『キャプテン翼 GOLDEN-23 6』 / 高橋陽一
2007.04.30 11:10
これまで『キャプテン翼 GOALDEN-23』については、立ち読みだけですませ、コミックの購入はスルーしてきたのですが、今後は新刊コミックはすべて購入することにしました(これも私の意地みたいなものですw)。
ということで、キャプツバシリーズは、初めて自分で買いました(笑
今回のところで、私の印象に残ったのは、岬くんのエピソードですね。
"おまえはフィールドの"芸術家(アーティスト)"であっても "戦士(ファイター)"ではないからだ"
という、対戦相手のナイジェリアU-22代表のオチャド(この2人にはちょっとした因縁がある)の言葉をきっかけに、岬くんがファイター化していってしまうという、この展開に、なんだかなぁと・・・。
時と場合によることではあるのですが、どんなときでも己のスタイルを信じて貫き通すことに美学を感じる私からすれば、ちょっと疑問。岬くんには、ちゃんと個性が備わっているんだし、そうさせる必要性も感じません。
若島津のFWについてもそうなんですけど、安易に今までのイメージを崩してるだけに見えてしまうんですよね。
そして、相変わらずの、大ゴマ連発に遅すぎるストーリー展開。
結局は、"翼くんマンセー"で終わってしまうのだから、あまり余計なキャラクターやエピソードも不要なんじゃないかと思います。
何を描きたいんだかよく分からない状態になってしまってますね(^^; やっぱり、ギャグマンガとしてしか、読めないです(爆
陽一先生は、今後どのようにして、オリンピックまでつなげていく気なんでしょう?
今さらながら、作品の存在意義が微妙だなぁ・・・。
■ 掲載
週刊ヤングジャンプ2006年48号~2007年5・6合併号
GOAL48~57、U-22ナイジェリア戦の後半部分~バルセロナvsバレンシアの序盤まで掲載。
タグ : キャプテン翼GOLDEN-23
『エリアの騎士 5』 / 原作:伊賀大晃 漫画:月山可也
2007.04.30 00:19
『ケッタ・ゴール!』は続いていた!
2007.04.27 23:44
久々に、かわせひろし先生のブログを覗いてみたら、昨年連載が終了した『ケッタ・ゴール!』の続きが、ウェブマンガで掲載されていて、びっくりしました。
下書き風で描かれてはいますが、『ケッタ・ゴール!』の作品性は十分伝わると思いますので、興味のある方は、下記のURLよりどうぞ。
参照:かわせ先生のウェブマンガのページ小さな幸せ研究所
今日のところは、時間的の都合もあって、内容には触れませんが、 リアリティの範囲内でサッカーの魅力を描こうとする、『ケッタ・ゴール!』を、私は応援しています。
この作品のサッカーに対するスタンスには、すごく好感を持っているのですが、残念なのは、児童向けのマンガってことですかね(^^;
そうなると、やはり、児童向けというのを意識した部分も描かなくてはならないわけで、願わくば、高校年代以上のサッカーマンガを読んでみたいんですが、それは無理なのかなぁ。
タグ : ケッタ・ゴール!
今週の連載雑感(2007/04/23~04/29)(2)
2007.04.26 20:53
『スーパーさぶっ!!劇場 4』 / 村山文夫
2007.04.24 22:51
気が付けば、この『スーパさぶっ!!劇場』も4巻目になりました。
4巻の最後が、前田雅文のJリーグ通算1万ゴールのネタなので、だいたい2005年5月あたりまでの掲載分になりますね(できれば、コミックに掲載範囲を載せていただけるありがたいのですが)。
毎回恒例となっている、カバーめくったところに描かれているイラストは、競馬で外し飲んだくれたオーウェンとなっています。
ギャグの方は、いつも通り安定して面白いです。
特に、ジーコを皮肉ったネタとか最高です(笑
けど、人気の高いジーコ侍は、4巻ではなく5巻掲載分になるかと思います。
熟成前のフタガワとか、イラストにもされたオーウェンのギャンブルネタとか(実際問題、なんでオーウェンは十分お金稼いでるのにギャンブルに走るのか理解できないw)、ルーニーの小学生キャラ化はまだされてなかったんだったけなぁとか、レッズファン的にはアルパイがなつかすぃとか(笑
まぁ、とにかく、楽しいネタが満載。
それから、これも、毎回恒例となっている、村山文夫先生の観戦記は、2節の三ツ沢での横浜ダービーです。
観戦記も、毎回面白いです。
個人的に、一番笑ったのは、この日出場停止だった鈴木師匠のファッションでしょうか。これ、素で吹きましたよ(笑
観戦記の最後は、ハヤノ監督にちなんで、さむ~いギャグで締めてました。
あとは、興味があったらご自身で買って読んでみてください。 私たちが、選手に対して描いているイメージを、的確に捉えてキャラクター化してネタに昇華させるセンスは、毎度のことながら脱帽させられます。
