今週の『GIANT KILLING』#215
2011.07.11 21:03
週をまたいでしまいましたが、なんとか次のジャイキリの日が来る前に更新できました。
すいません、現状では、これが精一杯です。
その代わりというわけではないですが、全選手の試合出場リストを、山形戦終了現在のものにアップデートしておきました。ファイルサイズの都合上、画質を落としているため、少々見づらくなっていてごめんなさい。
あとは、できれば、以前にやった全選手たちの紹介記事もアップデートしたいなーと思うんですが・・・、できるように頑張ります。
…
ジャイキリシートの8月分の募集要項が、モーニング誌上に掲載されています。
締め切りは、今週の金曜中となっていますので、応募予定のある方はお忘れなく。 (参考リンク:《ジャイアントキリングシート2011》、8月開催分の募集がスタート!)
リーグ戦第21節、川崎フロンティア戦当日を迎えたETU。
村越のベンチ外宣言、大江戸通運副社長の視察など、川崎戦でも様々なドラマを見せてくれそうですが、今週はどんな物語を見せてくれますでしょうか?
・・・
ETUゴール裏のスコアボードを映し始まっていく今週のジャイキリ。
まずは、対戦相手である、川崎フロンティアのロッカールームでのシーンに場面が切り替わっていきます。
試合直前のミーティングを行っている川崎フロンティア。
戦術ボードの前で、ネルソンが念入りに試合の注意事項について話をしています。
その中でも、キャプテンの村越がベンチ外、堀田も出場停止ということで、この試合先発出場する殿山について話すネルソン。
ネルソンは、殿山について、迫力こそないけど、要注意のプレーヤーであることを伝えようとしたかと思われますが・・・、それも、久々登場でも変わらずに暑苦しい男・八谷が話に割り込んできたことにより、話は違った方向に。
八谷は、相変わらずやかましく、カン・チャンスも相変わらず周囲に質問攻めをしていますが、前回と変わってしまっていたのが現日本代表生GKである星野。
前回対戦時は、ネルソンに対して反発心を抱いていた星野でしたが、今回は、なぜだかネルソンを慕う態度を見せています。・・・自信満々の様子なのは、変わりないようですが。
その件について、ネルソンの心の声によると、どうやら、一度星野のことを誉めたら、急に態度が丸くなってしまったのだそうです。
ネルソンは、そのやり方が正しいとは思っていないようですが、彼については面倒だという本音もあり、このままでいいと考えているのでしあ。
まぁ、そんなこんなで、調子乗りの集まりで、にぎやかなロッカールームの様子は、今回も変わらずといった感じといった中、ミーティングを締めにかかるネルソン。
「調子の乗るとミスしがちよ
でももっと良くないのはミスを恐れてつまらないプレーをすることね
我々は東京Vや大阪のように
ミスの少ない美しいフットボールではないけれど…
我々が今シーズンも好調を維持していられるのは
君たちのミスを恐れないチャレンジ精神の賜物よ
ミスより多くのいいプレーをする
仲間のミスは自分が挽回する
この試合でもいつも通り川崎のフットボールでETUを蹴散らすまでよ」
そう言って、選手を試合へと送り出すネルソン。
八谷もいつもながらに、十分すぎるほどの気合いを見せます。
そんな八谷は、今回も村越が欠場になるということで、ETUのキャプテンマークを巻くのは椿と考えているようです。
そして、もう一度あいつに苦渋を味わわせてやる、そんな気持ちのもと、試合へと向かって行っていました。
・・・
場面は代わり、今度は、ETUのロッカールームの様子。
作画の都合によって誰かは分からないけど、左腕にキャプテンマークを巻く選手の様子が描かれています。
そんなキャプテンマークを描かれた選手の様子を見て・・・
椿を始めとして(!)、誰もが納得し歓迎されているといった空気が流れるETUのロッカールーム内。
その正体は、いつも冷静にETUの最終ラインを束ねている、杉江でした。
杉江がゲームキャプテンを務めるということに、異論がないかどうかを尋ねる達海。
その言葉に、改めて、誰もが納得で不満は何もないといった態度を示す選手たち。
それでも、達海は、これまで何度もキャプテンマークを巻きたがっていた黒田に、追い打ちをかけるよう尋ねますが、さすがの黒田も杉江のキャプテンには文句はないようです。
そして、“陰キャプテン”とか、“黒豹”とか、過去のことで先輩選手たちにいじられる黒田。
それはさておき、達海としては、この試合、緑川、村越、堀田といった、後ろのポジションで経験のある選手たちがいないということで、守備の部分でしっかりとリーダーシップを取ってほしいということで、杉江をキャプテンに任命したようです。
「とはいえコーチングはお前の仕事だぞ佐野
お前がキャプテンのつもりでどんどん指示出せよ」
と、さっそくキャプテンらしく、言葉をかける杉江。
その様子に、達海も納得しています。
そして・・・
「おーしいいかー?
