今週の『GIANT KILLING』#20
2007.05.31 20:57
やばい。
今週は、すっごい鳥肌立ちました。
モーニングをまだチェックしてない方(もしくは、単行本のみで読んでる方)は、ここで知るよりは、ご自身で読まれた方がいいんじゃないかと思います。
タグ : GIANT-KILLNG
雑記
2007.05.27 23:07
『GIANT KILLING』まとめ記事を、ちょっとだけ追記しました(先週号、今週号登場したキャラについてと小さな表記の微修正)。
今日の更新は、それだけです。
う~ん、すいません。最近なんか、調子が出ないっす(苦笑
今週の連載雑感(2007/05/04~05/20)(2)
2007.05.20 21:26
■ 今週の雑感リスト
- GOLDEN★AGE
- オーレ!(2回目で追記)
- 龍時(2回目で追記)
- スーパーさぶっ!!劇場(2回目で追記)
毎回バレ要素があるとは限りませんが、バレ要素断固拒否という方は、スルー願います。
雑記あれこれ
2007.05.20 21:23
先日いただいたコメントの中にあった、『GIANT KILLING』の紹介が載っているという、"コミック・ブレーク"を入手してきました。
(参照:『GIANT KILLING』まとめ記事のコメント欄)
入手してきたものがこれです。
検索して調べたところによりますと、"コミック・ブレーク"というのは、朝日新聞の金曜夕刊に掲載されている記事で、それをそのまま、広告チラシとして書店でも配布しているもののようです(朝日新聞に掲載分については、うちは読売新聞なので自分の目で確認はできていません)。
チラシは四つ折になっていて、いくつか紹介されてる作品があるんですけど、『GIANT KILLING』はちょうど"コミック・ブレーク"のロゴの下にあって、パッと見てすぐ目に付くところにあります。それが、いい宣伝効果になったんですね~。よくやった、朝日新聞!(笑
チラシの紙質は、コピー誌のような紙(それより微妙に厚いかな)なので、保存しておきたいのなら新聞版より、書店配布版の方がいいかもしれません。
記事の中身は、普通の作品紹介なので、ファンなら絶対持っとけってものではないですが、興味のある方は、一般の書店には置いてないですが、大き目の書店を探してみてはいかがでしょうか。ちなみ私は、土曜の夜入手してきたので、まだ置いてあると思います。
久しぶりに、このブログの検索キーワードを眺めていたのですが、それを見て、あるキーワードが突然上位に来てるのを見て、すごく申し訳ない気分に・・・。
それは、また書くと無用なアクセスを増やしそうなので書きませんが、ほとんど取り上げてないうえ、それを求めて検索している方と自分とでは根本的に趣味が違うと思われ、う~ん、そういうものに限って、検索で上位に来てしまうのも困ってしまいますね。たぶん、その方にとって期待外れどころか、嫌悪感さえ抱かれてしまってると思うので(苦笑
ちなみに、今月に入ってからの当ブログの検索ワードランクは、こんな感じです。同一タイトルもの、それ関連はまとめてしまってます。ちなみに、2位の?がそのキーワードです(^^;
1.サッカーマンガ
2.?
3.『GIANT KILLING』関連
4.『エリアの騎士』関連
・・・『龍時』、『YATAGARASU』、一斗関連、以下混戦って感じです。
純粋に『GIANT KILLING』のみのキーワードは、作品が世に浸透し始めてる影響もあってか、ガクッと減りましたね(自分以外にも取り上げてる人が多いので)。作品を懸命にプッシュしてる立場からすれば、こういうものこそ、検索の上位にいてほしいんだけどなぁ(笑
タグ : GIANT-KILLNG
今週の『GIANT KILLING』 #18
2007.05.17 22:21
今週から、『GIANT KILLING』用にカテゴリーを設置しまして、連載の雑感は単独記事化することにしました。
単独になったからといって、中身が特に変わるわけではないんですが(笑)、この作品については、長々と書いてしまうことが多いので、まとめ用の備忘録に使うことも含めて、いっそのこと単独にしてしまえって感じで。
そういうことですので、よろしくお願いいたします(笑
タグ : GIANT-KILLNG
『GIANT KILLING』まとめ記事(仮仕様)
2007.05.13 16:02
※ネタバレ要素を含んでいますので、単行本派の方はご注意ください!
