その他の好きなサッカーマンガ
2006.12.11 00:36
トップ10以外の、好きなサッカーマンガを挙げてみたいと思います。 とりあえず、現在進行形の作品は除外してます。
作品全体としては、必ずしも"好き"とは言い切れないものもありますが、ある一部分でも、自分の琴線に触れる"何か"があったものを取り上げました。
『俺たちのフィールド』 / 村枝賢一
知名度、人気の高い作品ですね。
とにかく、熱血的な男と男の戦いという感じで、Jリーグ昇格やワールドカップ予選を目指して戦ってく"熱さ"というのは、すごく好きなのですが、サッカー描写にリアリティがなく、それが"サッカーマンガ"として私が支持しきれない要因です。逆にサッカー描写がもっと自分の好みに近ければ、トップ3には間違いなくは入ります(笑
『シャンペン・シャワー』 / かわみなみ
秘技と呼ばれるトンデモプレーの数々や、独特の奇想天外なギャグの世界はさ~っぱり理解できないのですが(笑)、リアルサッカーのエッセンスもちゃんとあったりして、"名作"なんだか"迷作"なんだかよく分かりません(爆)。作者のサッカーに対する理解度は高く、文庫版だと3巻に収録されている、メキシコワールドカップの観戦記は読む価値あり。
『ビバサッカー ナカタでポン』 / 中本哲哉
何気に似てる絵柄と、毒のある独特の雰囲気の持つ4コママンガ。 ネタ的に結構きわどいものがあったりして(スーパー○ッカーの前のアシスタントのネタとか・・・)、笑っていいんだか悪いんだか・・・。 中本先生は、私の中では村山文夫先生と並ぶ4コマサッカーマンガ界の巨匠ですね(笑
『キャプテンどんかべ』 / 大石普人
イロモノ系のキャラたちばかり(ひとりを除く)の弱小サッカー部の物語。惨めでダサくて泥にまみれても、必死にボールを追いまわす主人公が私は好きでした。連載は終わりましたが、単行本の最終巻が来年1月に出るので、そのときにまたいろいろ書きたいと思います。
『ケッタ・ゴール』 / かわせひろし
『フットブルース』 / 能田達規
現在『オーレ!』を連載してる能田達規先生の作品。1話の主人公が初めてのサッカー観戦で、サッカー魅力に引き込まれ感動して涙を流すシーンがすごく好き。それ以外は普通のサッカー(というか、やっていたのはフットサル)マンガなのですが、人気がなかったのか、わずか23回で打ち切られてしまい、単行本も2巻が発売されないままで・・・現在に至ります( ̄▽ ̄;)
『ササメケ』 / ゴツボ×リュウジ
"脱力系サッカー風味青春グラフィティ"ということで、一応サッカーはしてるけど、サッカーマンガにあらずみたいな・・・(笑)。シリアスな作品を基本的に好む私ですが、シリアスなものばっかり読んでいると、たまにはこういう力を抜いて気楽に読めるが読みたくなるという、"甘いものを食べてると塩辛いものがほしくなる"という、そんな関係に近いのかも(笑
『ササナキ』 / ゴツボ×リュウジ
『ホイッスル』 / 樋口大輔
"努力"・"友情"・"勝利"という少年マンガの法則に忠実に描かれたサッカーマンガ。とある理由から、毛嫌いされる(サッカーマンガ扱いされてない)ところもあったりしますが、決して悪い作品ではないと思う。少々物足りなさを感じますが。
『シュート!』 / 大島司
サッカー描写については論外なんですが(爆)、当時、まだ私がサッカーについてそれほど深く理解してなかった頃から読んでいて、そのときは普通に面白いと思って読んでました。久保さんが、伝説の11人抜きをしたシーン、最後キーパーをかわすところ、見開きで"そして伝説が生まれた"ってそこは、今読んで鳥肌立つぐらい最高だったなぁ。うん、あの頃はよかった(笑)
ちなみに、『エリアの騎士』の原作者である伊賀大晃先生が、この作品の編集担当だったらしいです。まぁ、読めばなんとなく通じるものはありますね(寒いギャグとかサッカーへの理解度とか)。
『F.C.ジンガ』 / とだ勝之
児童向け風味の作品。たとえ、サッカーが下手だって"とにかくサッカーを楽しもうぜ!!"という精神が好きですね。あまり、サッカー的なところには期待すべきではないのですが、サッカーが下手でも好きなんだって方に、お薦めしてみたいです。
『さくら!咲きますッ』 / 麻生いずみ
女子サッカーものです。ひょんなことがきっかけで、サッカーの魅力に触れた主人公が、プロ選手にまで上り詰めていく作品。主人公のひたむきさが好きです。"浦和レッドスターズ"とか"浦和ペガサス"などモデルは分かる人には分かるかと(笑