言うまでもなく川崎は攻撃大好きチーム
最初(ハナ)っからガシガシ仕掛けてくんぞ
おまけにあいつら若いの多くて単純なせいか…
先制したゲームは大抵モノにしてる 前回のウチとの対戦もそう
要するに先制されて調子に乗せんなってことだ
まずは守備から! その意識を忘れんな」
と、選手たちに言葉をかける達海。
「おーっし まぁ行ってみっかー
守備の面ではちょいと不安の残る面子だけどさ
お前らだったらミスしても取り返せるでしょ」
最後に笑顔でそう締めて、達海は、選手たちをピッチに送り出していました。
・・・
場面は変わり、ETUのゴール裏。
ユナイテッド・スカルズのリーダー・羽田は、前回対戦時のリベンジの意味も込めて、メンバーたちにいつも以上の気合いを込めて、言葉をかけていました。
そんな様子を見つめていたのは、子どもたちのサポーターグループ、TEAM OKKOのメンバーたち。どうやら、テッタの姿だけが、なぜか見えないようです。
気合いの入っているスカルズたちの姿に、コータは、東京ダービーで怖いめに遭ってしまった山さんの息子・マーちゃんのことが気にかかっていました。
そのマーちゃんは、特に気にしてる様子はなさそうでしたが、それも、少し離れたところに見えるパッカくんの姿が気になっていたため?
そのパッカくんは、お約束通りというべきか、女の子たちとばかり握手していました。
しかし、そんなパッカくんも、ちびっ子には優しいところを見せ、マーちゃんに対しては、しっかりと握手に応じます。
・・・コータたちの握手には、スィーッっと通り過ぎ、まったく応じる気配すら見せませんでしたが。
そんなパッカくんでしたが、ある地点まで歩くと、歩みを止め、自ら手を差し出すところを見せていました。
そのパッカくんの差し出した右手の先にいたのは、なんとコータが密かに思いを寄せるキョーコちゃん。
キョーコちゃんは、パッカくんとの握手に感激している様子。
そして、思わぬキョーコちゃんの登場に、コータも驚き。
先程、テッタの姿が見えなかったのは、キョーコちゃんたち女子を迎えに行っていたため。そんな女子組は、山さんがいるからということで、夜のスタジアム観戦に来ることが出来たとのこと。
キョーコちゃんがやって来たとはいえ、まだ一度の言葉を交わしていないコータですが、彼のテンションは限りなく上昇傾向にありそうです。
・・・
さらに場面は変わり、そこには、予定通り試合の視察に訪れた、大江戸通運副社長・朝倉秀和氏の姿がありました。
相手は、強豪の川崎フロンティア。
しかし、後藤は、こういう時こそ、ウチはいいサッカーをしていますよとの言葉をかけます。
「いいサッカーがどういうことを指すのかわからんが…
それは…
自分の肌で感じろ… そいういうことだったな」
そう言って、ピッチ内を見つめる副社長。
そうしてところに、両チームの選手たちが、エスコートキッズを連れて入場し始め・・・といったところで、今週はここまでとなります。この続きは、また次週!
■ 私的雑感
今週は、川崎戦のキックオフ直前の様子までが描かれていきました。
川崎フロンティアは・・・、相も変わらずといったようで(笑
八谷もチャンスも本当変わらんなー。
けど、星野は、元々の性格的な部分は変わらないけど、ネルソンに対する態度は、あまりに変わっていて吹いてしまいましたよ。
試合を戦っていく中で、星野が変わっていく様子を見たかった気もしますが、これはこれで面白いからいいのかもしれない(笑
これが正しいやり方かどうかは、私には分からないけど、星野に対してはこれでいいような気がします。
ただ、星野とドリさんの、お互いを意識した再戦というのは、見てみたかったですね。前回対戦時、ドリさん側にも対抗心みたいなものが感じられる描写もありましたから。
あと、ツジトモ先生のこれは絵柄の変化といった要素なのでしょうが、ネルソンさんは、前回対戦時よりも微妙にやつれた感じになったような気がします(笑
それこそ、調子乗りの強烈キャラにエネルギーを吸われてしまってるんじゃないかと思ってしまったほどです(笑
まぁ、それはさておき、メンバー的には、前回対戦時と特に変わりはなさそうですね。
チャレンジ精神を持ち、積極果敢に攻めてくる、若い選手たちを生かしたフットボールにも変わりはないようです。
と言っても、やはり、前回から成長している部分もあると思うので、その当時のことを思い返しながら、今回はどんな戦いになっていくのか、楽しみに見守っていきたいなと思います。
※
続いて、ETUのロッカールームでのお話について。
もう、スギのキャプテンマークの似合い具合が半端ないなと。
えぇ、私ももちろん、スギのゲームキャプテンに関して、なんら異論はありません。もう本当、なんでしょうね、このしっくりきすぎる、納得の安心感は(笑
まぁ、でも、心のどこかでは、あのお方のキャプテンマークを見たいなって気持ちがないわけじゃないんですが・・・、ほら、あのお方は、“陰キャプ”という、超重大任務がありますから!