現在、このページは工事中です。
『GIANT KILLING』まとめ記事"改訂版"は、出来上がった記事からアップしています。 完成まで時間がかかりますが、長い目で見守っていただけると幸いです(・・・というか、アウトプットが連載ペースに全然追いついていないのが現状だったりします)。
記述内容についての"明らかな"間違いやツッコミ、要望、他のネタなどありましたら、コメントおよびメールフォーム(ブログの右サイドバー内にあります)より、お願いいたします。なお、記事は自分の主観をベースを書いています。当サイトの記述内容が“絶対的ではない”ことを、頭の片隅に入れて読んいただけると幸いです。
■ ジャイキリまとめ記事・改訂版 公開可能な記事リスト
2010年8月17日
戦績の追加。
2010年6月4日
語録と登場人物関連のごく一部を加筆・修正。
2010年1月2日
語録と過去編の登場人物関連を加筆・修正。
- 登場人物(その他の人々編)(最終更新:2010年6月4日)
- 登場人物(ライバルクラブ編)(最終更新:2010年6月4日)
- 登場人物(ETU編)(最終更新:2010年1月2日)
- ETU戦績リスト(最終更新:2010年8月17日)
- キャラクター語録(最終更新:2010年6月4日)
単行本は、現在15巻まで発売中。
16巻は、7月23日発売予定!
□ 単行本感想過去ログ
タグ : GIANT-KILLNG
2007年6月発売予定のサッカーマンガ
2007.05.12 14:39
■ 6月11日発売
『ホイッスル! 5(集英社リミックスワイド)』 / 樋口大輔
【amazonで見る】
【bk1で見る】
■ 6月15日発売
『エリアの騎士 6』 / 原作:伊賀大晃 漫画:月山可也
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『YATAGARASU 14』 / 愛原司
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【bk1で見る】
■ 6月25日発売
『ホイッスル! 6(集英社リミックスワイド)』 / 樋口大輔
【amazonで見る】
【bk1で見る】
発売されるサッカーマンガの数が、徐々に少なくなってきてるのは、このブログ的にも寂しいことですねぇ。
『ホイッスル!』は、文庫版が昨年出たばかりなのに、早くも集英社リミックス版が出ていますね。連載終了してから結構経ってますが、小規模な書店でも 、まだコミックが置いてあるところもありますし(『ファンタジスタ』も結構置いてあるとこ多い)、その人気は根強いですね。
今週の連載雑感(2007/05/07~05/13)(2)
2007.05.12 01:29
【読み切り雑感】『エリヤ』 / 島袋光年
2007.05.11 23:23
5月7日に発売された、赤マルジャンプ2007SPRINGに掲載されている、島袋光年先生の読み切り、『エリヤ』を読んだ雑感です。
猿顔になると、高い集中力を発揮し、強豪高相手にドリブルで16人抜き(同じ選手を2回抜いたのもカウントしてるから16人w)してしまうほどの、実力を持っている主人公・加藤江里也。当然ながら、マスコミなどからも高い注目を集め、将来を嘱望された存在だったはずなのだが、その2年後・・・
彼は、普通のサッカー部員でした。
それは、エリヤの日常生活の集中力のなさや、あり得ないほど極端な飽きっぽさに原因なわけなのですが・・・
エリヤは、なぜ集中して、物事に取り組もうとしないのか?
そして、エリヤが再び集中力を取り戻し、唯一飽きずに続けてきたサッカーに夢中になり、"フィールドの支配者"へとなっていく過程が、この作品のストーリー的な見所だと思います。
なんか、こう書いちゃうと、シリアス系のお話のように見えてしまいますが、基本的にはギャグ系です(笑
やたらと回りくどいボケだとか、個性的なキャラクターは、たぶん、作者の作風なんだとは思うんですけど(他の作品を一切読んだことないので実際のところは知らない)、小学生向けっぽいギャグ展開の部分は、今の自分が読むには、ちょっと苦手かなぁ(^^;
だけど、エリヤが再び高い集中状態(いわゆる、"ゾーン"ってやつですね)になる瞬間とか、彼がドリブルで次々と抜いていく絵の見せ方(ドリブルでかわす一瞬の動きはよく描けてると思う)は、不覚にも・・・と言ったらすっごい(この作品的には"ものっそい"と言うべきか)失礼なんですけど、そこには、ちょっと光るものを感じました。
全面的に、ギャグマンガ系だと思っていたので、いや、まぁ、あの猿顔は思い切りギャグとしか思えないんですけど(笑)、その中にかすかにあるシリアスの部分がスパイスのように効いて、それが私の印象をガラリと変えさせてくれましたね。
たまには、こういう作品も悪くないなぁと思いました。
ギャグの方が主体で、サッカー純度が濃いってわけではので、特別にプッシュはしませんけど(上にも書きましたけど、ギャグ部分は苦手ですし)、興味がある方は、まだ書店などに赤マルジャンプは置いてあると思うので、チェックしてみてはいかがでしょうか?