タグ : スーパーさぶっ!!劇場
『GIANT KILLING 1』 / 原作:綱本将也 漫画:ツジトモ
2007.04.24 00:44
当ブログの一押し作品、『GIANT KILLING』のコミックが発売になりました。
今日は、詳細な感想は書けませんが、昨日の予告通り、初版本限定という、ステッカーの画像を掲載しておきます。ここまでの、連載の雑感は、『GIANT KILLING』のタグをつけた記事を読んでいただければ、だいたい私がどんな印象を抱いているのかが、解かっていただけると思います。一番古い記事からさかのぼって読んでください。
ETUのエンブレムのステッカーが、巻末に貼り込んでありまして、出来の方はどうなのかと言われれば・・・、まぁ、こんなものかなって感じで(^^; 個人的には、もうちょっとフォントに凝ってほしかったように思います。
それよりも、コミック買って残念に思ったのが、1話目のカラーページがモノクロだったことですね。価格が570円とちょっと高めだったので、てっきり私は、カラーページ付きだと思っていました(^^;
リアリティ路線のサッカー描写(ご都合主義的部分はどうしてもありますが )、クラブチームに対する愛情、フットボールの深い、熱いところを描きつつも、主人公の天然ぶりやツジトモ先生の手描き風のポップな絵柄が、それ一辺倒にさせず、いい感じに、ライトな層にも読みやすい作品になっています。
感想の方は、また後日追記しておきます。
■ 掲載
週刊モーニング2007年6号~12号。
有里のエピソードの回まで収録。
タグ : GIANT-KILLNG
雑記
2007.04.22 23:26
いやぁ、ここのところ忙しかったせいか、『エリアの騎士』とか『キャプテン翼 GOLDEN-23』の単行本(それだけじゃない、実際に他に買おうと思ってたマンガも含めて)の発売日を素で忘れておりました( ̄▽ ̄;)
明日の仕事帰りに、『GIANT KILLING』とともに、一緒に購入してきます。前者たちの感想とか書くのは、ゴールデンウィークに入ってからになりそうですが、さっくりとでも、雑感程度には書きますので、気長に待っててくださいね(^^;
いよいよ、『GIANT KILLING』のコミックが発売になるのですが、さきほどamazonのページを見てきて、初版本にはETU特製ステッカーがつくことを知りました(モーニングのサイトにそんなこと書いてありましたっけ?)。
明日中に、コミックを改めて読んでの感想の記事をアップすることはできないと思うのですが、とりあえず、ステッカーの写真ぐらいは、掲載してみようかと思ってます。たぶん、私が写真をアップする前に、みなさんはすでにステッカーを手にしていることと思いますけどね?(爆
『すみれSEPTEMBERΦ 1』 / なかはら桃太
2007.04.22 23:06
表記は微妙に違えど、『あかねSAL★』のなかはら・ももた先生の過去作で、タイトル名は、"すみれ・せぷてんばー・らぶ"読みます。ん? どっかで聞いたことのあるよーな名前ですね。
一応、サッカーマンガではあるのですが・・・
まぁ、その、ぶっちゃけた話、『ホイッスル!』というよりか、『ホモッスル!』的展開の方が主体と言うべき作品なのであります(苦笑
なかはら先生は、
"ボウイズ的にはあまり燃えなさげで申し訳ない!"
とコメントしてらっしゃるんですけど・・・
まぁ確かにですね、強烈な『ホモッスル!』本で読まされたことのある身からすれば、
"まだこれぐらいなら大丈夫"
と笑いとばせますが、やっぱり、そーゆーものの免疫がない、健全な少年が読めば、結構きっついものがあると思いますよ?(笑
とはいえ、(私とは違った方向を向いていますが)サカオタな、なかはら先生の描く作品だけあって、作画部分はあれですが(そのあたりも、先生自身がコメントされてます)、テキスト部分は違和感なく(サッカーの理解度の低い原作者だとすごく違和感ある)、ちょっとした小ネタも散りばめられていて、(すでにご存知の方も多いとは思いますが)なかはら先生のサッカーへの愛情というのは、感じることができると思います。
私の価値観からして、薄っぺらい知識でうんちくを語る(名目上は)本格的サッカーマンガと、作品のテーマはサッカーではないけどごく一部にでも作者の深いサッカー愛を感じられる作品とでは、後者の方に好感を持つタイプなので、"もうちょっと、サッカーさせてくださいよ~"とは思いますけど、この作品は、わりと普通に読んでます。
そりゃ、男同士がキスするシーンとか見たかないけどさ( ̄▽ ̄;)
うちのブログを定期的に訪問してくださる方には、たぶん、受け入れがたいとは思いますが、たまには違った方向性のサッカーマンガを読んでみるのも、悪くはないかもしれないですよ?