それにしても、クロのいじられ方は、いつも私たちを笑わせてくれますね。
そんなみんなから愛されてているクロを見るのが、私は大好きなのです。
んで、この試合のメンバーについてですが、守備から入るとはいいつつも、基本はチャレンジングな攻撃サッカーを仕掛ける川崎に合わせた構成なのかなと感じました。
予想される布陣は・・・
-------堺--------
----------------
-世良----王子----宮野-
----------------
------椿--殿山-----
----------------
-清川--黒田--杉江--ガブ-
----------------
-------佐野-------
ベンチ:湯沢、亀井、ガミさん、タンさん、ザッキー、ナッツ(?)、上田
こんな感じかと思います。
ガブ&殿山君は初スタメン。
宮野は、12節千葉戦以来2度目のスタメン。
堺さんは、14節札幌戦以来のスタメンになるのかな?
堺さんのスタメンは、前回対戦時にゴールを決めたからなのかな。久々のスタメン出場に、今回もゴールを期待したいです。やっぱり、いかなるときにも、チームのためにプロフェッショナルな精神を持つ選手には個人的にも頑張ってほしいなぁと思います。
ザッキーやガブ君といったライバルの多い中で、久々にスタメン出場のチャンスを得た宮野にも頑張ってもらいたいし、前回お休みしたバッキーにも、休んだ分フル回転してもらいたいし、あとは、髪形を変えたキヨの活躍なんかにも期待してみたいです(笑
まぁ、とにかく、みんな頑張ってほしいです。
節操無いかもしれないけど、みんなそれぞれ好きだから、そうなってしまうのはしょうがないさ!
いずれにしても、今回も私たちの胸を熱くさせてくれるような戦いを見せてくれると信じて、試合を見守っていきたいです。。
※
あとは、サポーターたちの物語がどうなっていくのか。
スカルズも気合い十分だけど、キョーコちゃんがスタジアムにやって来たとあって、コータも気合い十分って感じになるでしょ~。
ここでコータが男を見せることができるか。
また違った意味で、興味ある試合になりそうです。
んで、大江戸通運の副社長さんは、この試合を見て何を感じ取ることができるのか。
案外こういう人の方が、いざハマってしまった時に、トコトンいってしまうようにも思うのですが、まずは、その段階へステップアップしていくためのきっかけを与えることが出来ますでしょうか。
これもまた、自分としては、サッカーが好きになってくれると信じるしかないのですが、もしそうなっていくとするなら、ツジトモ先生は副社長の心理の変化をどう描いていくのか、そういうプロセスを見ていくのが好きですし、まぁ、どうなるか分かりませんが、楽しみに見守っていきたいです。
※
さて、来週以降の展開についてですが・・・
試合は、キックオフされて、序盤はどのように展開されていくのか。
順当にいけば、川崎が攻めて、ETUがそれを受けるといった展開になりそうですが、まずは、様子を見ていくとしましょう。
タグ : GIANT-KILLING
コメント
コメントありがとうございます。
返信が遅れてしまって、すいません。
たとえ敗れても訴えかけられるものがあるとは思いますが、
やっぱり、すっきり勝って、ETUの魅力をアピールしたいところですよね。
バッキーは、あの頃よりもメンタル面で飛躍的な成長を見せているので、
試合で闘うという面においては、大丈夫だと思ってます。
スギは、個人的に、ETUで一番安心して見ていられる存在です。
最新号でも、さっそくそんなところを見せてくれていましたね。
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さてと、こちらの都合でコメントは一周休んだのですが…。お久しぶりです。
川崎戦は前回の苦い思い出もあり、しかも今回はスポンサー協力がかかっている試合。正直、本当にタイミング悪いなぁーと感じました。勝ってくれればいいのですが、負けたら…。
今度こそ椿は八谷に競りまかされずに行って欲しいです。前回は本当に心臓が悪くなりそうだったので(笑
スギさんの力量が試されている?と思います(佐野や殿山もですが)