読み切り情報
2007.05.08 22:08
5月7日発売の、赤マルジャンプにて、島袋光年先生の『エリヤ』という作品が掲載されています。
(参照:集英社マンガネット 赤マルジャンプのページ)
・・・なんて書きましたが、私はまだ読んでいないんですけどね(^^;
リンク先の方で、最初の見開きページだけですが、試し読みできます。
猿顔になってる主人公らしき人物がドリブルしていて、どうやら、ギャグ系の作品みたいです(作者の名前は聞いたことありますけど、作品そのものは全く読んだことなく、作風とか分かりません)。
今日帰りがけに、赤マルジャンプをコンビニで探してみたのですが、置いてませんでした(コンビニじゃ置いてないのかなぁ)。もう少し、他のところを探してみます。
『サッカーマンガ』のある場所へなら何処へでも!
2007.05.07 22:11
先日は、アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
その、アンケートのコメント中に、個人的に引っかかったものがあったので、その部分を一部引用させていただきます(勝手に載せてしまってごめんなさい)。
「サッカー漫画(?)なら少女漫画でも何でも手を出すんですね
僕にはちょっと真似出来ませんw」
「「とにかく手当たり次第サッカー漫画を読んじゃる!」みたいな姿勢は気に入ってます(なかはら先生のBLの方の作品までお読みになるとは…;)」
このコメント読んで、爆笑してしまいました。
まぁ、私もある意味、サッカーマンガに命懸けてやってますので(笑
大体このような、本屋で買うにはちょっと恥ずかしいような作品は、通販で購入ことが多いんですけど、先日ちょこっと書いた『うわさの翠くん!!』については、普通に本屋で買いました。
・・・えぇ、すごく恥ずかしかったですとも(*ノノ)
少女マンガに限らず、サッカーマンガを読むために、初めて自分で購入した雑誌も結構あります(モーニングもそうだし、まさか、大人になって初めてボンボンを買うことになるなんて夢にも思わなかったです、私コロコロ派だったし)。
それだけでなく、"これはサッカーマンガというジャンルに入れてしまっていいのか?"という、ボーダーラインギリギリの作品にも、積極的に、とりあえず一度は読んでみるように心がけてます(笑
そこで今回は、今まで取り上げてはこなかったけど、"何気にこんなものも読んでます"というものを、紹介してみたいと思います。
『GET LOVE!! フィールドの王子さま』 / 池山田剛
『うわさの翠くん!!』の池山田剛先生の過去作です。
とりあえず、2巻までは読みました。
内容は、サッカー色はあってないようなもので、主人公の女の子とサッカー部所属の男の子のバカップルぷりを描くというもの(苦笑
もう何なんでしょうね、この言葉に言い表せない、手の届かないところがかゆくなるような感覚は?(笑
この作品は、『うわさの翠くん!!』とセットで買いました。
動機としては、サッカーものを2作品描いてるからには、きっと作者の方はサッカーが好きに違いないと思ったんです!