あ、でも、読むのは自己責任でお願いしますね(笑
後付け的で申し訳ないのですが、ストーリーについて一切書かなかったので、裏表紙のあらすじを書いておきます。
"日本最強のストライカー三宅良に憧れる新人サッカー選手の菫(すみれ)。 夢はいつか良と一緒にプレーする事。だけど突然、日本代表の選手に抜擢されてしまって!? "
そのうち、2巻も読んでみたいと思ってますので、そのときにまた記事にしたいと思います。
■ 掲載
GUST2000年7月号~10月号
別冊はなとゆめ増刊はなぞう1997年12月20号
今週の連載雑感(2007/04/16~04/22)(2)
2007.04.19 23:51
2007年5月発売予定のサッカーマンガ
2007.04.17 20:53
■ 5月2日発売
『風飛び一斗 25』 / 門馬もとき
【amazonで見る】
【bk1で見る】
■ 5月14日発売
『ホイッスル! 3(集英社リミックス)』 / 樋口大介
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■ 5月18日発売
『GOLDEN★AGE 4』 / 寒川一之
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■ 5月28日発売
『ホイッスル! 4(集英社リミックス)』 / 樋口大介
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■ 5月30日発売
『やんちゃぼ 3(完結)』 / 高田靖彦
【amazonで見る】
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『ホイッスル!』以外の、新刊コミックは、すべて購入する予定です。
『やんちゃぼ』は、連載の最終回で、コミック発売の告知がなかったから、もしかしたら発売されないのかな~なんて思っていましたが、無事発売されるようです(笑
『オーレ! 2』 / 能田達規
2007.04.15 20:29
市役所で勤務していた主人公・中島順治が、架空のプロサッカーチーム・上総オーレに、ドイツ語通訳兼アドバイザーとして出向するという、珍しいタイプのサッカーマンガ『オーレ!』の2巻です。
ドイツ人DFレネ・ヴォルフガングの通訳を通じて、サッカーの魅力を、オーレのフロントの一員として、N2(J2に相当)リーグ下位の貧乏チームの過酷な現実を知るにつれて、少しずつオーレに対する愛着というか、感情を強めていき、チームのために本気で動く中島の姿が見所だと思います。
作中の、とあるシーンの中島のセリフ。
ちょっと長いですが、引用させてもらいます。
みんななんのために上総でプロサッカーをやってるんだ?
他に行くところがないからか?
プロでいたいからか?
個人成績を上げて年棒増やすためか?
違う!!
そんなことのために上総市にクラブがあるんじゃない
あんたたちプロは上総市を幸せにするためにサッカーをやるべきじゃないのか!?
だったら試合前日にでも何でも市民を幸せにするために働いたらどうなんだ !?
サイン会やサッカー教室だって立派なプロの仕事じゃないか!!
もう、すごい熱の入りようです。
私は、この中島の言葉に素直に感動しました。確かに感動しました。
・・・なんだけど、市役所からオーレに来て、たった数ヶ月の人間の発言と考えてしまうと、少々軽いというか、説得力に欠けるのもまた事実な気がします。
"たった数ヶ月しかチームを知らないお前なんかに言われたかない"
って、反発があっても、不思議はないですし。
中島の本気は、十分理解できるんですけどね。
これが、『GIANT KILLING』の村越が言うんだったら、そのセリフの重さ・深さがまた違ってくるのでしょうが・・・。
中島は、実行力があり(市役所で市民の声を聞きます課にいたときは、自分の本来やりたいことができずに腐っていたのでしょう)、すごく優秀な男だと思いますが、マンガの主人公としては、読む者を感情移入させるような魅力に、いまいち欠けるのかなぁ、なんて私は思いました。別に、嫌いって訳では全然ないんですけどね。けど、この男に対しては、どこか熱くなりきれない何かが自分の中にあります。
それから、(トップチームと比べて)プロとは思えないような、華やかなさからは程遠い、N2リーグの降格争い圏内の、資金難にあえぐクラブチームの現実は、改めて見て、痛々しさを感じてしまいますね・・・。
能田先生の過去作『オレンジ』にもありましたけど、上総から鳥栖までバスで15時間もの長距離移動(これ、長距離バスに乗ったことある方なら分かりますよね?)、ホペイロや栄養士など必要であるべき人員さえも不足している現実、めちゃくちゃ汚い選手寮など(これは、選手たち個人の問題な気もするけどw)。
だけれど、強いだとか面白いサッカーをするとかが理由じゃない、弱かろうが貧乏だろうが、クラブチームを本気で愛してやまない人々の存在、N2残留をかけて選手・フロント・サポーターたちが、それぞれの想いでもって戦っていく姿は、Jリーグのサポーター層だけではなく、むしろ、レベルが低いからとかって理由だけで国内リーグに目を向けすらしない方々に、ぜひとも読んでほしいです。
サッカーという競技そのものの魅力を描く要素はほとんどないですが、ひとつの弱小クラブチームをめぐるそれぞれの想いは、よく伝わってくる作品だと思います。
できることなら、中島がクラブに愛着を持つようになっていく過程は、もっとじっくりと描いてほしかったですけどね~(^^;
タグ : オーレ!
