、最高の笑顔を見せるキッカ。ここから、ふたりの友情が芽生えていくんだなぁ・・・ところが、個人的には一番好きなシーンですね。
サッカーは(多分)上手いし、嫌いではないけど、それに青春を注ぎ込んでしまうことに、どこか抵抗感のある智美と、サッカーは素人だけど、身体能力は高そうで、サッカーをする楽しさを知ったキッカ。この二人の出会いが、今後どのような物語を紡いでいくのか。
正直、自分の求めるサッカーマンガのタイプではないのですが、キャラが楽しそうにサッカーする姿の印象は悪くはなく、とりあえず、もう少し物語の続きを見守っていきたいなぁと思いました。
サッカー的な魅力・面白さを描くというよりは、サッカーを通じて少女たちが成長していくさわやかな友情ストーリーという色が強くなりそうなこの『清く正しく美しく』。
私も含めて、うちのブログの読者層の方(ほとんどが前者だと思います)にはサッカーマンガとして読むには厳しいかなと思うのですが、後者のスタンスでもいけるという方は、チェックしてみてはいかがでしょうか?
タグ : 清く正しく美しく
サッカーマンガ情報
2007.11.04 00:17
■ 草場道輝先生復活!
『ファンタジスタ』の草場道輝先生が、11月8日発売の週刊ヤングサンデーにて、サッカーマンガを(短期集中とのことですが)連載します!
タイトル名は、『LOST MAN』。
ヤングサンデー誌上の宣伝コピーは・・・
報酬と引き換えに勝利を与える流浪のサッカー仕事人・マツモト、見参!!
で、舞台はヨーロッパみたいです。
短期というのがちょっぴり残念なのですが、草場先生が久々にサッカーマンガを連載してくれるのは、本当に嬉しいなぁ。発売日には無理かもしれませんが、1話目のレビューはやりたいと思ってます。ジャイキリと合わせて、木曜日が今から待ち遠しいですね~。
■ 『GIANT KILLING』の特集記事情報
現在発売になっている、月刊ぱふという漫画情報誌(12月号)のスポーツまんが大特集の中に、『GIANT KILLING』が取り上げられています。
ジャイキリのページは3ページ分ありまして、担当編集さん2人のインタビューと、作品紹介などが掲載されています。
正直、普通のサッカー好きの男が書店で購入するには、ちょっと勇気の必要な雑誌だったりするのですが・・・(苦笑
雑誌側のインタビュアーのアプローチが、サッカー寄りではなくマンガ寄りの視点だったこともあり、私は興味深く読むことができました。
『GIANT KILLING』というマンガの制作の裏側が垣間見れる内容で、綱本先生、ツジトモ先生、担当編集の2人みんなサッカー好きで、
「その4人分の熱量が作品にこめられているという意味では、ほかのスポーツマンがはでない作品とは違いがあるのかもしれません」
という担当Bさんの言葉がまさに、フットボールへの愛情で溢れた、この作品の魅力の源なんだなぁと思いました。スケジュールは本当にギリギリみたいですが、制作側が楽しんで作っているのがよく伝わってきます。
そして、それは私自身が、"サッカーマンガを描くならこんな環境であってほしい"って思っている理想形でもあり、だから私が、『GIANT KILLING』という作品に自然と惹かれていったのは必然だったんでしょうね。
あともうひとつ。
担当側が、連載をスタートさせるにあたっての心配な要素として、ツジトモ先生の原稿が7日であがるのかというのがあったみたいなのですが(ツジトモ先生に週刊連載の経験がなかったためのもの)・・・
"実際連載がはじまってしまったら、ツジトモ先生がいちばん週刊ペースになじんでいるように思います"
と書かれていて、笑ってしまいました。
そうなんですよね。
ジャイキリは、今週まで41話、休載が一度もないんですよね。それが何よりすごい。というか、休載がないと、逆に私の方が心配になってしまったりしてたんですけど(笑)、今のリズムが合ってるというなら、私たちには何の不都合もないですし、このまま頑張って欲しいと思います。
とまぁ、そんな感じで、ジャイキリファンの方には、それなりに楽しめる内容となっていますので、興味のある方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。
この情報は、メールフォームよりいただいたものです。
情報くれた方、本当にありがとうございました。
【私信】私は、サッカーマンガ収集がきっかけで、少女マンガでも普通に本屋で買える身となってしまったので、多少なり抵抗感はやっぱりありますけど、買うこと自体は全然問題なくできますよ(笑
■ 一斗について
現在、月刊コミック特盛に『かっとび一斗 総集編』が、ここ数ヶ月ずっと掲載されていますが、11月19日発売の1月号に、13ページの描き下ろしが載るとのことです。
個人的には、今ここでかっとびを描いても、違和感が出てしまうだけな気もするのですが、ファンの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
今週の『GIANT KILLING』#41
2007.11.01 23:31
コミック3巻は発売中です!
今週号のモーニングに、3巻の広告があります。
そこには、"達海猛の、一年目が始まる――。"
と、ありました。
そういう言い方をするってことは、二年目もあるってことなんでしょうか?(笑
タグ : GIANT-KILLING