ですが、作中には特にサッカーへの愛情を感じる部分は見受けられず・・・(実際ところどうなのかは知りません)。
上記の通り、これらは普通に書店で買ったもので、私の羞恥プレイ度の高さに対して全然報われなかったという、私の心にいつまでも深く刻まれることになりそうな作品ですね( ̄▽ ̄;)
『清村くんと杉小路くんよ』 / 土塚理弘
似たようなタイトルが2つあるのですが(タイトルの語尾が"と"と"よ")、私が購入したのは、"よ"の方で、こちらの方が、シリーズの続編です。
内容は、不条理系のギャグマンガです。
私は1冊しか読んでないんですが、ネタ的には結構好きかも(笑
私の読んだ範囲内だと、"これはサッカーマンガじゃないでしょう?"と言わざるを得なかったのですが、amazonのレビューなどを読んでると、大会にも出てるみたなので、機会があれば、試合してるところを買って読んでみたいです。話はそれからですね(笑
『SOCCER!』 /
見た感じ分かりにくいかと思いますが、要は、『ホイッスル!』の女性向けコミックです。
先日取り上げた、なかはら先生の『すみれSEPTENBERφ(ラブ)』とは違い、サッカーの要素がまるでない、本当にいわゆる『ホモッスル!』な内容です。
このブログとは、180度方向が嗜好が違うでものありますゆえ(私はそう思ってます)、読むにはそれなりの覚悟を持ってお願いします(^^;だけど、もっと過激なものを見せられたことがある私からすれば、これぐらいなら、まだなんとか・・・。
その作品に何を求めるかというのは、人それぞれとはいえ、世の中には様々な考え方があるんだなぁと思いました。
『オフサイドガール』 / 流一本
え~っと、これは成人向けコミックなので、リンクは貼りません(笑 興味のある方は、ご自分で調べてみてください (もちろん、18歳未満の方はダメです)。
本はすでに手放してるし、内容もほとんど覚えてないのですが、サッカーしてるシーンがたった2コマ、クロス上げてヘディングしてるシーンしかなくて、苦笑いしたことだけはよく覚えてます。
サッカーを求めてこの作品を購入するのは(人柱となるのは)、私ひとりで十分( ̄▽ ̄;)
・・・まぁ、興味のある方はどうぞ。
というわけで、いかがだったでしょうか?
たまには、こういうネタ的なものいいかなぁと思ってやってみました。
というか、今回のことをネタとして消化することで、自分の行動が無駄にならなくてよかったというべきなのかも(笑
今回取り上げた作品のほかにも、"こんなものもあるけどどう?"というのがあれば、ぜひとも、管理人までお願いします。
『サッカーマンガ』ある場所なら何処へでもの精神で、苦手そうな作品であっても、とりあえず、トライはしてみたいと思います。
『風飛び一斗 25』 / 門馬もとき
2007.05.06 12:08
連載誌の休刊で、その動向が気になる、『風飛び一斗』の25巻です。
今回は、主人公たちよりも、"漢・山崎"をはじめとした、ライバル役のエピソードの方が目立ってましたね(笑
この作品に対しての印象は、24巻の感想の記事にも書いたとおり、"自分の嗜好には合わない"というのが、やっぱり基本的な考えではあるのですが・・・
だけど、試合中の心理的かけ引きを描いてたり、試合後半まで徹底マークにあい自分の仕事をさせてもらえず、イラ立ってラフなプレーでイエローをもらってしまった"漢・山崎"のシーンは、その後も含めて、結構よかったと思います。
あとは、Jリーグのクラブを"球団"と使っていたり(これについては、他に書きたいことがあるので別記事に書きます)、ループシュートのシーンを"ロビング"と言ってたり(これは以前にもありました)、ひとつひとつのプレー間のセリフがやたらと多かったり(これは、愛原司先生あたりの作品にも多く見られる傾向ですが)するところが、読んでいてやっぱり気になってしまいました。
ちょっとした言葉の使い方とか、作者なりサッカーへの深いこだわりなどからも、私はリアリティを感じ取るので、その部分はこの作品には足りないかなぁと。ギャグ寄りの作品なので、そこを求める必要性は全然ないんですけど(笑
さて、気になるのはその先の展開なのですが、4カ月分で1巻のペースを考えると、月刊少年ジャンプが休刊となる7月号分で、ちょうど26巻が収まることになります。
だけど、ストーリーが収束に向かってる気配はなく、う~ん、一体どうなってしまうのでしょうか?