『サッカーキング 1』 / 忍野慶殊
2007.04.10 00:10
予告通り、先日購入した、『サッカーキング』の感想です。
『オーレ!』2巻の感想については、もうしばらくお待ちください。
万年1回戦負けという月峰中学のサッカー部に所属している主人公・加藤志哉が、練習試合に負けたら、部全員 退部という危機を乗り越え、必殺シュートを武器に、勝利を目指して奮闘していく・・・みたいな感じのお話です。
"必殺シュート"という言葉があるように、 まったくもってサッカーのリアリティを求める作品ではありません。
その"必殺シュート"も、『キャプテン翼』をはじめとした、ズバ抜けた身体能力を生かした"ありえねぇ・・・"的なトンデモプレー というものではなく、ギャグマンガ的なアイデア勝負という路線で、イメージ的には、『シャンペン・シャワー』の"秘技"の方が 近いのかなって思います。
正直、マンガとしては、私の感性には合わない、作画も、表紙のイラストはいいですが(いかにも、サンデーっぽいって印象はしますが) 、中身はスポーツマンガと見ると、ちょっと・・・という感じで、自分の読みたいサッカーマンガ像からは、 外れてしまっています。
ですが、"必殺シュート"は、ギャグで終わってしまうところもありますけど、ときに、重要なゴールになることもあり(笑)、 "必殺シュート"のアイデアの部分のギャグを素直に楽しめる(楽しめそう)ならば、 読んでみてもいいかもというのが、個人的な感想です。
参考までに、その"必殺シュート"について、いくつかあげてみたいと思います。
まずは、最初に登場したのが、審判にシュートをぶつけ、その跳ね返りをそのままゴールに押し込むという、
"ジャッジメントストライク(審判の雷)"(シュート後一発レッドで退場)
次に、シュートを空振りしたと見せかけておいて、敵のタイミングを狂わせ、その反動から、その名のごとく、かかとおとしをかましてシュートを打つという、
"ネリチャギ(かかとおとし)シュート"(見事に決まり決勝点に、だけどその後見破られる)
それから、ボールを高く蹴り上げて、そこから天然記念物のイヌワシを口笛で呼んで、シュートを決めさせるという、
"イーグルショットにーゼロいちゼロッ"(反則w)
など、他にも"必殺シュート"は出てきます。
そこは、読んでみたい人のお楽しみってことで(笑
なお、作品は、1巻では完結しておらず、裏表紙の裏側のカバー部分には、予告があるのですが、そこには・・・
"この1巻が売れないと、2巻は出ないらしーいよ"
と、主人公が言っているのですが・・・
1巻が発売してから、すでに、5年が経過してるのですが・・・
つまりは、そういうことみたいです( ̄▽ ̄;)
雑記
2007.04.06 23:20
『うわさの翠くん!!』という、男子校のサッカー部を舞台にした少女マンガがある・・・ということを教えていただき、さっそく、1巻を購入してきて読んでみたわけなのですが・・・
これは、サッカーマンガに入れていいのかなぁ?
という内容でして、連載リストに入れるべきかどうか、迷ってます。
確かに、趣味も特技も好きな言葉もサッカーで、スタミナもパワーもテクニックも男勝りの女の子で(でも、見た目はかわいい)、(女の子だけど)男子校のサッカー部に入部して話は進んでいくのだけど、肝心のサッカーについて語るべきところがほとんどなかったんですよねぇ。
もしかしたら、2巻以降、展開が変わるかもしれないので、とりあえず保留扱いにしておきます。今のところ、感想を書くつもりはないので、興味のある方は、amazonのページのカスタマレビューを参照にしてみてください。
作品は、売れてるようです。
私は、少女マンガのことはさっぱーり分からないのですが、イマドキの少女マンガは、結構エロい描写とかあるものなのでしょうか?( ̄▽ ̄;)
※※※
それと、『サッカーキング』【amazonで見る】という作品も、古本屋でたまたま見つけたので、購入してきました。
こちらは、まだ読んでませんが、雑感ぐらいは後日書きたいと思います。