■ 掲載
月刊少年ジャンプ2006年12月号~2007年3月号清雅学園のエピソードまで収録
タグ : 風飛び一斗
『GIANT KILLING 1』 / 原作:綱本将也 漫画:ツジトモ
2007.05.05 16:46
私とって、神かがった面白さを誇るサッカーマンガ、『GIANT KILLING』の 1巻です。古い記事への追記ではなく、新たに1から書き直しました。
前回記事はこちらより。
初版限定のステッカーとカラーページがないことの不満が書かれてます(笑
まずは、簡単にストーリーを説明しますと、イングランド5部のアマチュアリーグ所属、イーストハムの監督として、チームをFAカップ(日本でいう天皇杯的存在)ベスト32にまで導いた主人公・達海猛が、かつて中心選手として活躍した古巣の、"イースト・トーキョー・ユナイテッド"(通称・ETU)の監督へと就任し、毎年降格争いを彷徨うチームを立て直していく・・・というお話です。
作品のタイトルにもある、ジャイアントキリングとは、"大物喰いの大番狂わせ"と作品のコピーにもありますが、弱小チームが強豪チームをやっつけるという、サッカーにおいて(それに限った話ではないですが)は、しばしば起こり、見る者を熱狂させるもののことです。
この作品について、これまでも、さんざんプッシュしてきました(笑
それで、今回何について書こうか・・・と、ずっと考えていて(それが更新が遅くなった理由のひとつであることは秘密ですよ?)、その結論として、自分が『GIANT KILLING』が最も好きである要因、それはサッカー、いや、あえて
フットボールと言っておきましょう。フットボールに対する"ハート"の部分について、書いてみたいと思います。
"ハート"(英語で書くと"heart")を、英和辞典で調べると、"心臓"って意味が最初に出てくるのですが、それはひとまず置いといて(笑)、"心"とか"愛情"とか"勇気"・"熱意"、それから、"真髄"とか"本質"という言葉が載っています。
そのあらゆる"ハート"が、この作品には、いっぱい詰まっているんです。
それは、選手に対して否定的なことは言うのではなく、ひとつひとつ諭すように、かみ締めるように言葉をかけ、選手をモチベートする達海の言動だとか・・・
達海がETUを去り、チームが2部に落ちて以降、自分のすべてをかけてETUのために戦ってきた村越のエピソードだとか・・・
ETUのためにひたすら働き続け、貧血で倒れてしまう有里の話とか・・・
同点に追いついただけなんだから調子に乗るなと叫ぶナイスババア(言葉汚いですが愛情を感じます)とか・・・
それぞれ意味合いは違えど、"ハート"という部分は共通で、それらの"ハート"は自分の感情を高揚させてくれる・・・
その感覚が、たまらなく好きなんですよね~。
その部分は、サッカーに関したことを描いてるんだけど、サッカーを知らなくても、共感できるところで、現に、サッカー好き以外の人の支持も多いみたいです。
それで、今回一番好きだったのが、イーストハムの会長が達海を日本に帰してあげようと発言したシーンです。
すいません、以下ちょっとバレ要素を書きますがご容赦ください。
当初、達海をETUの監督へすることに強く反発し、あと2年残っている契約の違約金として、100万£(日本円で2億以上とありますが、詳しい相場は知りませんw)を支払うことを要求します(実際そんな違約金が取れるのかも知りません)。
ですが、有里(ETUの広報&会長の娘)が、イーストハムの居心地がいい理由、規模は小さくても皆が心を込めて町ぐるみで応援していて温かいという、ETUとの共通点があることと、ETUの窮地を救えるのは、達海しかいないという後藤(ETUのGM)絶対的な信頼を知り・・・
そして、何より達海も、有里と同様の理由で、イーストハムの町を気に入っていて、達海の心の底には、ETUへの決して自分たちには踏み入ることのできない想いがあると、悟った会長は(そのときの会長の表情がすごく寂しそう)、 達海を日本へ帰すことに同意します。
その会長が、また粋なことを言うんですよね。
100万£の違約金については・・・
「FAカップを勝ち上がったことによる観客収入
そして放映権料すべて合わせて100万£
このクラブに……
タツミが支払ってくれたよ」
その会長の言葉に対し、当然のごとく、町の人から反発を受けるんですが、
「帰してやろう! タツミを
この町にそっくりな日本の町に
(中略)
なぁ皆……
今度はタツミを……
故郷で活躍させてやろうじゃないか……
」
っていう、このシーンは、すごく泣きました。
(思い切り自分流の解釈を加えてしまいましたけど・・・)
そしてここで、完全に心をつかまれました(笑
なかなか言葉で伝え切れなくて、申し訳なく思うんですが、実際に感情移入させながら読むと、本当に涙が止まらなくなります。感想書くために、読み直したときも、やっぱり泣きました。
それから、作品の他の魅力についても、さっくりと述べておきます。
まずは、リアリティ路線のサッカー描写。
そんな都合よくはいかないのではっていう、部分はあるのですが、
ベースとなるロジックの部分はしっかりしてると思いますし、それ以上に、何かが起こるというワクワク感の方が強いので、私はこれでいいと思います。サッカー部分については、また、別の機会に触れたいです。
もうひとつは、ツジトモ先生の作画。
達海の天然なキャラクターとともに、作品を読みやすくしているのに、大きく貢献してると思います。元々の『U-31』からの読者としては、最初戸惑いを感じましたけど、達海のキャラにすごく合った、ポップな絵柄で、いいと思います。また、2巻の予告も、よくありがちな、ダイジェストシーンを機械的に貼ってつけたものではなく、ツジトモ先生のすごく丁寧な手描き感があって、私は気に入ってます。
とまぁ、そんな感じで、作品の魅力について、すべてを書ききることはできませんでしたが、それらについては、まった追ってブログの中で書いていければなと思います。
この作品の魅力は、1話にひと通り込められているので(あれだけを読み切りにしても十分いけると思う)、できれば、モーニングのホームページの方で試し読みとかできればいいんですけど(さりげに主張しておきますw)、残念ながらそれはできないので、この記事を読んで興味を持ってもらえたなら、まずは、モーニングの連載の方でチェックし見てください。
■ 掲載
週刊モーニング2007年6号~12号。
#01~#07、有里のエピソードの回まで収録。
■ おまけ
それと、参考までに綱本将也先生原作の過去作の比較について。
文章中に上手く組み込めなかったので、おまけとして、本文からは分けておきます。
暑っ苦しいほどの、生々しさのある人間ドラマという方向性が、『U-31』【amazonで見る】。
その暑っ苦しさや吉原基貴先生の作画(作品にはすごく合ってて私は好きなんですが)は、少々とっつきにくく、コミックの売り上げ自体は良くても、雑誌のアンケートは悪く、最後は打ち切りとなったそうです。
そして、熱血的な少年マンガ的な味付けがされているのが、『Goal Den Age』【amazonで見る】。
序盤は、すごく好きなのですが、その後はキャラクターの成長が加速的に進んでしまって、自分の読みたい方向性に進んでくれなかったのが残念だった作品でした。
どちらも、綱本先生の原作らしさというのは出てますので、興味のある方は読んでみては?
タグ : GIANT-KILLNG
『風飛び一斗』は終わる・・・??
2007.05.05 16:40
現在月刊少年ジャンプで連載中の、『風飛び一斗』ですが、すでに2007年7月号をもって、月刊少年ジャンプ休刊が決まっているということで、その動向が気になっている方もいると思います。
そこで、本誌の方をチェックしてきたのですが・・・
結論からいうと、連載は続かないっぽい感じがするのですが、どうなるんでしょうかね?
(参照:月刊少年ジャンプ休刊のお知らせ)
私自身は、自分の嗜好とは合わないので、スルーしてきた作品だったのですが、おそらくサッカーマンガ歴ナンバーワンを誇るであろう、長期連載作品が、終了してしまうことは、非常に残念に思います。
って、いやいや、まだ終わるとはっきりとした情報があるわけではないので、正式な発表を待つとしましょう。 何か情報があれば、またこちらでも取り上げたいと思います。
タグ : 風飛び一斗
管理人よりお詫びとアンケートについて
2007.05.02 01:08
このブログの、作品のファンに対する配慮の足りない記事によって、不快な思いをさせてしまったすべての皆様に、深く謝罪いたします。
今後につきましては、言動には最大限に配慮しつつ、自分なりサッカーマンガへの想いなどを書いていきたいと思っていますが、それを踏まえて・・・
このブログの今後の更新スタイルについて、ここに訪問してくれる方の客観的な考えが知りたいので、アンケートにご協力願います。
その下にある、"現在連載中の好きなサッカーマンガについて"などは、個人的な興味なので、無視していただいても結構です。
今回の件についての反省と、今一度自分がブログを始めた原点を見つめなおすため、更新を3日ほどお休みします。
このたびは、あれこれご迷惑おかけして、本当に申し訳ありませんでした。
もしよろしければ、これからも当ブログをよろしくお願いいたします。
再開後は、放置にしてしまっている『GIANT KILLING』の記事を掲載予定です。